【全米映画ランキング】「死霊館 エンフィールド事件」がV 「ウォークラフト」は2位デビュー
2016年6月15日 19:30

[映画.com ニュース] 3本の新作が上位を独占した先週末の全米ボックスオフィス。約4000万ドルのオープニング興収で首位デビューを果たしたのは、2013年にスマッシュヒットしたジェームズ・ワン監督のホラー「死霊館」の続編「死霊館 エンフィールド事件」だった。
アメリカでは有名な超常現象研究家エド&ロレイン・ウォーレン夫妻の事件録の一つを再び映画化した同作。第1作では1971年のハリスビルでの事件を描いたが、第2作では悪霊に取り憑かれたシングルマザー一家を助けるため、北ロンドン・エンフィールドに赴いた際のエピソードが描かれる。前作同様、批評家と観客の双方から広く支持され、早くも第3弾製作の話も出ている。主演は前作に引き続きベラ・ファーミガとパトリック・ウィルソン。共演にサイモン・マクバーニー、フランカ・ポテンテ。
約2440万ドルのOP興収で2位デビューとなったのは、「月に囚われた男」「ミッション: 8ミニッツ」のダンカン・ジョーンズ監督が人気ファンタジーゲームを映画化した超大作「ウォークラフト」。約1億6000万ドル超の巨費を投じた割に北米でのOP興収は寂しい数字となったが、北米以外では先行公開され大ヒットを記録。特に中国では1億5000万ドル強を稼ぎ出しており、全世界興収は3億ドル超に。興行的にはひとまず成功といえるが、批評家からは厳しいレビューが多く集まっている。出演はトラビス・フィメル、ポーラ・パットン、ベン・フォスター、ドミニク・クーパー、トビー・ケベルなど。
2位と僅差で3位デビューとなったのが2013年に公開された「グランド・イリュージョン」の続編「グランド・イリュージョン 見破られたトリック」。華麗なマジックで汚れた金を盗むイリュージョニスト集団「フォー・ホースメン」の活躍を描く物語の第2弾。今回はイリュージョンのトリックを見破ろうとする天才エンジニアが「フォー・ホースメン」の前に立ちはだかる。前作同様、ジェシー・アイゼンバーグ、ウッディ・ハレルソン、マーク・ラファロ、マイケル・ケイン、モーガン・フリーマンら豪華キャストが揃ったが、レビュー、興行ともにパッとしないスタートとなってしまった。敵役の天才エンジニアには「ハリー・ポッター」のダニエル・ラドクリフ。メガホンをとったのは「G.I.ジョー バック2リベンジ」のジョン・M・チュウ。
今週末は、ディズニー/ピクサーの大ヒットアニメ「ファインディング・ニモ」(2003)の続編「ファインディング・ドリー」に、ドウェイン・ジョンソン、ケビン・ハート共演によるアクション・コメディ「Central Intelligence」が公開となる。
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