マグダラのマリアの伝記映画 「英国王のスピーチ」チームが製作へ
2016年2月2日 17:03
[映画.com ニュース] 新約聖書中の福音書に登場する聖女、マグダラのマリアを主人公にした新作映画が製作されると米ハリウッド・レポーターが報じた。
「英国王のスピーチ」「SHAME シェイム」を手がけた英製作会社See-Saw Filmsと、米ユニバーサル・ピクチャーズが共同製作。ヘレン・エドムンドソンとフィリッパ・ゴスレットが執筆した脚本をもとに、ガース・デイビスがメガホンをとる。キャストは未定。
マグダラのマリアは、娼婦であったとか、イエス・キリストと結婚していたなどさまざまな説が唱えられる謎に満ちた人物。これまで、キリストやキリスト教を題材にした多くの映画に登場しているが、長編映画の主人公として描かれるのは初めてだという。
ともに物議を醸した作品として知られるマーティン・スコセッシ監督作「最後の誘惑」(1988)ではバーバラ・ハーシーが、メル・ギブソン監督作「パッション(2004)」ではモニカ・ベルッチがマグダラのマリアを演じていた。