【国内映画ランキング】「信長協奏曲」V2、「さらば あぶない刑事」2位、「ブラック・スキャンダル」は4位
2016年2月1日 20:02
[映画.com ニュース] 1月最後の週末、新作を抑えて小栗旬主演の「信長協奏曲(ノブナガコンツェルト)」が、2週連続首位を獲得した。週末2日間で動員46万1321人、興収6億0412万2100円をあげ、引き続き好調をキープ。9日間で累計動員130万人、興収17億円を突破した。鑑賞後の満足度が高く、口コミでも広がって、幅広い世代の動員が数字に表れているようだ。
新作では、人気テレビドラマの劇場版第7作「さらば あぶない刑事」が初登場2位。全国252スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員21万7273人、興収2億9119万1700円を記録した。約10年ぶりではあるが、主演キャストたちが公開に合わせてメディアに大量露出し、若い世代にもアピール。往年の「あぶ刑事」ファンを中心に動員し、最終興収は15億円以上が見込めるまずまずのスタートを切った。
ジョニー・デップが、実在の凶悪犯を怪演したクライムドラマ「ブラック・スキャンダル」は、全国265スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員8万6195人、興収1億1350万5000円を稼ぎ、初登場4位にランクインした。客層は男性が中心だが、デップや共演のベネディクト・カンバーバッチのファンと思われる女性層も足を運んでいる模様。デップ主演の前作「チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密」のオープニング興収比78.6%となっており、7億円あたりが最初の目安になる。
5位スタートを切ったのは、竹内結子と橋本愛が共演したホラー「残穢(ざんえ) 住んではいけない部屋」。全国221スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員8万2182人、興収1億1063万7600円の成績。これは最終興収13.1億円をあげた中村義洋監督の前作「予告犯」の興収比55.6%なので、興収6億円超が見込まれる出足となった。
なお、3位の「スター・ウォーズ フォースの覚醒」は前週動員比96%と好調で、累計興収100億円を突破。また、アニメ「ガールズ&パンツァー 劇場版」が19位から11位に再浮上し、公開71日目で累計動員70万人、興収は10億円を突破、2月20日から4DXでの上映も決定するなど、腰の強い興行を展開している。
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内容のあまりの過激さに世界各国で上映の際に多くのシーンがカット、ないしは上映そのものが禁止されるなど物議をかもしたセルビア製ゴアスリラー。元ポルノ男優のミロシュは、怪しげな大作ポルノ映画への出演を依頼され、高額なギャラにひかれて話を引き受ける。ある豪邸につれていかれ、そこに現れたビクミルと名乗る謎の男から「大金持ちのクライアントの嗜好を満たす芸術的なポルノ映画が撮りたい」と諭されたミロシュは、具体的な内容の説明も聞かぬうちに契約書にサインしてしまうが……。日本では2012年にノーカット版で劇場公開。2022年には4Kデジタルリマスター化&無修正の「4Kリマスター完全版」で公開。※本作品はHD画質での配信となります。予め、ご了承くださいませ。