【国内映画ランキング】「信長協奏曲」V、「ニンニンジャーVSトッキュウジャー」3位、「ザ・ウォーク」は8位
2016年1月25日 21:00
[映画.com ニュース] 1月23~24日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。小栗旬主演で石井あゆみ氏原作の人気コミックを実写化したテレビドラマの劇場版「信長協奏曲(ノブナガコンツェルト)」が、全国325スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員46万5956人、興収6億1598万8400円をたたき出し、初登場1位の大ヒットスタートを切った。これは興収24.5億円をあげた小栗主演の前作「ルパン三世」の興収比138.7%の成績。10代から60代まで幅広い層を動員しており、30億円以上の興収が期待できる幸先のいい出足となった。
年明けから3週連続1位をキープしていたディズニーの「スター・ウォーズ フォースの覚醒」は、週末2日間の成績が動員15万9769人、興収2億6327万8600円で2位に後退した。昨年、年明けから6週連続1位を記録したディズニーの「ベイマックス」(最終興収91.8億円)のようにはいかなかったが、すでに累計動員は616万人、興収は96億円を突破しており、100億円が目前と、引き続き好調をキープしている。
新作では、全国317スクリーンで公開された「手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー THE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド」が、オープニング2日間で動員10万5911人、興収1億0646万5700円をあげ、初登場3位の好スタートを切った。この成績は、昨年8月に「劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー」と2本立て上映された「手裏剣戦隊ニンニンジャー THE MOVIE 恐竜殿さまアッパレ忍法帖!」の興収比49.9%となっており、最終興収は6億円あたりが見込まれる。
ロバート・ゼメキス監督の3D映画「ザ・ウォーク」は、全国592スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員4万1986人、興収7146万1600円の初登場8位だった。米ニューヨークのワールドトレードセンターで、命がけの綱渡りを敢行した男の実話をゼメキス監督が3D映画化したが、映画のスケール感の割には少々物足りない出足となった。最終興収は5億円あたりか。
今週末は、「さらば あぶない刑事」「残穢(ざんえ) 住んではいけない部屋」「ブラック・スキャンダル」などが、どこまで上位に食い込んでくるか注目される。
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