【全米映画ランキング】「SW フォースの覚醒」がV4 レオ主演「レヴェナント」が2位に
2016年1月13日 21:30
[映画.com ニュース]先週末の全米ボックスオフィスは、記録的な大ヒットを続けている「スター・ウォーズ フォースの覚醒」が約4230万ドルの興収で首位を守り、V4を果たした。
先週6日に「アバター(2009)」の最終興収約7億6000万ドルを抜き、公開20日間で北米興収の記録更新を果たした「フォースの覚醒」。累計は8億ドルを超え、10億ドル超えが当面の目標となる。一方の全世界興収は、先週9日にようやく公開された中国での記録的なヒット(約5230万ドルのオープニング興収)などで累計約17億5120万ドルとなり歴代3位に。こちらは、1位の「アバター(2009)」(約27億8800万ドル)との差がまだ10億ドルもあり、記録更新をするとしても長い時間がかかりそうだ。
拡大公開で23位から2位に入ったのは、今年のゴールデングローブ賞でドラマ部門の作品賞、主演男優賞などを受賞した「レヴェナント 蘇えりし者」。1820年代の米中西部を舞台に、友人に裏切られたハンターの壮絶な復讐を描くサバイバル・ドラマで、昨年オスカーを受賞した「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督とレオナルド・ディカプリオが初タッグを組んだ。
ゴールデングローブ賞で3度目の主演男優賞を受賞したディカプリオは念願のオスカーに王手をかけたと言われており、2月末のアカデミー賞授賞式でも最大の注目を集めることになりそうだ。作品自体の評価も高く、イニャリトゥ監督は2年連続のオスカー受賞に挑むことになる。共演はトム・ハーディにドーナル・グリーソン。音楽に坂本龍一、アルバ・ノト、ブライス・デスナー。撮影はテレンス・マリック監督の「ニュー・ワールド」「ツリー・オブ・ライフ」で知られる名手エマニュエル・ルベツキ。今年もオスカー受賞となると「ゼロ・グラビティ」「バードマン」に続き3年連続となる。
初登場で4位に入ったのは、「ダークナイト」シリーズで知られるデビッド・S・ゴイヤー製作の「The Forest」。青木ヶ原樹海を舞台にした超自然スリラーだったが、批評、興行ともに振るわなかった。主演は「ハンガー・ゲーム」や「ラッシュ」などに出演のナタリー・ドーマー。共演にテイラー・キニー、小澤征悦など。
今週末はアイス・キューブ&ケビン・ハート主演のコメディ「ライド・アロング 相棒見習い」の続編「Ride Along 2」、マイケル・ベイ監督の新作アクション「13 Hours:The Secret Soldiers of Benghazi」などが公開となる。
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