ゆうばり映画祭オープニングは松田龍平主演「ジヌよさらば」　ラインナップ発表

SF、ホラー、ファンタジーなどのエンタテインメント性豊かなファンタスティック映画を対象とした映画祭で、今年で25回目の開催となる。上記2作品のほか、「シェフ　三ツ星フードトラック始めました」「くちびるに歌を」「博士と彼女のセオリー」「バードマン　あるいは（無知がもたらす予期せぬ奇跡）」「ワン・オン・ワン（原題）」「イミテーション・ゲーム　エニグマと天才数学者の秘密」など、ゴールデングローブ賞受賞作品や、アカデミー賞ノミネート作品が招待され、全8作品の国際色豊かなラインナップとなった。また、「ジヌよさらば　かむろば村へ」から松尾スズキ監督、「くちびるに歌を」から俳優の佐野勇斗、「ワン・オン・ワン（原題）」からキム・ギドク監督、女優のイ・ウンウらの来場が予定されている。

このほか、多くの若手クリエイターを世に輩出してきたコンペ企画「オフシアター・コンペティション部門」（ノミネート8作品）、短編作品のコンペ部門である「インターナショナル・ショートフィルム・コンペティション部門」（ノミネート20作品）、同映画祭がおすすめする作品を選出した「ゆうばりチョイス部門」（ノミネート8作品）、日本映画を中心に面白い傾向をいち早くキャッチした「フォアキャスト部門」（ノミネート20作品）をはじめ、協賛企画、特別企画など全85作品を上映する。

また、アクション女優の武田梨奈、花井瑠美、三田真央がオープニングアクトとして、プロジェクションマッピングを使ったパフォーマンスを披露する予定。昨年の同映画祭でニューウェーブアワードを受賞した武田は、「オープニングを飾らせて頂き本当に光栄です。盛り上げるように頑張りたいと思っております」と意気込みを語っている。

さらに、「さまよう小指」で昨年の同映画祭「オフシアター・コンペティション部門」グランプリを受賞した竹葉リサ監督の最新作「春子超常現象研究所」のアジアプレミア上映も決定している。竹葉監督は「これまで、散々楽しませてもらった、映画祭を盛り上げる事ができればと思っています。夕張・大大大大大好きだ!!!!」と喜びを爆発させている。