放送映画批評家協会賞は「6才のボクが、大人になるまで。」が作品賞と監督賞
2015年1月16日 19:25

[映画.com ニュース] アカデミー賞レースの前しょう戦として注目される、放送映画批評家協会(BFCA)主催の第20回クリティックチョイス・アワードが1月15日(現地時間)に発表され、リチャード・リンクレイター監督の「6才のボクが、大人になるまで。」が作品賞と監督賞、助演女優賞、若手男優・女優賞の4部門を制した。
また、最多13部門にノミネートされていたアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」は、マイケル・キートンの主演男優賞とコメディ映画男優賞のダブル受賞とアンサンブル演技賞、脚本賞を含む、最多7部門で受賞している。
主演女優賞は、若年性アルツハイマーと診断された50歳の言語学者の女性アリスを熱演したジュリアン・ムーアが戴冠。ムーアは、同役で5度目のアカデミー賞にノミネートされており、初受賞に期待がかかる。
2014年度・放送映画批評家協会賞の結果は次の通り。
▽監督賞 リチャード・リンクレイター「6才のボクが、大人になるまで。」
▽主演男優賞 マイケル・キートン「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
▽主演女優賞 ジュリアン・ムーア「アリスのままで」
▽助演男優賞 J・K・シモンズ「セッション」
▽助演女優賞 パトリシア・アークエット「6才のボクが、大人になるまで。」
▽アンサンブル演技賞 「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
▽若手男優・女優賞 エラー・コルトレーン「6才のボクが、大人になるまで。」
▽オリジナル脚本賞 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ、ニコラス・ヒアコボーネ、アレクサンダー・ディネラリス・Jr.、アルマンド・ボー「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
▽脚色賞 ギリアン・フリン「ゴーン・ガール」
▽アニメーション映画賞 「LEGO(R) ムービー」
▽アクション映画賞 「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」
▽アクション映画男優賞 ブラッドリー・クーパー「アメリカン・スナイパー」
▽アクション映画女優賞 エミリー・ブラント「オール・ユー・ニード・イズ・キル」
▽コメディ映画賞 「グランド・ブダペスト・ホテル」
▽コメディ映画男優賞 マイケル・キートン「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
▽コメディ映画女優賞 ジェニー・スレイト「Obvious Child(原題)」
▽SF/ホラー映画賞 「インターステラー」
▽外国語映画賞 「フレンチアルプスで起きたこと(仮題)」
▽ドキュメンタリー映画賞 「Life Itself(原題)」
▽主題歌賞 “グローリー”「Selma」(ジョン・レジェンド&コモン)
▽作曲賞 アントニオ・サンチェス「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
▽撮影賞 エマニュエル・ルベツキ「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
▽編集賞 「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
▽美術賞 「グランド・ブダペスト・ホテル」
▽衣装デザイン賞 「グランド・ブダペスト・ホテル」
▽ヘア&メイクアップ賞 「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」
▽視覚効果賞 「猿の惑星:新世紀(ライジング)」

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