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【全米映画ランキング】「猿の惑星:新世紀(ライジング)」が大ヒットスタート

2014年7月15日 15:40

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初登場1位「猿の惑星:新世紀(ライジング)」
初登場1位「猿の惑星:新世紀(ライジング)」
(C)2014 Twentieth Century Fox

[映画.com ニュース]独立記念日を終え、折り返しに入ったサマーシーズン。先週末は、2011年に大ヒットを記録した「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」の続編「猿の惑星:新世紀(ライジング)」が約7260万ドルのオープニング興収で大ヒットスタートを切った。

同作はピエール・ブール氏による同名SF小説を映画化した「猿の惑星」(1968~73)シリーズのプリクエル第2章にあたる作品。天才猿シーザーの誕生と、殺人ウィルス拡散による人類文明の崩壊が描かれた第1章「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」の10年後を舞台に、シーザーら猿の共同体と人類の生き残りが地球の支配権を巡り、戦争を起こすまでが克明に描かれる。出演は、シーザー(モーションキャプチャー)にアンディ・サーキス、強硬派の人類軍リーダー・ドレイファスにゲイリー・オールドマン、猿と人間の和平活動に奔走するマルコムに「ゼロ・ダーク・サーティ」のジェイソン・クラークのほか、ケリー・ラッセル(「M:i:III」)、コディ・スミット=マクフィー(「モールス」「ザ・ロード」)。「創世記」のルパート・ワイアットに代わって、「クローバーフィールド HAKAISHA」「モールス」のマット・リーブスがメガホンをとった。

「創世記」に引き続き、批評家からは絶賛評が多く集まり、集客にも成功。今夏最高のブロックバスターとの呼び声も高く、前作のオープニング興収約5400万ドルを大きく上回るスタートとなった。前作のグロス(最終興収)約1億7600万ドルを上回るのは確実といわれており、2億ドル以上も十分に狙える好位置につけている。2年後の16年7月末には、再びリーブスがメガホンをとる第3作の公開が予定されている。

2位は、2週連続の首位から陥落した「トランスフォーマー ロストエイジ」。累計興収は約2億0900万ドルで、グロスは2億5000万ドル程度にとどまりそう。その一方で中国では、国内映画興行史上歴代最高となる約2億6260万ドルという大ヒットを記録。全世界興収は約7億5000万ドルとなっている。

3位はメリッサ・マッカーシー主演「Tammy」。10日間の累計興収は約5730万ドルで、グロスは8000万ドル近辺になりそう。

その他9位には、「ONCE ダブリンの街角で」のジョン・カーニー監督の新作「ビギン・アゲイン(原題)」が圏外15位よりランクイン。ニューヨークに越してきてすぐに恋人と別れた傷心の女性シンガーソングライターと、レコードレーベルの落ちぶれ中年エグゼクティブの2人が織りなす人間ドラマ。主演はキーラ・ナイトレイマーク・ラファロ。共演にロックバンド「マルーン5」のアダム・レビーンヘイリー・スタインフェルドキャサリン・キーナー

今週末はキャメロン・ディアスジェイソン・シーゲル共演のコメディ「Sex Tape」に、ディズニーアニメ「プレーンズ」の続編「プレーンズ2 ファイアー&レスキュー」のほか、スマッシュヒットを記録したサスペンスホラー「The Purge」の続編「The Purge: Anarchy」などが公開となる。

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