ゼロ・ダーク・サーティ

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劇場公開日:

ゼロ・ダーク・サーティ

解説

2011年5月2日に実行された、国際テロ組織アルカイダの指導者オサマ・ビンラディン捕縛・暗殺作戦の裏側を、「ハート・ロッカー」のキャスリン・ビグロー監督が映画化。テロリストの追跡を専門とするCIAの女性分析官マヤを中心に、作戦に携わった人々の苦悩や使命感、執念を描き出していく。9・11テロ後、CIAは巨額の予算をつぎ込みビンラディンを追うが、何の手がかりも得られずにいた。そんな中、CIAのパキスタン支局に若く優秀な女性分析官のマヤが派遣される。マヤはやがて、ビンラディンに繋がると思われるアブ・アフメドという男の存在をつかむが……。脚本は「ハート・ロッカー」のマーク・ボール。主人公マヤを演じるのは、「ヘルプ 心がつなぐストーリー」「ツリー・オブ・ライフ」のジェシカ・チャステイン。

2012年製作/158分/PG12/アメリカ
原題:Zero Dark Thirty
配給:ギャガ

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第70回 ゴールデングローブ賞(2013年)

受賞

最優秀主演女優賞(ドラマ) ジェシカ・チャステイン

ノミネート

最優秀作品賞(ドラマ)  
最優秀監督賞 キャスリン・ビグロー
最優秀脚本賞 マーク・ボール
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Jonathan Olley (C)2012 CTMG. All rights reserved

映画レビュー

4.0真実かどうかは別として

2022年11月21日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

実話を元にしているだけあってリアリティに感じる場面が多い。
2時間30分という長めの上映時間だが物語の展開も変化が激しいため最後まで飽きずに楽しむことが出来た。
特に終盤の戦闘パートは緊張感があってよかった。

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cure0101

3.59.11以降の作戦

2022年11月13日
PCから投稿

全体的に最初から終わりまでまとまっていて見やすく、面白かった。

拷問の疑問、住民からしたらアメリカのほうがテロなんじゃないか、パキスタンの国家主権の侵害なども描かれており、そうした意味でも一方的な視点だけではないところも個人的には良かった。

主人公も映画っぽく魅力的だったと思うし、キャストも地味に豪華で良かった。

こうしてテロの戦いについてみると、2000年代になっても人間の残虐性は終わることを知らないようにも感じた。

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asa89

5.0ジェシカ・チャステインが外食中に爆弾テロに遭ったり、 車で支局から出かける時に銃撃されたり、 危険なシーンは多数ある。 同僚の女性が自爆テロで亡くなるシーンもある。

2022年11月7日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

怖い

興奮

動画配信で映画「ゼロ・ダーク・サーティ」を見た。

劇場公開日:2013年2月15日

2012年製作/158分/PG12/アメリカ
原題:Zero Dark Thirty
配給:ギャガ

ジェシカ・チャステイン
ジェイソン・クラーク
レダ・カテブ
カイル・チャンドラー
ジェニファー・イーリー
ハロルド・ペリノー
ジェレミー・ストロング
J・J・カンデル
ワハブ・シーク
ジョエル・エドガートン
クリス・プラット

実話がベースのフィクション。

CIAのパキスタン支局に配属されたジェシカ・チャステイン。

ジェシカ・チャステインが外食中に爆弾テロに遭ったり、
車で支局から出かける時に銃撃されたり、
危険なシーンは多数ある。
同僚の女性が自爆テロで亡くなるシーンもある。

彼女は数年かかってウサマ・ビン・ラディンの側近
アブ・アフメド(本名「Ibrahim Sayeed」)を見つけ、
ビン・ラディンのパキスタンでの住処を特定する。

そこから、米軍兵士によるビン・ラディン殺害までの過程を描く。

映画の尺は2時間38分だが、
ビン・ラディン宅襲撃までにすでに上映時間は2時間を過ぎている。

ジェシカ・チャステインがビン・ラディンの死亡を確認したのが
終劇の11分前だった。

満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。

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ドン・チャック

2.5いろんな意味で偏っている

2022年9月1日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

いろんな意味で偏っている
まず編集。

ストーリーに必要な要素を抜き出すなら、「彼」が何をした人物で、なぜ居所が分からないかなどの基本的な説明がまったく描かれていない。

世界中の人が知っていることで、説明の必要も無いということか。だとすれば、事件の記憶も薄れた頃合いに、この映画を見た時に、「何の映画?」と思われることが避けられない。つまり、10年後にも語り継がれる物語にはなり得ない。

CIAの分析官が主人公で、彼女の行動は、核心に迫るのに不可欠の働きだったのだろうが、実際何をしているのかつかみどころがない。ただの傍観者にも見える。イスラム側の報復を恐れて、わざとぼかしてあるのか。それだけに、映画の主人公らしくない。

大がかりな作戦シーンは、迫力もあって、見入ってしまうが、それ以外の政治的なやり取りであったり、酒場で疲れをいやすようなシーンにはやっつけ感が漂う。映りこんでいる背景が作り物臭くて仕方ない。セットのことを言っているんじゃなくて、オフィスで仕事をしている人とか、食堂で食事している人とか、酒場で踊っているダンサーとか、いわゆるエキストラに本物っぽさが全くない。

ジェシカ・チャスティン見たさに選んだが、彼女が出ていなかったら、たぶん見ようとも思わなかっただろう。

マーク・ストロングはチャーミングな禿げ頭をかくし、かつら着用で出演。なんでだ?実在の人物に配慮したのか。役作りなら失敗としか言えない。

突入部隊にクリス・プラットがいたのにびっくりした。「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の2年前で、ブレイク寸前の頃だ。ぽっちゃり体型とか言われていたけど、肉体改造はこの頃から取り組んでいたのか。見事な軍人っぽさだった。同じスクワッド内に「シカゴ・ファイア」のテイラー・キニーもいた。映画の撮影後に、ドラマの出演が決まったのだろうか。

ジェシカの演技は素晴らしい。感情の起伏が見事に表現されていて、何かを成し遂げたということが、伝わるいい演技だった。

そんなこんなで、ビンラディン暗殺を知るには不十分な内容だが、その周辺で動いていた人たちの暗躍を知るには、いいと思う。いろんな意味で、偏りがある内容だった。

2017.11.2

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