宮崎駿監督「風立ちぬ」ベネチアに続きトロント映画祭に出品決定
2013年8月20日 05:00

[映画.com ニュース]「崖の上のポニョ」(2008)以来、約5年ぶりとなる宮崎駿監督の新作「風立ちぬ」が、第38回トロント国際映画祭(9月5~15日)スペシャル・プレゼンテーション部門に正式出品されることがわかった。8月28日~9月7日に行われる、第70回ベネチア国際映画祭コンペティション部門に続き、2度目の海外出品となる。
同映画祭は北米最大規模を誇り、近年では“アカデミー賞前しょう戦”として知られる。宮崎監督は、これまでに「もののけ姫」(1997)、「千と千尋の神隠し」(01)を出品しており、スタジオジブリ作品では、11年に宮崎吾朗監督作「コクリコ坂から」が正式上映された。
スペシャル・プレゼンテーション部門は、世界を代表する映画作家の作品を紹介する部門で、日本作品では是枝裕和監督作「そして父になる」、黒沢清監督「リアル 完全なる首長竜の日」の選出が発表されていた。今回、スタジオジブリ試写室で鑑賞した同映画祭のアーティスティックディレクターを務めるキャメロン・ベイリー氏らの熱いオファーを受け、出品が急きょ決定。ベイリー氏は、「『風立ちぬ』は一人のアーティストが全力をかけて作り出した、美しくも力強い映画」と評し、「トロント国際映画祭で宮崎駿監督の最新作を北米でいち早く上映出来ることを大変誇りに思います。トロントにはいままでの宮崎作品を知るファンが本当にたくさんいます。私は『風立ちぬ』が上映されることを楽しみにしています」とコメントを寄せた。
公開から約1カ月で観客動員580万人を突破し、5週連続で首位を守り抜いた本作が、海外でどのような評価を受けるのか注目が集まる。ほかに松本人志監督作「R100」がミッドナイト・マッドネス部門、李相日監督作「許されざる者」が特別上映部門に正式出品されることが決定している。
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