アン・ハサウェイ版キャットウーマン、猫コスチュームを卒業
2011年9月6日 11:26
[映画.com ニュース] クリストファー・ノーラン監督の最新作「ダークナイト・ライジング」に登場するキャットウーマンの最新ビジュアルが、このほど公開された。
バットマン伝説とダークナイトの誕生を描いた「バットマン・ビギンズ」(2005)、主演ヒース・レジャーの遺作となった続編「ダークナイト」(08)に続く、ノーラン監督の手がける「バットマン」シリーズ最終章。闇に姿を消したバットマンの復活を描く。
最新ビジュアルは、アン・ハサウェイ演じるキャットウーマンが、従来のイメージを払しょくした新コスチュームを披露。ティム・バートン監督の「バットマン・リターンズ」(92)で、ミシェル・ファイファーが着用した猫をモチーフにしたコスチュームとは異なり、特殊なゴーグルとシンプルなスーツに一新。剛健なデザインのバット・ポットに、女性らしい鮮やかな赤い口紅がスタイリッシュに際立つ。
同キャラクターはこれまで、ファイファーをはじめハル・ベリー、ジュリー・ニューマー、リー・メリウェザー、アーサ・キットらが演じてきた。ハサウェイは、「私より前に素晴らしい女性たちが、あのコスチュームを着てきたわけだから、自分が身につけることは本当に光栄ね」と大喜び。
そして「今まで聞かれた質問は、『どんな女の子も子どものころ、お姫様になりたいって思ったはずだけど、君もお姫様になりたいと思っていた?』という質問ばかりだったわ。でもその当時、本当のことは言えなかったの。『いいえ、私はキャットウーマンになりたかったの!』と言いたかったの。その夢が今まさに現実になったのよ!」とコメントを寄せた。
ハサウェイをはじめクリスチャン・ベール、ゲイリー・オールドマン、モーガン・フリーマンらが出演。バットマンの最強の敵ベイン役のトム・ハーディ、マリオン・コティヤール、ジョセフ・ゴードン=レビットら、「インセプション」のキャストが再結集することでも話題を集めている。
「ダークナイト・ライジング」は、2012年夏に全国で公開予定。