西田敏行「釣りバカ20」大感謝祭で過去ゲスト結集に万感
2009年11月4日 16:20
[映画.com ニュース] 国民的人気映画シリーズの完結編「釣りバカ日誌20 ファイナル」の公開を記念した大感謝パーティが11月4日、東京・紀尾井町のホテルニューオータニで行われた。同作に主演の西田敏行、三國連太郎、浅田美代子、奈良岡朋子、松坂慶子、吹石一恵、塚本高史、朝原雄三監督は、過去にゲスト出演した俳優や関係者ら祝福に詰め掛けた約200人の姿を見わたし、感慨に浸った。
1988年に香川・高松を舞台にスタートした「釣りバカ日誌」から22作目(特別版2作を含む)。“ハマちゃん”こと浜崎伝助を演じ続けた西田は、「色々な出来事が走馬灯のように蘇ってきました。浜崎伝助を演じられて西田敏行は幸せです。そして、戦後の日本映画界を牽引してきた三國さんと22年間もご一緒できたことを感謝したい。ハマちゃんとずっと格闘してきましたが、この辺で釣竿をおさめたい」と声を震わせながら話した。
この日は西田の62歳の誕生日ということもあり、これまでのロケ地に印がつけられた日本列島ケーキが登場。浅田からほほにキスをされた西田は、「(キスで)おしまいにしたくないなあ。ホテルで1泊ディナー付きをおねだりしたい。松坂さんには2泊ディナー付きを、吹石さんには連泊をお願いできたら」とジョークも“舌好調”の様子だった。
三國は、10月23日に静岡・沼津の別荘で転倒して顔面に打撲を負ったそうで、検査も兼ねて東京慈恵医科大学附属病院に3日間入院したという。それでも、かくしゃくとしたもので西田との初共演作「襤褸の旗」(74)について振り返り、「妙に変わった俳優さんが出てきたなと思ったら、はからずも思った通りの俳優さんになられた。今後も、またご縁があれば一緒に仕事がしたいね」と称えた。
また、パーティに出席できなかった過去のマドンナからのビデオメッセージが上映された。「釣りバカ日誌12 史上最大の有給休暇」に出演した宮沢りえは、「西田さん、三國さん、本当にお疲れさまでした。ハマちゃん、スーさんのコンビは、世界に誇る日本の宝です!」とコメントし、喝采を浴びていた。ほかに、「釣りバカ日誌13 ハマちゃん危機一髪!」の鈴木京香、「釣りバカ日誌14 お遍路大パニック!」の高島礼子、「釣りバカ日誌18 ハマちゃんスーさん瀬戸の約束」の檀れいらからも祝福のメッセージが寄せられた。
パーティの主な参加者は以下の通り(順不同)。
小野武彦、笹野高史、中本賢、鶴田忍、持丸加賀、曽我部あきよ、名取裕子、星由里子、村田雄浩、森山周一郎、筧利夫、高木ブー、松村邦洋、パパイヤ鈴木、梶原真弓、本木克英。
「釣りバカ日誌20 ファイナル」は松竹配給で、12月26日から全国で公開。
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