オスカー受賞者がズラリの豪華ミュージカル「NINE」。最新場面写真が公開
2009年9月9日 12:00

[映画.com ニュース] 「シカゴ」「SAYURI」で知られるロブ・マーシャル監督の最新ミュージカル映画「NINE」の新たな場面写真が公開された。主演のダニエル・デイ=ルイスが大勢の美女に囲まれている場面で、暗闇にスポットライトを浴びて浮かぶ姿が印象的だ。
「NINE」は、フェデリコ・フェリーニ監督の代表作「8 1/2」をモチーフとしたミュージカル劇を映画化したもので、行き詰まった映画監督グイドの苦悩を、虚構と現実を織り交ぜて描く。
グイドと彼を取り巻く女性たちとの関係も見どころで、「マイ・レフトフット」「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」で2度のアカデミー主演男優賞を受賞したデイ=ルイスが主人公グイドを演じるほか、彼の妻ルイザにマリオン・コティヤール(「エディット・ピアフ/愛の讃歌」)、愛人カルラにペネロペ・クルス(「それでも恋するバルセロナ」)、ミューズのクローディアにニコール・キッドマン(「めぐりあう時間たち」)、母親にソフィア・ローレン(「ふたりの女」)、衣装デザイナーのリリアンにジュディ・デンチ(「恋におちたシェイクスピア」)、ジャーナリストのステファニーにケイト・ハドソン(「あの頃ペニー・レインと」)、娼婦のサラギーナにブラック・アイド・ピーズのファーギーことステイシー・ファーガソンが扮する。本作が本格的な女優デビュー作となるファーギー以外は、全員がオスカー受賞または候補経験者という豪華メンバーだ。
全米公開は11月25日。来年2月のアカデミー賞では、ミュージカル映画として34年ぶりに作品賞を含むアカデミー6部門を受賞した「シカゴ」に続いてのオスカー獲得を目指す。日本公開は角川エンタテインメントと松竹の共同配給で、10年春を予定している。
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