「スラムドック$ミリオネア」はオスカー受賞作82本中第31位!
2009年3月5日 12:00
[映画.com ニュース] 米映画レビューサイトRottenTomatoesが「アカデミー作品賞の中のベスト作品」と題して、アカデミー作品賞受賞作全82本をランキング化した。今年2月22日の同賞授賞式でオスカーを受賞した、ダニー・ボイル監督の「スラムドッグ$ミリオネア」は、(映画評論家のレビューの評価により数値化された)RottenTomatoスコアが94%で、全体で31位だった。ちなみに、前後の30位は「マイ・フェア・レディ」(1964)、32位は「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」(2003)。
“トップ10”は、1位「ゴッドファーザー」(1972/スコア100%)、2位「イヴの総て」(1950/100%)、3位「波止場」(1954/100%)、4位「レベッカ」(1940/100%)、5位「マーティ」(1955/100%)、6位「アラビアのロレンス」(1962/98%)、7位「ゴッドファーザー PART II」(1974/98%)、8位「巴里のアメリカ人」(1951/98%)、9位「アニー・ホール」(1977/98%)、10位「フレンチ・コネクション」(1971/98%)と、映画史上の名作がズラリと並んだ。
反対に“ボトム5”は、82位「シマロン」(1931/スコア50%)、81位「ブロードウェイ・メロディー」(1928/40%)、80位「地上最大のショウ」(1952/39%)、79位「カヴァルケード(大帝国行進曲)」(1933/62%)、78位「巨星ジーグフェルド」(1936/59%)。スコアの数字が順になっていないが、例えば「地上最大のショウ」の方が「シマロン」よりも知名度が上(レビュー数が多い)なための措置らしい。たとえ、オスカー受賞作と言えども、時代の経過とともに風化していく作品もあるようだ。
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