エスター ファースト・キルのレビュー・感想・評価
全216件中、1~20件目を表示
思わずエスターを応援したくなる。
ジャウム・コレット・セラの名作スリラーの前日譚を『ザ・ボーイ 人形少年の館』のウィリアム・ブレント・ベルが監督するだと?『ザ・ボーイ』は可愛いホラーだけど役不足にもほどがあるよ!と色眼鏡で見てしまっていましたごめんなさい。エスターの正体が完全にネタバレしてるところから始まるのに、「そうくるの!?」と驚くウルトラC的展開によって、悪対悪の仁義なき戦いみたいになっていくのが本当に可笑しくて面白い。全然ファーストキルの話じゃなかったけど、やれやれ、どっちもやれ、キルキル!って感じで、でももはやなじみがあるエスターに肩入れして応援したくなる。
CGも使っているでしょうが、物理的なトリックを駆使してイザベル・ファーマンがちゃんと子供の大きさに見えるし、ショットによって大人なの?子供なの?と顔が違って見えることもキャラクター表現として成立している。そして母親役のジュリア・スタイルズが、地味めな役どころが多かったキャリアを覆す屈指のハマリ役。クライマックスでどうかもうひと押し、みたいなワガママは言いたくなるが、三作目の構想もあるらしいので、この調子でどんどんやってほしい。年イチくらいでエスターに会いたいです。
2024 121本目
中盤からの斜め上の展開に驚く
時系列は前作より前なのに、主演は同じくイザベル・ファーマン。「23歳で子どもを演じるのは大丈夫か?」そう思いながら見たけど違和感なし。より大人らしくなったエスターの顔と幼児体系のアンバランスさが際立って不気味。すげー美人ってわけじゃないのに何故か顔だけ見たら色気を感じてしまう。
顔は31歳という設定上どうにでもなるけど、身長に関しては大変だったろうなー。後ろ姿のカットが多いから小さい子役つかってそう。気になって調べたら、エスター以外の役者に厚底を履かせたりしたらしい。身長調整したスタッフやカメラマンに拍手したい。
中盤からの展開に「え…」ってなった。母親がドナンを撃ち殺して「!?」状態に。善人かと思ってた母と兄がグルで本物エスターの事件に関わっていたのはショッキング。てっきりエスターに対して家族が対抗して絆が深まっていくみたいな話かと思ってた。ヒール役はエスターだけじゃない、全員悪役アウトレイジっぽくなってこれはこれで面白い。
秘密 vs 秘密で面白い。イザベル・ファーマンが演じるエスターを応援しちゃった
中盤あたりからイザベル・ファーマンが演じるエスターが可哀そうに感じてしまう。
ラスト、パパからも化物呼ばわりされてさらに可哀そう。
とても素敵な豪邸と優しいパパ、それだけなら幸せだったのに。
邪魔者は、偽物だと知っている人。
ママ、恐ろしい。兄、もっと恐ろしい。
パパが娘を愛し、妻を愛する。同じ愛でも違う愛。
ネタバレ禁止の前作とは違う方向で、違う怖さがあって、意外な展開もあって、でもきちんと着地点にゴールしてお見事でした。
あの『エスター』の前日譚
あの『エスター』の前日譚だが、上手く本編に繋がる物語であった👍
前作から10年以上経っているのに主演を演じたイザベル・ファーマンを撮影陣が巧妙に撮っており、ホントに少女に見える😳
ロシアである少女が施設から逃亡して、インターネットで自分に似た失踪少女が居ないかを確認したところ、アメリカで失踪しているエスターという少女が自分にそっくりだったことから、その家族にもぐりこむ。
ただ、その家族も「エスター失踪には、あるワケがあって…」という少女にも家族にもグラッドなシチュエーション。
そして………と続く物語。
ネタバレしそうなので、この辺で…😅
ただ、個人的には、やはり前作ほどのインパクトは感じられなかった。
まずまずの面白さだった……(^^;
見た目はアラサ-子供、頭脳明晰なサイコパス、怒らせると怖いのでご用心。
久し振りのホラ-だよ
今日は「エスター ファースト・キル」を観た。
原題はOrphan: First Kill(王ファン ファ-スト切るw)
※孤児の初めての殺人って事かな。
前作は2009年公開『エスター』です。
それの次作が今回の話。
(MC)
・エスター/リーナ(主役):イザベル・ファーマン氏
※エストニア精神病院から脱走した知能の高い殺人鬼。
崩れた大人歯を隠す為、入れ歯装着。
・トリシア(母):ジュリア・スタイルズ氏
行方不明にて戻って来た娘に違和感を抱く。
・アレン(父):ロッシフ・サザーランド氏
芸術家。
---
前作・今作続けてのイザベル・ファーマン氏の怪演が見もの。
エスターは発育不全の小人症。
外見が幼いだけで、実際にはリーナという33歳の大人。
精神疾患で殺人を犯すという人版のチャイルドプレイ的な
所かな。
なんか、可愛さ全然違うけど名探偵コナンの灰原哀と
被っちゃう。
施設のスタッフを簡単に部屋に入れさせるとか
椅子に乗っての首切り。早くも用意周到な脱出劇。
鉄パイプで女性職員殺害して旅に出て~。
見てて何で今なのさ?しかも簡単に。
どんなけ施設保安対策はヌケヌケなのさ。
すんなりと家族に迎え入れられるも
何で??(; ・`д・´) えええ??
わけわからんし。
信用してるパパだけ良い人。殺されない。
途中、姿を見破った刑事を殺した辺りから
素性がバレて母と兄がエスタ-と敵対。
罵り合いと隙あれば毒入りなどで殺し合い。
どっちも殺人鬼やん。
パパだけ普通人。
兎に角、凶器の刃物の扱いが、メッタ刺しで
血がバンバン出てますなぁ。(;^ω^)
最後は家が大火事で丸焼け。
屋根に逃げてそこから落ちそうな場面でつ。
果たして最後に残る家族は誰?・・・
---
小人で子供かと見えるけども 実は大人で殺人鬼。
そこがウケルのでしょうか。
前の職場にエスタ-酷似の方がいて
豹変する性格もそっくり。
今思うとリアルガチで怖かった思い出が。
興味ある方は
劇場へ。
楽しい
脱出ゲームから始まりワクワクしました。
前作の前のお話。
発送が斜め上方向でとてもいい。
スリラー好きにはたまりません。
ずっと続けてほしいですが、俳優さんの年齢もあるでしょうから次回で終わりぐらいが良いのかな。
もっと観たいです。
映画館の日は忘れたので適当です
2作目も良い
衝撃的結末を知った上での前日譚。
「エスター」も見たけど、面白いって印象がない。確かに衝撃的な結末だったところは何となく覚えているけど・・・
あの結末がわかった上での続編って、どんな話なのかと思ったら前日譚。
前日譚ってどうなのかな。どんなにピンチに陥っても絶対生き残るってわかってるんだよね。そこに何を求めるか?って話。
本作品も、なりすましで養女になって、殺人をおかす話になるのかと思ったら、引き取り先に問題があったって展開。
誘拐された養女に成り済まそうとしたら、実は誘拐ではなかった。真実を知る母と長男は、・・・。早々と秘密を明らかにしての展開だけど意外性がない。有りがちな成り行き。
それにしても、エスターを演じてるのが同じ人だって。道理で老け顔のエスターだなって思ったんだけど、13年歳を取って、2年前を演じるって・・・
やっぱり無理があるだろうとは思ったけど、ある意味リアルな作りになってる。
とは言え、ファンには申し訳ないけど、自分にはイマイチな一本でした。
エスター、やはり怖っ😱
違う見せ方
2007年、エストニアの厳重な精神病院。外見は10歳の少女ながら凶暴な性格のリーナが脱走する。彼女はアメリカの失踪者エスターになりすまし、ロシアで保護されたように偽装。6歳の娘エスターが4年前から行方不明だったオルブライト家で、父は大喜びするが、母は素直に喜んでない様子。当時捜索を担当していたドナン刑事も、不振に思い。
先に前作の観賞を勧めます。衝撃の真相だった前作から13年。10歳でエスターを演じたイザベルファーマンが、23歳になって前作の前日譚を同じ役でやることに驚きでした。31歳なのに10歳の外見という設定は、23歳で演じるほうが不自然さが自然かも。あくまで悪役だった前作と、違う見せ方も面白い。ミスばかりする彼女を応援したくなるような、さらに助っ人も登場か、と楽しめました。
サイコVSサイコ
エスター誕生の秘密
前作品となるエスターを何度も見てから当作品の鑑賞をしたのですが、前作品のエスターでは火災が生じた家や、暗くすると蛍光ペイントを使用したことにより光る絵が出てくるのだが、当作品ではエスターがこれらの技術を取得したのはこの家で教えて貰ったり或いは実際にやったことが後のエスターに繋がっていると気付いた。
怖いのは、エスターだけじゃない。
行方不明になったエスターの行方を知りながらひた隠しにしてきた母と息子。夫だけが真実を知らない。当然ながら母と息子は帰ってきたのはエスターじゃないことも知っている、だが夫は娘が帰ってきたとばかりに思い込み舞い上がってる。
あんたが子供じゃないのはわかってる。
エスターの正体を知る母と息子、そして正体を知られてはまた施設に戻されるのを拒むエスターの攻防が見ていて普通に怖かった。
最終的にエスターは一家を殺し、行き場がなくなったために付近を放蕩し保護され子供と見なされて、養護施設に預けられてエンドロールへ。そしてエスターで登場する一家へ引き取られる、という流れに繋がったと思ったら納得の作品だった。
シリーズ化を狙ってる?
『ファーストキル』というタイトルが、ミスリードを誘っている? てっきり幼いエスターがどの様にサイコとなるのかが描かれるのだと思いきや、医療院に閉じ込められたエスターが逃げ出す所から始まります。 誘拐された娘と入れ替わるものの、母親に疑われ…とここまでは想定内ですが、その後の展開は予想を裏切り面白い! ただ相手となる親子がショボく、思ったほど盛り上がらない!
敵対する親子がもっと悪辣で強く描かれていれば、サイコなダークヒロインの誕生となる所でした。
後半の展開がイマイチ
殺人サイコが身を隠したのが、殺人サイコ家族だったというアイデアは良かった。
しかし、後半からの展開がただの殺し合いで広がりがないのが残念。
例えば子供の姿ゆえに利用され、苦渋を強いられるが反抗出来ない描写がもっとあっていい。そこからのエスターの反転攻勢も頭脳戦に持っていった方がよかった。大人が子供に下手に手を出したら虐待や性犯罪を疑われてしまう。そのあたりの主人公が子供であることの駆け引きが欲しかった。
全216件中、1~20件目を表示