エスター ファースト・キルのレビュー・感想・評価
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思わずエスターを応援したくなる。
ジャウム・コレット・セラの名作スリラーの前日譚を『ザ・ボーイ 人形少年の館』のウィリアム・ブレント・ベルが監督するだと?『ザ・ボーイ』は可愛いホラーだけど役不足にもほどがあるよ!と色眼鏡で見てしまっていましたごめんなさい。エスターの正体が完全にネタバレしてるところから始まるのに、「そうくるの!?」と驚くウルトラC的展開によって、悪対悪の仁義なき戦いみたいになっていくのが本当に可笑しくて面白い。全然ファーストキルの話じゃなかったけど、やれやれ、どっちもやれ、キルキル!って感じで、でももはやなじみがあるエスターに肩入れして応援したくなる。
CGも使っているでしょうが、物理的なトリックを駆使してイザベル・ファーマンがちゃんと子供の大きさに見えるし、ショットによって大人なの?子供なの?と顔が違って見えることもキャラクター表現として成立している。そして母親役のジュリア・スタイルズが、地味めな役どころが多かったキャリアを覆す屈指のハマリ役。クライマックスでどうかもうひと押し、みたいなワガママは言いたくなるが、三作目の構想もあるらしいので、この調子でどんどんやってほしい。年イチくらいでエスターに会いたいです。
中盤からの斜め上の展開に驚く
時系列は前作より前なのに、主演は同じくイザベル・ファーマン。「23歳で子どもを演じるのは大丈夫か?」そう思いながら見たけど違和感なし。より大人らしくなったエスターの顔と幼児体系のアンバランスさが際立って不気味。すげー美人ってわけじゃないのに何故か顔だけ見たら色気を感じてしまう。
顔は31歳という設定上どうにでもなるけど、身長に関しては大変だったろうなー。後ろ姿のカットが多いから小さい子役つかってそう。気になって調べたら、エスター以外の役者に厚底を履かせたりしたらしい。身長調整したスタッフやカメラマンに拍手したい。
中盤からの展開に「え…」ってなった。母親がドナンを撃ち殺して「!?」状態に。善人かと思ってた母と兄がグルで本物エスターの事件に関わっていたのはショッキング。てっきりエスターに対して家族が対抗して絆が深まっていくみたいな話かと思ってた。ヒール役はエスターだけじゃない、全員悪役アウトレイジっぽくなってこれはこれで面白い。
前作の方が良かった。出てくるのはクズばかり。
(設定に驚いたこともあるが)前作の方が良かった。クズ(名門らしいが)の家に貰われて行ったクズの話。ほんの一瞬しか出なかったが、Jade Michael という女優が大変可愛らしかったのが印象的。
秘密 vs 秘密で面白い。イザベル・ファーマンが演じるエスターを応援しちゃった
中盤あたりからイザベル・ファーマンが演じるエスターが可哀そうに感じてしまう。
ラスト、パパからも化物呼ばわりされてさらに可哀そう。
とても素敵な豪邸と優しいパパ、それだけなら幸せだったのに。
邪魔者は、偽物だと知っている人。
ママ、恐ろしい。兄、もっと恐ろしい。
パパが娘を愛し、妻を愛する。同じ愛でも違う愛。
ネタバレ禁止の前作とは違う方向で、違う怖さがあって、意外な展開もあって、でもきちんと着地点にゴールしてお見事でした。
あの『エスター』の前日譚
あの『エスター』の前日譚だが、上手く本編に繋がる物語であった👍
前作から10年以上経っているのに主演を演じたイザベル・ファーマンを撮影陣が巧妙に撮っており、ホントに少女に見える😳
ロシアである少女が施設から逃亡して、インターネットで自分に似た失踪少女が居ないかを確認したところ、アメリカで失踪しているエスターという少女が自分にそっくりだったことから、その家族にもぐりこむ。
ただ、その家族も「エスター失踪には、あるワケがあって…」という少女にも家族にもグラッドなシチュエーション。
そして………と続く物語。
ネタバレしそうなので、この辺で…😅
ただ、個人的には、やはり前作ほどのインパクトは感じられなかった。
まずまずの面白さだった……(^^;
見た目はアラサ-子供、頭脳明晰なサイコパス、怒らせると怖いのでご用心。
久し振りのホラ-だよ
今日は「エスター ファースト・キル」を観た。
原題はOrphan: First Kill(王ファン ファ-スト切るw)
※孤児の初めての殺人って事かな。
前作は2009年公開『エスター』です。
それの次作が今回の話。
(MC)
・エスター/リーナ(主役):イザベル・ファーマン氏
※エストニア精神病院から脱走した知能の高い殺人鬼。
崩れた大人歯を隠す為、入れ歯装着。
・トリシア(母):ジュリア・スタイルズ氏
行方不明にて戻って来た娘に違和感を抱く。
・アレン(父):ロッシフ・サザーランド氏
芸術家。
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前作・今作続けてのイザベル・ファーマン氏の怪演が見もの。
エスターは発育不全の小人症。
外見が幼いだけで、実際にはリーナという33歳の大人。
精神疾患で殺人を犯すという人版のチャイルドプレイ的な
所かな。
なんか、可愛さ全然違うけど名探偵コナンの灰原哀と
被っちゃう。
施設のスタッフを簡単に部屋に入れさせるとか
椅子に乗っての首切り。早くも用意周到な脱出劇。
鉄パイプで女性職員殺害して旅に出て~。
見てて何で今なのさ?しかも簡単に。
どんなけ施設保安対策はヌケヌケなのさ。
すんなりと家族に迎え入れられるも
何で??(; ・`д・´) えええ??
わけわからんし。
信用してるパパだけ良い人。殺されない。
途中、姿を見破った刑事を殺した辺りから
素性がバレて母と兄がエスタ-と敵対。
罵り合いと隙あれば毒入りなどで殺し合い。
どっちも殺人鬼やん。
パパだけ普通人。
兎に角、凶器の刃物の扱いが、メッタ刺しで
血がバンバン出てますなぁ。(;^ω^)
最後は家が大火事で丸焼け。
屋根に逃げてそこから落ちそうな場面でつ。
果たして最後に残る家族は誰?・・・
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小人で子供かと見えるけども 実は大人で殺人鬼。
そこがウケルのでしょうか。
前の職場にエスタ-酷似の方がいて
豹変する性格もそっくり。
今思うとリアルガチで怖かった思い出が。
興味ある方は
劇場へ。
楽しい
脱出ゲームから始まりワクワクしました。
前作の前のお話。
発送が斜め上方向でとてもいい。
スリラー好きにはたまりません。
ずっと続けてほしいですが、俳優さんの年齢もあるでしょうから次回で終わりぐらいが良いのかな。
もっと観たいです。
映画館の日は忘れたので適当です
2作目も良い
前作が衝撃的だったので、それを上回る仕掛けが必要とのことでエスターも危ないかもと思わせる映画。1作目があっての評価だけどこれはこれで良い発展の形。
アトリエの絵は最後にもっと使ってもよかったと個人的には思った。
衝撃的結末を知った上での前日譚。
「エスター」も見たけど、面白いって印象がない。確かに衝撃的な結末だったところは何となく覚えているけど・・・
あの結末がわかった上での続編って、どんな話なのかと思ったら前日譚。
前日譚ってどうなのかな。どんなにピンチに陥っても絶対生き残るってわかってるんだよね。そこに何を求めるか?って話。
本作品も、なりすましで養女になって、殺人をおかす話になるのかと思ったら、引き取り先に問題があったって展開。
誘拐された養女に成り済まそうとしたら、実は誘拐ではなかった。真実を知る母と長男は、・・・。早々と秘密を明らかにしての展開だけど意外性がない。有りがちな成り行き。
それにしても、エスターを演じてるのが同じ人だって。道理で老け顔のエスターだなって思ったんだけど、13年歳を取って、2年前を演じるって・・・
やっぱり無理があるだろうとは思ったけど、ある意味リアルな作りになってる。
とは言え、ファンには申し訳ないけど、自分にはイマイチな一本でした。
エスター、やはり怖っ😱
エスター役の女優さんが25歳になっているのに、少女に見せる苦労、撮影裏話を聞いた後に観るとなるほど〜と思える。
確かにファーストキル、ウクライナの精神病院にいたころの最初の殺人?でもなれている様子だから、もっと前にも殺しているのでは?
エスターと名乗ることになった経緯もわかったが、本物のエスターの家族もかなりヤバい。エスターも、悪だがこの親子も悪。
改めて一作目も観てみると、やはりエスターの続編を観たいなあ。
違う見せ方
2007年、エストニアの厳重な精神病院。外見は10歳の少女ながら凶暴な性格のリーナが脱走する。彼女はアメリカの失踪者エスターになりすまし、ロシアで保護されたように偽装。6歳の娘エスターが4年前から行方不明だったオルブライト家で、父は大喜びするが、母は素直に喜んでない様子。当時捜索を担当していたドナン刑事も、不振に思い。
先に前作の観賞を勧めます。衝撃の真相だった前作から13年。10歳でエスターを演じたイザベルファーマンが、23歳になって前作の前日譚を同じ役でやることに驚きでした。31歳なのに10歳の外見という設定は、23歳で演じるほうが不自然さが自然かも。あくまで悪役だった前作と、違う見せ方も面白い。ミスばかりする彼女を応援したくなるような、さらに助っ人も登場か、と楽しめました。
サイコVSサイコ
先天性の病気で歳をとっても容姿が幼いままのサイコなかわいい女の子。そんなサイコが行方不明の女の子になりすまし、偽の家族の元に帰り翻弄するはずがまさかのサイコ家族で逆に翻弄されるというお話し。
1の焼き直しのような作品になると思っていましたが良い意味で1の初見時と同じように期待を裏切られた。
前作では善良な家族をエスターが翻弄していく話だったが、今作では逆にサイコ家族に弱みを握られ協力せざるを得なくなり思わずエスターを応援してしまいました。
所々、それトリックとしておかしくないか?というのはありましたがお愛嬌。
一人で観るのはもちろん、友人や恋人と観ても感想を言い合えて盛り上がること間違いなしの作品。
エスター誕生の秘密
前作品となるエスターを何度も見てから当作品の鑑賞をしたのですが、前作品のエスターでは火災が生じた家や、暗くすると蛍光ペイントを使用したことにより光る絵が出てくるのだが、当作品ではエスターがこれらの技術を取得したのはこの家で教えて貰ったり或いは実際にやったことが後のエスターに繋がっていると気付いた。
怖いのは、エスターだけじゃない。
行方不明になったエスターの行方を知りながらひた隠しにしてきた母と息子。夫だけが真実を知らない。当然ながら母と息子は帰ってきたのはエスターじゃないことも知っている、だが夫は娘が帰ってきたとばかりに思い込み舞い上がってる。
あんたが子供じゃないのはわかってる。
エスターの正体を知る母と息子、そして正体を知られてはまた施設に戻されるのを拒むエスターの攻防が見ていて普通に怖かった。
最終的にエスターは一家を殺し、行き場がなくなったために付近を放蕩し保護され子供と見なされて、養護施設に預けられてエンドロールへ。そしてエスターで登場する一家へ引き取られる、という流れに繋がったと思ったら納得の作品だった。
シリーズ化を狙ってる?
『ファーストキル』というタイトルが、ミスリードを誘っている? てっきり幼いエスターがどの様にサイコとなるのかが描かれるのだと思いきや、医療院に閉じ込められたエスターが逃げ出す所から始まります。 誘拐された娘と入れ替わるものの、母親に疑われ…とここまでは想定内ですが、その後の展開は予想を裏切り面白い! ただ相手となる親子がショボく、思ったほど盛り上がらない!
敵対する親子がもっと悪辣で強く描かれていれば、サイコなダークヒロインの誕生となる所でした。
後半の展開がイマイチ
殺人サイコが身を隠したのが、殺人サイコ家族だったというアイデアは良かった。
しかし、後半からの展開がただの殺し合いで広がりがないのが残念。
例えば子供の姿ゆえに利用され、苦渋を強いられるが反抗出来ない描写がもっとあっていい。そこからのエスターの反転攻勢も頭脳戦に持っていった方がよかった。大人が子供に下手に手を出したら虐待や性犯罪を疑われてしまう。そのあたりの主人公が子供であることの駆け引きが欲しかった。
前の家であった事
聡明な9歳の少女、エスター。
しかし、その衝撃の正体は…。
前作のラスト、ヴェラ・ファーミガの見事な蹴りで遂にこの“悪魔の少女”も息の根を止められた。
なので続編は作られない。前日譚。
エスターがコールマン家に引き取られる前の惨劇を描く。
とは言え、前作の衝撃を越えられるか…?
前作とは違った意味で、こちらはこちらでまた衝撃の前日譚になっていた。
冒頭は前作でも触れられていたエストニア時代の精神病院。
エスターこと本名リーナは、一番の危険な患者。
職員は常々行動に目を光らせていたが…、新しい担当が着任した初日もトラブルを起こす。続けて職員の一人をたぶらかして殺し鍵を奪い、発狂患者を利用して脱走。
絶対に解き放ってはいけないこのサイコパスが解き放たれてしまった…。
ネットで行方不明の少女たちを検索。その中から自分に似ている少女を見つけ、成り済ます。
その少女の名は、エスター。
4年前に行方不明になった少女エスター。
家族は帰りを願っていた。ある時警察から驚きの報せが。
エスターがロシアで見つかった。保護され、アメリカへ。
4年ぶりの再会。ちょっと印象変わったが、それも成長期だから。家族は喜ぶ。
こうしてリーナ改めエスターは、まんまとある家族の元に潜り込む。
この家族に危険が…に非ず!
まず驚きなのは、“14年ぶり”の“前日譚”なのに、イザベル・ファーマンが続投している事。
幾ら何でも25歳になったファーマンがエスターを再演するには無理がある…?
驚いた。メイクや技術の力もあるだろうが、25歳のファーマンが前作より若いエスターを演じ切っている。まあ多少老け顔なのも“正体”を知れば。
これもファーマンの演技力。当初はカメオ出演だったらしいが、続投。それに彼女以外にエスターは考えられないし。
迎え入れられ、幸せな生活の始まり。…初めだけ。
次第に不可解な言動。
それに気付く妻。怪訝する息子。何も気付かぬ夫。
夫婦の情事を盗み見るお約束。
絵画が共通の趣味でもあり、夫に近付くエスター。
前作のパターンを踏襲。
エスターの魔の手が徐々に家族に及ぶ…だけだったら前作の二番煎じ。
エスターの正体ももう知っているし、どう展開を持っていく…?
今回衝撃の本性を現したのは、家族の方だった…!
妻トリシア、夫アレン、息子ガナー。
行方不明の悲しみから帰ってきた娘(本当の娘ではないけど)に喜ぶ一見平凡な家族だが…
エスター(本物)の捜索に尽力してくれた刑事。エスター(偽者)の指紋を取るなどして調べようとする。刑事の勘か…?
刑事の家に押し入り、口封じで消そうとするエスター。
が!刑事を殺したのは突然家に現れたトリシアだった…!
どーゆー事!?
実はエスター(本物)は行方不明ではなかった。
殺されたのだ。殺したのは、ガナー。
家族の平穏な生活を守る為、トリシアは行方不明として隠蔽。
つまりトリシアもガナーも会った時からこのエスターが本物でない事は知っていたのだ。
それを知った上で、“帰ってきた娘”として迎え、家族の平穏な生活を守り続ける。何も知らぬは夫だけ…。
トリシアやガナーの苦悩…否!
トリシアもガナーも本性を現す。このまま家に居たければ私たちの言いなりに。
さすがのエスターも歯向かう事出来ず。
エスターもサイコパスだが、まさかまさか潜り込んだ家族の母親と息子も、とんだサイコ親子だった…!
ジュリア・スタイルズもイザベル・ファーマンに負けず劣らずの怪演。
前作の家族に危険が及ぶ恐怖ではなく、本作は中盤からエスターと母子の駆け引き。
勿論ただ言いなりになる訳ないエスター。隙あらば逃げるか殺そうとする。
トリシアもガナーも容赦ない。夫の前では仲良し親子のフリをするが、夫が出張の時…。
駆け引き決裂。自殺を装って、エスターを殺そうとする。
サイコパス少女vsサイコ母子のデス・バトル勃発…!
まあエスターが死なない事は分かっているが、こんな修羅場を切り抜けて来たんだもの、次の家族(前作)は楽勝だったのかも…?
ガナーを殺し、家は火事。屋根からぶら下がったエスターとトリシア。落ちたのはトリシア。エスターはアレンに助けられるも、正体を知り拒絶。エスターはアレンも突き落とす。
燃え盛る家の中でエスターは…。
警察に保護される。
行方不明になり、ロシアに連れて行かれ、家族と再会出来たのも束の間、火事で家族は死亡。
一人生き残り、引き取る親戚も居ない。このまま孤児院へ。
何て可哀想な少女…。
こんな少女を世の中は放っておかない。きっとすぐ、引き取る家族が現れる。
警察や孤児院は同情してそう思う。火の中に消えた真相など知らずに…。
次引き取った家族を襲う惨劇とエスターの衝撃の正体も知らずに…。
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