エスター ファースト・キルのレビュー・感想・評価
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瞬間的には
48本目。
瞬間的な面白さはあるんだけど、全体で見ると続かない。
頭の良さは分かるけど、チョロ過ぎて。
いや、流石分かるだろうは思うけど、まあ失踪した子が見つかれば、盲目になるだろうと、半ば言い聞かせてみたけれど、でもなあと。
前作観てれば、多少の見方は変わったんだろうけど。
エスター最強!
前作が強烈だった為今回はエスターの正体が最初から分かってる上での鑑賞なので、気持ちに余裕があるのか?比べてしまうと少し物足りないない。それでもまさかそうなるのかとやられました!ママの顔付きが途中から恐ろしく変わる所が一番インパクトあった。ママも恐ろしい!!
プリクェルの当たり前を軽快に破壊した痛快作。絶対に前作を観てなきゃダメなやつです。
実はサブタイトルが大ウソ。前作の前日譚ということから観客が想像している展開を盛大にひっくり返す中盤のワンカットでワオ!と思わず叫びました。そこからがもう怒涛の展開なのに随所にユーモアも仕込んであって、カーステで流れるアノ曲で思わず爆笑。しまった、そんな使い方があったんか!とアラカンは大喜び間違いなしです。
ある意味お約束だらけになったプリクェルものがぶつかった壁を木っ端微塵に吹っ飛ばした傑作。しかし残念ながら客席はあんまり盛り上がってなくてそれって恐らくは前作を観てなかった人達やったんちゃうかなと勘繰ってます。これは前作を観ていないと全く面白くないし、後から前作を観ても全く面白くない。とにかく『エスター』を観る、そこからです。
前日譚なので内容は分かっていると思いきや
2023年劇場鑑賞74本目。
この映画のために前作をAmazonPrimeで二日前に鑑賞。前作は石川のシネコンではやっていなかったんですよね。ただ、前作の評判を調べる際にエスターの正体を知ってしまったので恐さ半減でした。
さて、前作エスターの前日譚ということで、前作内で語られたエピソードが11年ぶりに映画化。9歳を12歳が演じていたのが、今度は23歳が演じるということで、主演とボディダブル二人の三人体制で撮影したそうです。
冒頭からエスターの正体は明らかになり、ファスト・キルなんてさぞかし最初の殺人は葛藤もあったのだろうと思いきやそんなことはなかったぜ!
あーこのまま前作をなぞっていくんだろうな、と思っていたらそうではなく、シチュエーションだけならコメディの様相を呈してきました。ここはおもしろポイントですね。ただ、歴史は改編されることもなく、あくまで前日譚として終わりました。
こんな夢は嫌だ‼️
トラウマ級の怖さ‼️
ホラー通の皆さまには、この程度で⁈とご不満かもですが、私には前作の刷り込みからしてもうこれ以上は…
なぜかわからないけど、家族や友人たちがごちゃ混ぜで〝ダルマさん転んだよ〟をやってるのです。鬼は私。
「ダルマさんがころんだよ!」
だいぶ近くまできたな。
あれ、何人か減ってるけど、ま、いいか。
「ダルマさんがころんだよ!」
うん?今度は誰もいない⁉️え?なんで?
と、思いながら視線を少し下にずらしたら、
そこには、エスターだけが‼️
目と目が合うと、少しだけ口角を上げて
ニッとした不気味な笑顔が…
なんて夢を見たら、そりゃ怖いでしょ‼️
今回も結局見たんですけどね😅
悪夢を見たくなくて、ただ今、夜更かし中です。
余談ですが…
今日のランチのカフェで隣に座ってたカップルが怖い夢について話してました。
女性の声が聞こえてしまったのですが、こんな夢でした。
結婚式でさ、あたしが嫁ぐ先の家族席ってあるじゃない⁈
キャンドルサービスでそのテーブルに着いたらさ、殴られちゃうんだよね。どういうわけかみんなから3回ずつ❗️
もう、わけわかんない‼️
(夢判断では、たぶん、いや、きっと、吉兆なのだと信じてます‼️負けるな❗️花嫁‼️)
中盤まではかなり苦痛を伴う鑑賞に覚悟してください。
前作はその落ちが観客の想像の圧倒的上をゆく作品で嬉しい驚きがあるとともに、その落ちを除外しても、セラ監督の巧みな演出に楽しませてもらえる一級のサスペンススリラーだった。
だから正直、続編である本作はかなりハードルを下げての鑑賞だった。一作目を超えるのは不可能だろうと。
B級映画でも楽しむようなテンションで見始めたが、冒頭の掴みの脱走シーン、主役のエスターの怖さを観客に印象づけるほどのインパクトは皆無であり、そこから中盤までの流れは違和感ありまくりで、正直途中退席したくなるほど苦痛だった。
精神病棟から脱走したエスターは行方不明者リストから自分に似た子供を選んでそれに成り済ます。4年間行方不明だった娘が見つかったと言いながら、しかしそれが本当に娘かどうか家族がいかに確証を得たのかということはなんら観客には示されない。
この頃はDNA鑑定などなかったのかもしれないが、例えば本当の娘なら身体のどこどこにほくろがあるはずとかというのもなく、顔が似ているというだけで何の疑いもなくエスターを受け入れる様に違和感を感じ続けて鑑賞することとなる。
中盤のどんでん返しでそれらの違和感は払拭されるが、ただそれまでが長すぎるし、父親に関してはやはり違和感は払拭されない。ここは娘の失踪で心を病んでいるという設定にすればよかったんではないだろうか。
前作ですでにエスターの正体はわかってるので、中盤のどんでん返しは今回続編を作るにあたり良いアイデアをひねり出したものだと感心したが、それが作品全体を引き上げたかというと正直微妙だ。
当然主役のエスターに対する恐怖感はまるでなく、また新たなサイコパスたちの描き方も中途半端で同じく恐怖感は感じられない。総じて中途半端な出来だった。
唯一、紫外線ライトを使ったアートでエスターを表現したのはうまかったが。
ちなみに本日サービスディでの鑑賞、土曜の夕方だったため満席で隣は普段映画など見ないような若い子だったから落ち着きがなく座席は揺れ放題。無料で4DXを楽しめた。
超えてきた!!
予想を期待を見事に超えてきた!!
1時間ぐらい経ってからの意外な展開は、
そうくるか!!と、鳥肌たった。
終わりまで、ゾクゾク、ドキドキ、しながら楽しめました。
前作より良かった♪
高評価!!
時間軸は前作の前で、前日譚に当たる続編ですが、前作が引き立つ、素晴らしい続編、素晴らしい前日譚、だと思います。
これから、このシリーズを観る方は、何も調べずに公開順に観て下さい。
この前日譚を観てから本編を観ると、ネタバレ状態で面白さ半減です。
80~85点ぐらい。
や~、良かった♪
私的2023年ベスト10に、ノミネート(笑)
(*^ω^*)
primeでエスターを見て おもしろい‼️
と思い、観てきましたがサイコー‼️
ポップコーンが減りませんでしたわW
ぜひ 3も見たい😏😏
面白いのに
吹き替え版の上映時間が少ないのは
気に入りませんわ。
前の観てたら‼️❓種明かしした後のマジック面白いだろうか‼️❓
前作は出どころが不明なのでミステリーやサスペンスとして成立していたのだが。
今回は、ホラーとしても、だいたい誰が死ぬかわかるので、とても退屈。
次作なんで、何か工夫があるかと思いきや、何も無い。
どうせならジェイソンとかみたいに、街に出て、暴れたら良いのになんて思う、できれば北朝鮮やロシヤとか中国相手にランボーみたいに暴れたら良いのに、ミーガン対エスターとか観たいんですけど。
映画館なのでかろうじて最後まで観ました、暇ならどうぞ。
1が良すぎた。1とは別物な世界観
んーーー
ちょっと期待しすぎてしまったかもしれないな
もっと面白いかと思いきや
あー
こーゆー流れねとなんとなーくわかってしまい、あーなるほどね
ってかんじがあまり面白くなく1の方が裏切られた感じがして満足感があったが2は流れに沿ったかんじで満足度は少なかった。
あと、言っちゃわるいけど
エスターが少し老けすぎていてちょっと残念だった
レンタルで良かったかな。
やや気になる点もあるが基本的に対抗以上。
今年106本目(合計757本目/今月(2023年4月度)1本目)。
さて、こちらの作品です。タイトル名だけでは「2作目」とわからないし、「ファースト・キル」などとあるので、余計に「続編」と気が付きにくいのですが、どうもあるんですね。
サイコパス系の映画と見ることもできるし、アクションバトル系の映画と見ることもできます。時間が適正だったのも良く、また趣味的などうでもよい表現もカットされているので、今週(3月5週=4月1週)はどうしても「ダンジョンズ~」が本命にきそうなところ、対抗以上のポジションになるのでは…と思います。
「やや」光の点滅に関して配慮が足りないかな…とは思ったものの(個人差が大きい?)、おそらく映画館全体のルールとして「一定量を超えると全映画館で注意喚起が出る」扱いのようで、「気にはするかもしれないが、注意喚起は出ていない以上、過敏な人だと軽いめまいを起こすかも」という程度です(特にエンディングロールの妙に色が多くちかちかする部分)。
※ 映画館全体が定める「一定の水準」に達していないので注意喚起等ない扱いですが、気にする方は大きなスクリーンのシアターで後ろのほうで見た方が良いと思います(私がみたときは、tohoシネマズ梅田なのに一番小さなシアター番号が割り振られていたので「逃げる場所」がなかった)。
採点としては下記を考慮して4.7を4.5まで切り下げています。
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(減点0.3/精神に関する病の配慮がやや足りない)
・ もっともこの点を前面に問題視すると映画のストーリーが成り立たないという事情もあるので、それは承知である程度「度外視」したのだと思いますが、精神に関する病(あるいは、精神科(日本基準)等)は、本人の意思と保護者の意思が尊重されるべきもので、その意思があるとしても、(日本でいえば)戦後間もないような監獄のようなところに閉じ込めるというのは、「2022~2023年の人権感覚」としてはやや怪しいです。
ただこの点を問題視すると、この映画は続編であるらしいことから前編とのつながりも問題になるし、「やや配慮は足りないか…」という程度の指摘です。
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思ったのとちょっと違った。
ただのサイコパス映画と思いきや、バトルアクション映画でした。
これはこれで楽しい😀
皆さん、どこかしら抜けてます。ギャグかと思った。
見た目は子供だけど中身は大人
エストニアにある精神病院からの脱出はスマートでしたね
頭を打ちつけて殺す姿がサイコ笑
あとまさか患者を操って警備員を殺すとは思わなかった、、
そしてネットを使って自分に似た行方不明者になりすます。
なりすました少女は息子が殺してるし
母親はそれを知ってて隠してる、、
エスターが刑事を刺しまくったあとに母親が何発も撃ってとどめを指すしなー
なかなかやばい家族の子供になりすましたものです笑
クロスボウが使ってる場面があった瞬間に
使うんだろうなと思ったけど
グンナー殺害するときに使いましたね
そして滅多刺し、、
トリシアは転落死
アレンは正体を知って化け物って言ったなと
思ったらトリシアのそばに落ちて仲良く転落死
最後のエスターの笑顔が不気味でした、、
エスターはサイコでしたね
なかなかハラハラする場面が多くて面白かったです😊
1作目を観てませんでしたが楽しめたので観てなくても
基本的に大丈夫だと思います!
特にわからないことはなかった気がするので
でも精神病院に入る前の事件の事は特に詳しく語られなかったような?
そこも映画になるのかな🤔
この後1作目を観ようと思います!
面白い映画をありがとうございました☺️
エスターに悪の好敵手登場
実はエスターは、30歳だった。前作の最大のネタバレが、最初からわかっているから、物語は一本調子なのかと思っていた。
ところが、エスターに引けを取らないサイコ野郎が登場する。エスターの悪の好敵手が現れたことによって、がぜん面白くなってきた。
イザベル・ファーマンにメイクとCG加工で子供っぽく見せても、前作の不気味さには及ばない。下半身を映せないのがつらい。
とは言っても、いきなりの悪魔のような攻撃とか、良心のかけらもないエスターのパワーには圧倒されます。
パパのお馬鹿さんぶりは、前作から引き継いでいるモチーフ。気づかないのか気づきたくないのか、同じ父親として同情してしまう。
前作の衝撃を超えることはできないが、十分にエスターの怖さを堪能できる。
今日の新宿TOHOはソールドアウト。エスターファンの多さに驚きでございます。
エスター再び!
前作を観たのはもう10年前ということで、今作の前日譚に期待と不安を抱きながら鑑賞。
突然スクリーンに映る無表情のエスターショットに懐かしさと恐怖が入り混じる…!
冷酷で無慈悲なエスターが他人と接触しているだけで、いつ鮮血を浴びることになるかとハラハラドキドキする感覚。これこそエスターの醍醐味!
そして今回はそんな彼女の人間味が垣間見えるシーンもあり、アトリエで孤独なサイコパスとしての姿と愛する人と幸せそうな姿、そのふたつが光と影として明滅する演出はエスターの迷える心境を表していて非常に印象的。
結果的に、やはりそんな普通の幸せは手に入らないのだと思い知らされることとなり、より屈折してエゴイスティックな性格が強化され前作へと繋がる。
そのあたりの繋がりも丁寧に描かれているように感じた。
全体としてはやはり初めて見た前作のエスターの衝撃を超えるのは難しい部分もあったけれど、ファンとしては楽しめたファーストキル。
何よりもらアメリカの家族もなかなかクレイジーな設定で、そこが意外性あって良かった!
刑事を銃で撃ちながら歩いてくる母親に、思わず練習してた猫撫で声で「ハイ、マミ〜♪」と言うエスターがちょっと面白かった。
進む悪に 迎える悪 悪の昇華❗️第一作観てなくても頭脳が構築できる。有料パンフは良い❗️音楽もナウいのだ。
コレ 有料パンフレットが 薄っぺらで 装丁が超安っぽい のだが
内容が充実
25歳の イザベル・ファーマンをいかにして10歳に見せたか・・古典的手法、CGなし
等、意外と親切で エスター初心者にも優しい。 損はしないので、余裕のある方は購入してください。❗️
タイトルのとおり
進む悪に 迎える悪 その塩梅が良いのだ。
さぞや第一作おもしろかったろう。
あえて一つだけ言っとくと
最初は
行方不明者のデータベースにアクセスな❗️これ以上は商売の邪魔だから言えない。
小悪魔が本当の悪魔 は想定したが、話は若干意外性があり捻っている。
適度な不自然さが逆に不気味感を煽り、イイ塩梅なのだ。
少なくとも観客が飽きることのない作品【さーて、次は誰がヤレれるかな❤️】という
サイコ野郎【サイコなんちゃって少女👧?】とホラー的描写を望んで観にきている観客の期待に応えている。
時間も短く、エンドロールデザインも素晴らしい
最後はド派手に・・・悪のお祭り🪅感が素晴らしい👍
ただ、「迎える悪」の事情がイマイチ飲み込めない。
何年経とうが他人と家族は認識が・・
の点ゆえ、星は⭐️普通の星。
本作も 普通におもしろかったが前作はもっと面白かったろう❗️でもパンフ読み込んだからもうイイや❗️
迎える悪の悪のストーリーが早すぎて・・せめてそこだけでもと思った。
サイコパスvsサイコパス
なんとなく 貞子vs伽倻子 思い出しました。
そして、やっぱり1作目よりも老けたようなエスター。でもあまり気になりません。むしろ子供感出せてるのがすごいと感じました。
メイク技術もそうだと思いますが、演技もあってこそだと思います。
1作目で出てきたの精神病院から始まり、逃走。行方不明者を装って富豪の家に転がり込めたのはいいが…
母親と再会後、父息子の順番で再会しますが、その段階で明らかに母、息子は何かおかしい。
この段階で、「こいつらが殺したのかも」と何となくそうなのかもしれないという伏線がありました。
その後は1作目と同じように日常が流れて、エスターを怪しむ刑事が出てきて、自分の正体がバレそうになったエスターは刑事を殺します。
そこまでは1作目と同じ。
その後からは、伏線回収のように、富豪家族の秘密が暴かれます。
正直ありきたりな展開ですが、難しい映画よりもスッキリ観れました。
エスターはその家族に弱味を握られ、不思議な事に悪役が"エスター<家族"に見えて面白かったです。
仕事終わりで観たので眠くて記憶曖昧なところもあり、何で本物の娘は殺されたのかはよくわかりませんでした。
驚かされるシーンはあまり無いので、ホラー初心者にはいいと思います。
★4つなのは、タイトル「ファースト・キル」なのに、精神病院に入る前にも殺しているのに、何が「ファースト・キル」なのだろうか。
一応、精神病院から逃走後の「ファースト・キル」ということで落とし込んで観てました。
レビューを見る方にはいないと思いますが、この映画を観た時、2つ隣の席に2人組が座ってました。
食べ物の咀嚼音、飲み物カップを置く時の音、食べてる時の紙のガサガサ音、何より上映開始後もずっとしゃべってました。
前者3つはまだ許せます(言い方悪いですが育ちが悪い方は直らないでしょうし、注意するのもめんどくさい)、しゃべってるのは流石に注意しました。このような人達のせいで映画の世界観が台無しになってしまうこともあります。
少しでも気を遣い、周りの事も考えられるようになっていただきたいです。
【”オルブライト家の崩壊・・。”序盤のエスターを名乗る前のリーナのサイコパスの姿にゾッとし、後半の展開には”ウワワ・・、”となった作品。怖いけれど、面白い。面白いけれど、怖い作品である。】
ー 冒頭のリーナ(イザベル・ファーマン!!!)が幽閉されているエストニアの施設に舞い落ちる雪や、霧が重い雰囲気を醸し出している。
リーナはその施設でも、最も危険な人物とされており、施設にやって来た介護士の女性を介在させ、施設の入居者や施設員をコントロールして施設を脱出。
介護士の女性が、施設を逃げ出すもリーナはいつの間にか、彼女の車の中に居て、家に入ったところで”早く死んでよ‥”と言いながら撲殺する。
この時点で、前作のレベルを維持していることが分かるのである。-
・そして、いつの間にやらリーナはアメリカに来ていて、ネットで検索した自分に似た失踪少女エスターに成りすまし、オルブライト家にやって来る。
ー ”喜ぶ”オルブライト家の母トリシア(ジュリア・スタイルズ)と兄ガナー。そして一番エスターが居なくなり気を落としていた父アレン(ロッシフ・サザーランド)の喜びようと言ったら・・。
キチンと見ていると、その喜び方に温度差がある事に気付くであろう。移動の飛行機の中で”お祖母さんに会いたい”と既に他界している祖母の事を口にしたエスターを見るトリシアの冷徹な表情。
そして、エスターも自分のミスを許せずに、飛行機のトイレの中で、小瓶の酒を一気に飲みながら自分自身に悪態をつくのである。-
・エスターは心理療法士のアセスを受けるが、細かい所で記憶のミスを犯す。
ー その様子を不審げに見る、心理療法士と、エスターの捜索をしていたドーナン刑事。ー
・ドーナン刑事が、エスターの部屋に有ったレコードを捜査品として持ち帰り、指紋認証を一杯飲みながらするシーン。
ー ウワワ、そんなところにペティナイフを置いたら駄目だって!!。ドーナン刑事がライムを切った後に、まな板に突き立てたペティナイフが次のシーンでは無くなっている・・。そして、指紋認証不適合と出た後の惨劇・・。ー
■だが、サイコパスはエスターだけではなかった。オルブライト家の母トリシアと兄ガナーが、アレンの隠していた事。
それは、ガナーが本当のエスターを殺していた事である。
ー トリシアが普通の母親ではない事が良く分かる。ー
・ここからの、エスターに対するトリシアの行為、言動が怖すぎる。
毒入りの夕食を作ったり、エスターに対して”アンタが来てから、アレンが元気になって・・。今からファックしてくるわ!”等と、宣ったり。
ガナーも同様である。
<そして、エスターVSトリシア&ガナーの殺し合いが始まるのである。父アレンだけは真実を知らず・・。
火に包まれたオルブライト家の屋上のシーンは実にシニカルである。
屋根から落ちそうになっている、エスターとトリシア。アレンはエスターの手を取りトリシアは落下するが、アレンがエスターの顔を両手で触った時に出たエスターの年齢を隠すための入歯。
驚愕するアレンをエスターは突き落とし、アレンはトリシアの隣に落下し、死亡。
正に”オルブライト家の崩壊”である。>
■イザベル・ファーマンは前作はほぼエスターと同年齢で有ったが、今作時は25歳である。これは、ラジオで聞いたので真偽の程は分からないが、後ろ姿などは似た体型の子供を使い、その他のシーンは共演者が高靴を履いてカメラトリックを効果的に使って撮影したそうである。
このエスターは迫力不足
この映画のエスターは主導権を取れていない。
終始、トリシアに翻弄されていた。
そんな彼女はもはや、怖くもなんともない。
(追記)
おそらく、本物のエスターは、トリシアが殺ってしまってるんだろう。
トリシアこそモノホンのモンスターなんだろうけど、
観る側としてはこの展開は、ちょっと肩透かしを
くらった感じは否めない。
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