エスター ファースト・キルのレビュー・感想・評価
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みんなイカれ野郎だった
前作鑑賞してから臨んだ今作。
思ったよりもグロいシーンが多くて、エスターの冷徹さがより際立っていた。前作との比較だが、最後への畳み掛ける精神的怖さが前作は完璧すぎるため、今作は薄く感じられた。よくみたら、前作と今作では監督さんが違うんですね………監督さんが違うけれど、表現方法や音楽など前作へのリスペクトを感じられた。
なんと言ってもエスターを幼く見せるよう奮闘されていた。後ろ姿は12歳なのに、顔面アップになると25歳感。ビックエスターが顔面アップで歩いてる時は顔と上半身のサイズ的に画角おかしいでしょと思う時があった。こういうシーンがあると、せっかく世界観に入り込んでいたのに、現実に引き戻されて「ああここでチビエスターと入れ替わったのかなぁ」とか思ってしまった。でも頑張っていた方だと思う。
今作、警官とお父さん以外の登場人物はみんなイカれていると思っていいかも。鑑賞中本当に驚いた。また、エスターの恋愛事情について同情してしまう。自分が好きになる人は自分のことを娘だと思っていて恋愛対象としてみてくれないっていうのは少しかわいそうであると思った。
殺意覚醒
前作「エスター」(09)は謎解きの面が強く、一方でベラ・ファーミガ演じる母の揺れ動く母性が丹念に描かれていて、感動的でもあり、個人的にはベスト10に入るくらい好きなホラー映画です。その続編が前日譚として公開されるということで、期待を抑えて観ました(笑)。基本プロットは踏襲されていますが、だいぶ違った印象でしたね。前作でエスターを演じたイザベル・ファーマンが再び演じていることを観賞後に知りましたが、撮影技術の進歩によってほとんど違和感はなかったものの、当時10歳だった前作のあどけない可愛らしさはなく、むしろ嫌悪感や憎悪を感じてしまうシーンが多く、殺意さえ感じてしまいました(汗;)。う~ん、「エスター」をもう一度観たくなりました。
影打
今作鑑賞前に、前作を鑑賞しましたが、前半のホラーから後半のどんでん返しにあっと驚かされ映画に見入ってしまいました。あの衝撃を超えれるものがあるのか…と期待半分不安半分で鑑賞。
そんな期待と不安を良い意味で裏切ってくれました。最高に楽しい前日譚じゃないか…!
もう既にエスターが成人している女性という種が明かされている中どう進めるのかなと思いましたが、療養センターでその事実をサラッと明かしてくれたおかげで、その後の展開をスッと飲み込むことができました。ここ明かしておかないと流石に主演のイザベル・ファーマンも立派な成人女性なので多少なり違和感があったものを拭えました。
初っ端からボールペンを握りしめてる状態で現れるので、ヤバいやつ感は速攻で分かりますが、うまいこと職員を自分の部屋に招き入れて誘惑してからの殺し方がとにかくパワーでゴリ押し(にしても強かった)で、壁に押しつけてぶっ殺すとかいう精密とか計画性とかどっかに置いてきたレベルでしたが、まだまだ未熟なエスターが見れてそれはそれで面白かったです。
同じ療養者の扱い方も熟知してますし、担当職員の家まで車にうまいこと乗って付けて、玄関で思いっきりぶっ殺すというこれまたパワー、でもまだ未熟なので1発で綺麗に殺せないお茶目さも見せてくれます。
ここでエスターという女の子の行方不明情報と自分の顔に似ていることから、彼女になりすまして、その家族の家に潜り込むことになりますが、エスターにとって最大の鬼門はこの家に潜り込んだ事になるとは、エスター自身も想定外だったでしょうし、自分も想定外でした。
最初は多少なりの違和感がありつつも、娘が帰ってきたことに喜びを覚える母、疑うとかなんのその大喜びの父、ちょっと照れ臭そうな兄…。
前作「エスター」の父と今作の父はかなり重なります。鈍いところが特に。逆にカウンセラーは速攻で違和感を見抜いたので超優秀です(それが故にあまり今作に関わってきませんでしたが)。
刑事がエスターの正体を突き止めた瞬間に、いつの間に追いついたねん状態のエスターが襲撃してからの刺しまくりからの、母登場で銃ぶっ放しという怒涛の展開ですが、ここで母が気づいて万事休すかと思いきや、ここからが予想とは違う物語へと進んで行きました。
母は父がエスターが戻ってきたことにより、元気になり、夜の方もお盛んになり、家族が元の形へと戻ったことを利用するためにエスターを家族の元へ置くという衝撃的な展開になっていきました。エスターがまさか追い詰められるとは思いませんでしたが、これまた兄にもこの事実が明かされるので、マウント取り放題の兄はキャッキャしていました。父には何も明かさず状態ですが。
エスターは操り人形になりかけますし、睡眠薬で眠らされそうになりますが、さすがに家族とは違う料理に疑問を抱き、部屋にいる同居ネズミに一杯食わせて眠ってしまったことに確信を持って、逆にスムージーにネズミまるまるぶち込むという超大胆な事をやってて面白かったです。流石に母油断しすぎましたね。
父が仕事の出張に出る際に乗る列車が来る前に突き落とそうとするも阻まれ、そこから母と兄から逃げ出そうとしますが、母と兄も全速力で止めに来て、兄の持つ催涙スプレーでエスターが奪って反撃するというスピード展開、兄は可哀想ですが、エスターはしめしめと言わんばかりに逃げてしまいました。
ここでグラサンをかけてタバコを吸うシーンは、イザベルが成人したからこそ描けるシーンになっていました。まぁ普通に捕まりますが。
そこからの最終決戦、ジワジワの恐怖があった前作とは違い、ワクワクするクライマックスというホラー映画では感じれないものがありました。
2人がかりでボッコボコにしようとしますが、エスターも成人女性、しっかりの弾き返して、階段から突き落とされてもまだまだピンピンしていますが、兄に向かってクロスボウで心臓を射抜いてからのナイフ滅多刺しという狂気的な殺し方が面白かったです。
母とのキッチン大戦争、食器もドカンバカン破壊しますし、良い具合に炎が上がりますし、屋根に逃げて、母をうまいこと突き落とし、助けに来た父に顔をワチャワチャした瞬間に入れ歯がとれて誰だお前!?状態に驚いて落下死、ジェットコースターの様な展開に笑いが止まりませんでした。
この家が燃えたあとに保護された彼女が「エスター」へ繋がっていき、精密な犯行や心理戦の強さ、子供としての振る舞い方が形成されたんだなと思いました。
後ろ姿が違う子役の子を使っているのはバレバレでしたが、仕方なく真正面から撮ったカットの腕長っ!と思いましたが、そういう粗さも楽しめるものになっていました。
鑑賞日 4/10
鑑賞時間 12:50〜14:40
座席 H-11
好きなんだけど…
前作は数年前に観ていたので楽しみにしていましたがまさかの前日譚だったんですね。
ストーリー展開も好みではあったんですが、キャストにちょっと無理がある気がしてイマイチ入り込めませんでした。
面白かったんですけどね。
普通におもろい。 序・破・急とはこういうこと
子どもが失踪して4年経ち、国境を超えて発見される時点で
指紋の検査は必ず行うだろうし、物語にかなりの無理がある
しかし
絵とピアノが上手い、入れ歯でサラシを巻いている、首と手首のゴシックなリボン
アダムスファミリー のウェンズデーみたいな
怖いけど可愛いキャラクター、エスター
ハリウッドでは
配信コンテンツのブランドとフランチャイズ映画が競争する時代
人気と魅力あるキャラクターの映画が生き残るとされる時代
まだまだエスターの続編(シークエル、プリクエル)は出てくると思うし
今後も目が離せないエスター
前作ともに、躊躇なく安心してポチッと再生できる作品です
全員サイコ
最初アンコール公開かと思いました。そしたらまさかの新作なんですね?ビックリです。
しかも当時エスターを演じたイザベルファーマンが、25歳にして再び少女エスター役を再び演じるというから驚きました。
雰囲気は当時そのまま、流石に顔の大きさなど12歳は無理があるものの、設定上の病気を考えるとむしろこれが正しいとさえ思えました。
また本作はエスターの凶行でなく、完全に両者の対決なのが面白い。
反面サスペンス風味が薄れて、別物っぽい感じもありました。
とはいえ、全員サイコな展開は中々に面白かったです。
ホラーよりもアクションの様なスピーディーさ
エスターの前日弾。
そのため彼女の事実や行動心理を知ってるため、大きな驚きがない点はかなり作品に影響してる。
そのためか彼女の犯行がかなり大胆で大雑把になってる点が少し残念でした。また彼女の欲望の枷として抗争相手として出てくる(潜入する家族の)母親との攻防をもう少しじっくり描いて欲しかった。
ただ物語はスピーディーに展開していくので恐さは弱まってるけど、B級アクション映画の様に何も考えずに観ることは出来た。
エスターを名乗ってからの
ファーストキルだった。生い立ちとかあるのかと期待していたが、すでに囚われて要注意人物だった。しかし小さいのに強くて…誰にも負けないでたくましく生きていくさまは、怖さよりも頼もしい。
前作を知らなくても単品として安心して観られます。
前作は予習をしましたが、予め知っておくべき情報は10歳のサイコパス少女の殺人譚ということくらいでしょうか。
エスターの正体は?
という謎は早々にはっきりします。だからこの点を隠す意図はないんだなと思います。前作でもちらっと出てきますがエストニア(だったかな)の精神病院が出てきます。
全体的に雪と陰で不穏です。その意味ではいい雰囲気です。
ここに収容されている31歳の低身長症のサイコパスがエスターの正体ですが、彼女のサイコぶりが発揮されての脱出劇はまるでターミネーター2のサラ・コナーのようです。
脱出の際の大胆な行動は、行方不明の自分にそっくりな少女をネットで見つけ、その家族になるためにわざと発見されアメリカに行くことになる。
なかなかの豪胆ぶりですが、ちょっとしたミスで暴れたり、自分に不利な人物を躊躇なくこ○すところなど、至る所で返り血を浴びています。
それにしても、詳細はあまり触れられていませんでしたが、エスター(本物)はどうやら虐待(やりすぎた)の末タヒんで、古井戸にほうりこまれたようです。事実を知らない父親は喜んで迎えますが、母親と兄は知っているようです。 なんでも建国時から続く名家だそうで、どこかで聞いたような感覚で受け入れますが、そこで収まるわけがありません。
ホラーとは言ってもオカルトでは無いし、妄想でも実在が疑われる存在でもなく、作品もショッカーは最小限なので、最近の血塗れアニメで耐性がある人はなんてことは無いでしょう。
楽しく不気味なホラーを堪能出来ました。辛いカレーにチャレンジしたような気持ちです。
さすがに続編はないと思います。素晴らしくよくできた完結でした。
応援したくなる理由がわかった
今回字幕版だったので見るのはやめていたんですが、
ふと感想を見てみるとエスターを応援したくなるって人が続出していたので気になって見に行っちゃいました!
失踪した子、エスターになりきり家に帰って金品盗んでとんずらかと思いきや…
本物のエスターはすでに死、父以外の母、息子がグル
そして、もどきエスターが30歳であり低身長症を患っていることも調査済み
パンドラの箱開けちゃったよね〜
最後は殺し合いみたいになっててエスターを応援してました。
最後は、父ふくめ死亡
養子縁組施設に行き、1作目のあの家族に会うという流れ
完璧だと思っていたエスターがずっと施設にいたから指紋鑑定?を知らなかったのには驚きました
「なんで正体がバレたの、母にも(本当のエスターの母)バレていないのに」
ただ、そこの場面から大どんでん返しでした〜
気になる人は見てみてね!
エスター ファーストキル
恋すると一直線
前作は超えられなかったけど良作
やはりインパクトでは前作を超えられなかったと、個人的には感じました。しかし昨今無駄に3時間超えの作品が多い中程良い感じで、更に同じ事の繰り返しでは無いシナリオで面白かったです。ただクレイジーさ、サイコパスっぷり、エスター役の俳優の成長、肩入れ応援したくなる存在がいない所など弱く感じる点も多々ありました。何よりエスターの正体が分かっている事はかなりのハンデかなと。
しかし、なんとか続編、エスターゼロとか作って欲しいシリーズです。
しっかり繋がってる
しっかり前作とつながってて面白かったです。(序盤の警備員なにしてんねんとツッコミたくなりましたが)
ホラー要素は前作のほうが強かったと思います。その分展開がめっちゃ面白かったです。
リーナではなく、「エスター」としてのファーストキル、「エスター」になった理由もしっかりしてて面白かったです。
アマチュアとサイコパスの格の差
怖い怖いと口コミが凄かった”エスター”
パワーアップして続編が帰ってきました
だいぶ儲かったみたいですね
前作は死んだだろうってことになっているので、その後ではなく彼女の最初の殺人のエピソードです
たしかに、前作でそういう前科がありました
ラッキーというか、わらをもつかむというか、題材があって良かった
なんせ、チャッキーなみのホラーの大スターだから
ターミネーターのようにシリーズ化してほしいですね
この世界は、死んでませんでしたですむから
主演は前回と同じイザベル・ファーマン
エスターは31歳だが、ホルモン異常のため少女のままの設定
前回は12歳で身長はちょうど良かった
今回は26歳
身長は遠近法で誤魔化した
顔は少女には無いひねた女の顔をだせるようになった
なるほど、こうきましたか
ストーリーは目新しくは無いが、怖い
演出が上手い
怪物対怪物
ヴァーサス状態になると、つい、判官びいきになったしまったり
エスター1の前のお話。
内容は変わらずで、サイコなエスターが大暴れ!
車運転したり、大人の男をぶちのめしたり
ツッコミ所は満載やけど
前作と変わらず、楽しませてくれました^ ^
こっちを見てから、初代見ても面白いかも!
1作目・ホラーサスペンス → 2作目・サイコスリラー
前作は、エスターが何者かわからない得たいの知れないホラー的な怖さがあったのですか、今作は正体を知っているうえでの鑑賞なのでスリラーとしての違った怖さがありました。
2作目を想定して1作目を作ったのか、2作目のストーリーはあとから付け加えたのかどちらかわかりませんが、しっかり繋がっていて面白かったです。さすがに一作目を越えることはなかったですが。
悪と悪の戦い
エスターが何者であるかを観客のほぼ全てが知っているという制約の中、一体どうやって恐怖や驚きを演出するのか。そこがポイントだったが、「やられた!」というのが率直な感想だ。まさかそうくるとは。悪vs悪の戦いであった。
ファーストキルじゃない
まずは言っておきたい。
「ファーストキルじゃねーし🤣」(笑)
エスターが何故あんなサイコな女になったのかが
わかる作品かと思いきや、
もはや生まれながらにサイコパスだった🤣
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前作の衝撃とはまた異なる衝撃が待っていたけど
エスターは圧倒的な「悪」であってほしかったのに←えw
少しでも弱いところなんて見たくなーい🤣
あれだけの名作を、やはり続編は越えられなかったと思うのだけど、
なんと「3」も作りたいみたいで
それはやめといた方がいいと個人的には思います🖐
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