インディ・ジョーンズと運命のダイヤル

劇場公開日:

解説

ハリソン・フォード演じる考古学者インディ・ジョーンズの冒険を描くアドベンチャー映画の金字塔「インディ・ジョーンズ」シリーズの第5作。前作から15年ぶりの新作となり、過去4作でメガホンをとったスティーブン・スピルバーグはジョージ・ルーカスとともに製作総指揮を務め、「LOGAN ローガン」「フォードvsフェラーリ」のジェームズ・マンゴールド監督にメガホンが託された。

考古学者で冒険家のインディ・ジョーンズの前にヘレナという女性が現れ、インディが若き日に発見した伝説の秘宝「運命のダイヤル」の話を持ち掛ける。それは人類の歴史を変える力を持つとされる究極の秘宝であり、その「運命のダイヤル」を巡ってインディは、因縁の宿敵である元ナチスの科学者フォラーを相手に、全世界を股にかけた争奪戦を繰り広げることとなる。

宿敵フォラー役を「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」「アナザーラウンド」など国際的に活躍するデンマークの名優マッツ・ミケルセン、インディとともに冒険を繰り広げるヘレナ役をドラマ「Fleabag フリーバッグ」「キリング・イヴ Killing Eve」のクリエイターとしても知られるフィービー・ウォーラー=ブリッジが務める。そのほか、「レイダース 失われたアーク《聖櫃》」「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」にも登場したサラー役のジョン・リス=デイビスがカムバック。スペインの名優アントニオ・バンデラスも出演する。シリーズおなじみのテーマ曲を手がけた巨匠ジョン・ウィリアムズが引き続き音楽を担当。

2023年製作/154分/G/アメリカ
原題または英題:Indiana Jones and the Dial of Destiny
配給:ディズニー
劇場公開日:2023年6月30日

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映画レビュー

4.5いくつになってもかっこいい

2023年7月9日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

興奮

過去作は全て視聴済み。私は中学生の頃からハリソンフォードの大ファンなので、彼がインディを演じる最後の映画ということで楽しみにしていました。 78歳(撮影当時)にも関わらず、当時のイメージがそのまま残っていることに感動しました。さらに、馬に乗ったり飛行機からダイブするなど、高齢者とは思えない身体を張ったアクションに驚き続けました。パートナーのヘレナとテディは魔宮の伝説を連想させる組み合わせで、どちらも頼れる存在として大活躍してよかったです。ラストでは、レイダースにも登場したある人物も出てきて涙が止まりませんでした。 池袋のIMAXで鑑賞したため、インディたちと一緒に冒険している気持ちで楽しめました。街中のカーチェイスや謎を解きながら洞窟を探索するシーンは、ディズニーシーのアトラクションに乗っているような感覚になって興奮しました(それと久しぶりに乗りたくなりました)。また、大迫力の音響でレイダースマーチを聞けただけでも嬉しかったです。 今作のキーアイテム「運命のダイヤル」は、タイムトラベルのような機能がある印象を受けました。こういったSF要素はクリスタルスカルにもありましたが、今回はそこに世界史の話を加えたひねりのある内容になって感心しました。また、過去作の小ネタも豊富で、一部でインディの蛇嫌いを思い起こす場面もあって懐かしくなりました。 その一方で、全体的にライトな雰囲気になっているのが気になりました。監督が変わった影響もありますが、個人的にはディズニー色が強くなっている印象を受けました。スターウォーズ7〜9のときもそうでしたが、ルーカスフィルムがディズニーに買収されたことで、その後に製作された映画はディズニー配給で公開されました。そのためか、今までとテイストがガラリと変わったことで、違和感を覚えるファンが続出して賛否両論になりました。今作でもディズニー特有のファンタジー要素が表れており、物語があっさりしているように感じました。 私が劇場で観る最初で最後のインディジョーンズになりましたが、彼の冒険を見届けることができてよかったと思えるぐらい満足できました。

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Ken@

5.0その時代、確かに彼はそこに居た。

2023年7月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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猿田猿太郎

3.5アラ傘(傘寿)ハリソン、ファンのために頑張る

2023年7月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 3件)
共感した! 46件)
ニコ

3.0シリーズのらしさは堪能できた

2023年12月31日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

ハリソン・フォードがどれくらいアクションできるのかなと思って見始めたら、若い頃のハリソンが冒頭30分くらいで大アクションを披露していて、「そうきたか」という感じ。これはボディ・ダブル的な奴だと思うが、単なるプロローグという位置づけ以上に見せ場にしているのが印象的。やはり溌剌としたインディが見たいだろうと制作陣は考えたんだろう。 インディ・ジョーンズのシリーズらしい世界をまたにかける冒険活劇がありつつも、SF的な要素に思いっきり突っ込んでいく後半の展開は大胆。まあ、「クリスタル・スカル」の時もそうだったが。人類が月の到着に湧いていた時代を背景に、人と科学の関係をアルキメデスにまでさかのぼって問い直すという発想はいいと思う。でも、やはり中盤の三つ巴で秘宝を追いかけるシークエンスが映画としては最も盛り上がるところ。 しかし、昔観た時ほどに血沸き肉躍る感じがしないのはなぜだろう。昔はネットもないし飛行機代も高かったし、世界の景色を観ることが貴重だったけど、今はスマホで景色だけなら簡単に見れるというのも大きいだろうか。観たことのないものを見せてもらった感じがあんまりしなかった。それはしょうがないことかもしれない。

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杉本穂高

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