THE FIRST SLAM DUNKのレビュー・感想・評価
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30年ぶりのアニメ&原作未読でも、暑くなる
バスケは五人。だから押さえる人物も少ないし。
ルールはちらっと知っていればわかる(私)。
インターハイの試合を軸に、5人の過去を織り込みながら進む。
あっちこっち行くわりに、すんなり理解できたし。
何よりすごかったのは、「動」と「静」の対照さ。
無音の場面にこれだけ心躍るのは、動があってこそ。
1人で大騒ぎ(声は出してない、ガッツポーズはした)。
原作の人気だけでは、ここまでヒットしなかったでしょう。
一般の人も惹きつける面白さが、口コミに伝わる。
公開半年以上、まだまだ上映中(上参照)。
見に行ってよかったなー。
前評判を気にせず映画館に行って正解
少なくとも、1本の映画として完成していて楽しかった。
原作は未読、TVアニメはたぶん見た、バスケは体育くらいしか経験ない自分として、十分楽しめた。
原作の漫画の絵をアニメ化するといいう点で、本作以上の作品を知らない。
この手の原作アニメの宿命だが、読者の心にある100点と比べられるのは、大変だと思うが、新しい視点からの新しいスラムダンクだと思えば十分楽しめると思う
バスケの持つスピード感(というほど、バスケを知らないが)が、見事に映画に落とし込まれていて、これが映画初監督とは、とても思えない完成度だと感じた。
逆に言えば日常シーンや選手以外のキャラはサラリと描かれていて、キャラへの愛が如実に現れていると感じてしまった
原作やTVアニメとの違いを探すより、にわかでもワールドカップで熱くなれるように、深く考えずに、バスケ楽しむのが良いと思う。
スラムダンク初見でも楽しめる
一度も『スラムダンク』に触れたことがなかったのですが半年以上上映されており評価も上々だったので、つい好奇心に負けて観に行きました。
桜木花道が誰かも知らず、覚えているのは安西先生と有名な台詞くらい。正直、楽しめるか不安だったのですがそれは杞憂でした。映画が終わる頃には湘北メンバーの名前とほんのり過去も分かりますし、何よりミリしらでも楽しめます!
特にバスケの試合描写は断トツに良かったです!手に汗を握る攻防戦、心理描写、スピード感、もはやアクションものかと錯覚するくらい臨場感に溢れていて最高でした。
滅茶苦茶カッコいいBGMや挿入歌が入るとさらに気分が高揚し、今すぐ座席から立って応援したくなるくらいで劇中の観客が羨ましくなりました。私も湘北コールがしたかった…。
試合が決着するシーンは無音が長くて危うく静かな劇場でひとり叫びそうになりました。無音がこんなにもしんどいとは(良い意味で)
ただ気になったのが、テンポの緩急の差が激しいのとそれに伴い盛り上がり切れないまま熱が引いてしまう場面がいくつかありました。
今作は過去の回想と現在の試合を織り混ぜて話が進むのですが、試合中に回想が挟まることで興奮が常に一時停止します。「うおぉおお!」→スン…「ぅ、うおおお!!」→スン…の繰り返しです。
ここはもう少しなんとかしてほしかったなと思います。
ともあれ初めてのスラムダンクとしては先入観なく素直に楽しめたので初見でも映画を観ることは案外アリだと実感することができました。ミリしらの方もぜひ観てみてください
人は何故スラムダンクに惹かれるのか
暴論を承知で言うなら、この試合内容、結果、名台詞や名シーン。原作ファンなら何もかも熟知している。それでも観に行くのは何故か?
ただ色や声や動きが付いたキャラを観に行くだけが理由では無い。
我々観客は自己投影をしているのだ。
原作が完結してからのファンである中高生は、自分の中にある表現し辛い怒りや劣等感や焦燥感。友達との何気ない日常を。
私の様な原作リアル世代の30代前後の人は、過ぎ去った青春の甘さや苦さ。現実の苦しみや辛さ、またそれを乗り越えて来たささやかな喜びを。
沢北でさえ努力と挫折があり、人生が甘くないことをちゃんと描かれている。しかし宮城家や三井のように過去と向き合う大事さも心を打つ。
様々なキャラの一部に自分の何かを投影し同化できることがこの作品の1番の魅力だと感じた。
名台詞『左手はそえるだけ』は敢えて声に乗って無かったが、観客全員心の中で声を出したに違いない。
我々も補欠の石井と一緒に『湘北に入って良かった、、、』と涙を流すのだ。
技術の進歩+原作者の脚本
マンガもアニメもまったく知らずに見ました。
原作者が一番見せたかったことをリアルな迫力のある動きで表現してくれました。
技術の進歩を熟知した上の脚本だったのでしょう。
まさしくマンガから抜け出した感じです。
一度マンガを最初から読んでみます。
現時点でのアニメーション映画では最高峰
かなりいい
いや、最高にクールです
興奮しました
泣きました
安西監督と同時にガッツポーズをとっていました
僕はアニメしか見ない
最高なクリエーター達がマンガに命を吹き込むまで待っている
だから
スラムダンクな最後は知らない
だから、山王戦はまるで実況を見ているみたいに手に汗を握って観戦できた
3DCGのアニメーションが激しい試合を上手く表現していたし
リョータ目線の攻防は実況では不可能な迫力だった
サッカー以上にフィジカルがものを言うバスケット
あのガードの壁に何度イライラさせられたか
モーションキャプチャーで人間の動きをなぞっても迫力が出ないのはドラマ、アトムの子でもやってましたね
アニメならではの迫力を出すには、人間には不可能な動きをさせないといけない
そのため原作者は3D画像に修正をかけたとか
どれだけの労力と時間をかけたのだろう
頭が下がります
原作者が全てをぶち込んだ映画なんですね
先生、燃え尽きてないかな
気になったのは
歩き方がみんないっしよな事
みんな肩を揺すった歩き方
人間の歩き方を研究したんだろうけど
みんな一緒の動きだとロボットみたいに見えてしまう
歩き方も何パターンか作った方が良かったかな
あと髪の毛
坊主みたいな短い髪の毛までガサガサ動くとせわしない
今後の課題でしょう
なんて文句をつけながら
翌日、奥さんと2回目を観に行きました
ネタバレ入りますので
読みたくない人はここまで
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花道の最後の合宿シュート
フレームに当たることも無く、シュタッた入った時
花道のバスケット人生は終わったなぁと思いました
実際はどうかは知らない
先生は優しいから、そうはさせなかったかもしれません
でも、人生のクライマックスを見たようだった
それほど美しいシュートだった
ただただ圧倒
リョータのエピソードをベースに話が進んでいくのだけど、はるか昔にアニメを観たなぁくらいの記憶しかなかったので、
リョータこんなに重い過去だったの……?とずっと戸惑いながら観てました。船に乗ったらそれはフラグなんだよ……。
試合シーンは本当に息を呑み、力がこもり、ずっと緊張してました。すごい。ここまで興奮するバスケットの試合のシーンを描けるとは。
安西先生のたぷたぷがめちゃくちゃ気持ちよさそうだった。
興奮した
あんまり期待せずに観に行ったけど、めちゃくちゃ面白かった。
リョータに亡兄がいた事が判明。井上先生が直々に作ったストーリーという事で、スラムダンクに新たなストーリーが構築されたのは実に喜ばしい事。
試合は、スピード感抜群で音楽も邪魔にならず、かなりテンション上げてくれて、ラスト1分はあの迫力ある映像と無音というコントラスト、結果は知っているにも関わらず息の詰まる映像だった。
最後に、タイトルの「ファースト」にはどんな意味が込められているのだろう。
今後に期待出来る意味合いで捉えています。
タイム感重視
今さらながらですがレビューさせてもらいます。
まず初めに、自分は原作リアルタイム、アニメには特に思い入れのないタイプです。
という前提で言わせてもらうと、最高でした。
まぁ多少原作と違う(省略、変更)部分もありますが、そこまで気になる程ではなく、それを補って余りあるほどよかったです。
パンフレットや関連書籍のインタビューなどで井上先生が言っておられるのが、別視点や、ただの原作再現にはしたくなかった。ということもあり、当時のスラムダンクとテイストが若干違うところがありました。
原作を見てきた自分にとっては、その深堀りがいい作用をしてるように感じました。
そして何よりこだわったであろうポイントはタイム感だと感じます。いえ、そう感じざるを得ません。
たしかにアニメ版は尺の都合などもあるので試合という限られた時間が妙に間延びしたり、演出上すげーデケェコートだな。と冷静にツッコんでしまうというシーンもありました。(この辺はリアルの作中でも井上先生がディスってましたね)
ただ今作は試合のタイム感、臨場感の表現を大切(大前提)にしてる気がします。
それによって疾走感のある試合になっていてよりリアルに感じられると思います。
ただ話の構成上、試合一本筋。とはなっていないので、テンポがイマイチと感じる人も結構いると思います。
それでも自分は原作を読んでいるため、こういうやり方もありだな。と楽しむことができました。
原作を読んでいるかいないかでガラッと印象が変わりそうな気がします。
どちらかと言うと原作読んでいる人に寛容な気持ちで観てもらいたい映画だと思います。
本当に試合を観ているようだった
少なめの心理描写、フォーカスがあたっている人以外も映る広い画角、音の使い方、全てが映画だからこそ出来た、完成された作品だった。
ロングランも納得
魅力はなんだろうか、と考えたときに
単純にかっこいいから、なのかなと。
チームプレーが似合わなそうな個性的な面々。
かっこよさとは、仲間を信頼しながら
がむしゃらに目標に向かっていく姿なのかもしれません。
話をまとめ上げる原作者のセンスに脱帽です。
宮城ソータ君も弟の成長を喜んでいることでしょう。
ゴールの網が揺れる描写や海の波の描写に、
技術の進化を感じました。
10-FEET も良い仕事してました。
答え合わせムービー🎬
兄のジャンプを毎週夢中で読んでいたタイプです。単行本も何度読んだのか数えきれません。好きすぎて、自分の中でイメージが出来上がっているので、雰囲気が違っているアニメさえも観ていませんでしたが、あまりにもロングラン&みんな絶賛するので鑑賞。リョータのお話。というくらいの前知識。
初めの方は気にならなかったけど、山王戦にのめり込むほど、リョータのタームが挟まれるのがだんだんと長いなぁ、と感じるようになり…当時は子供だったからか、読み進めるスピードが速いのかも知れないけど、話が進まない。うん、わかったよーそうなるんだろうね、となってしまったところが残念だった。
山王戦は熱かった。何度繰り返し読んだかわからないから次くるセリフもわかってるのに、涙が止まらなかった。始まった時はマンガが動いていることにも感動してしまった。オープニングの5人が歩いている描写はそれぞれが想像通りの歩き方で、感激でした。メガネくんのTシャツ、ヤス、カク、シオ〜!魚住もいましたよね?
あの流川と花道の名シーンは私の想像より振りかぶっていました笑 動き、台詞回しなど、自分の想像していたものと答え合わせのように感じた部分もありました。
声は想像と正直違った。こればっかりはしょうがないかな。安西先生の、のセリフもちょっと違ったなーー、まぁ、長年の想像があったので覚悟もしていたし、それもまた一興です。
正直、途中でこの感じなら意味なくない?て思ったり、帰ろっかな…とか思ったけど、流川と花道のシーンが見たいと思って、最後まで鑑賞しました。山王戦も描き方もいいんだけど、この映画に感激できる人は素直なんだろうな、羨ましいなと思いました。
漫画アニメ これが一つの到達点です
試合を観ているような没入感と
選手達の飛び散る汗
激しい息遣い
表現がアニメだけどアニメじゃないような
リアルなようでアニメーションである動きかた
漫画 アニメーションならではの、緩急
全てが新鮮でした。
ストーリー、漫画は読んでいますが
改めて 先が見えなくなってしまうような勝敗にドキドキして、選手の感情が伝わってくるストレートなセリフ回しに心を打たれた。
王道を抑えつつも、新たな視点や新たな着地点を見せてくれた作品に感謝します。
とにかく、漫画が躍動しています。
グイグイ引き込まれて、時間があっという間に過ぎてしまう
とてつもないパワーを持った作品でした。
続きが観たくなる、そんな作品です。
諦めない気持ちが結果を変える
限界というのは結局、自分が勝手に決めているのだな。
諦めない気持ちがあれば結果は変わるのだ。
弱気になるな、とことん悔いなく闘え!
自分を奮い立たせてくれるような作品を今年の最後に、1年頑張ったご褒美に鑑賞できて良かった。
オープニングの平面的なコミックの絵が描かれていく映像に重なる主題歌がめちゃくちゃカッコイイ!
オープニングからしてもうワクワクする。
試合のシーンの滑らかな動きと体育館のキュッという軋み音がリアルすぎてたまりません。
テレビ版のアニメは観ておらず、友人が貸してくれた紙袋いっぱいのコミックを単行本で一気読みしたのがスラムダンクとの出会いでした。
元々は平面、2次元であったはずのコミックの絵がだんだん3次元に見えてくる。素晴らしい映像でもありました。アニメの技術の高さにも驚くばかりです。
エンドロールで作品に携わった方々の名前が流れるのを観ながら、今の時代に、スラムダンクをこのような形でまた、作ってくれたことに感謝しきりでした。
山王メンバーの人間味があれば満点
原作通りにはいかなくてもよかったけど、山王の沢北、河田の絡みとか深津が山王のキャプテンとして欠かせない存在感とか河田兄弟の掛け合いとか欲しかったな〜
ちょっと無機質寄りな気がした部分がマイナス。
はい、山王ファンです。
原作は観たことありませんでしたが。
原作は観たことありません。漫画の名前と花道と流川という人がいる、くらいまでの知識で勧められて行ったんですが、最高でした!
あとから聞いたら原作最終戦の部分の話だったそうですが、知らなくても楽しかったです。
試合の結末を知らなかったので最後までどちらが勝つか固唾をのんで観ていました。無音のシーンがありますが、こどもの「いけー!」という声が聞こえたり、本当に試合をみているようでした。
まだ上映してて本当によかったです。
ラスト10分が目に焼き付く
今更ですが、見てきました。
原作を一切知らないため、いくら話題になろうとも自分には楽しめないと遠ざけていましたが、半年間も上映されているし、知人たちが最高だ!見ないと損だ!とえらく勧めて来られたら、流石に気になってきます。ので、時間が空いた今日、1週間限定で復活したIMAX上映で鑑賞です。サービスデイでも何でもない日にIMAXを見るのは懐が痛かったですが、見て悔いなしでした。最高です。
原作を知らないと楽しめないという先入観は、あながち間違いではなかったです。作品、キャラへの愛は無いも同然からのスタートなので、ファン向け、玄人向けのこの作りは中々厳しいものがあります。キャラの名前と顔を一致させるところから始まって、ストーリーを噛み締めていく。ありがたいことに、話自体は特段難しいことなかったため、満足の行くほどは楽しめなかったものの、そこまで問題なく見ることが出来ました。が、原作ファンであればあるほど面白い作品であることは間違いないです。
本作が高く評価される理由の1つとして、作画が挙げられるはず。日本版「スパイダーマン スパイダーバース」のように、“動く漫画”として見事に作り上げている。あえてこのような描写を取ることで、臨場感と緊張感溢れる試合となる。この手法を巧みに駆使しながら、時間をかけてたっぷりと一試合を見せてくれるから、この映画はたまらない。アニメなのに、最高の映画体験。お母さん、俺、バスケがしたいですっ...!子どもたち、この映画を見てそう言うはず。
ただ、せっかくの大興奮試合を途切らせてまで、リョータの過去回想は必要だったのだろうかと感じちゃう。原作では桜木が主人公らしく(そんなことも知らなくてすいません...)、確かにそっちの方が断然おもろいよな〜と。このリョータというキャラが終始好きになれないし、魅力を感じない。展開は読めるし、お涙頂戴エピソードがキツい。一応、主人公枠を飾っているのに、試合では活躍場面があまりなく、結局は桜木がフューチャー。ん〜、わざわざリョータをメインにする必要あったのかな。
ただただ、最高のバスケ試合を楽しむ作品。
ストーリーは考えないようにした方がいいのかもしれない。ストーリー抜きにしても、最高に面白いから。あのラスト10分の興奮、一生忘れない気がする。そう思うと、貴重な体験をさせてもらったなと。映画館で、しかもIMAXで見れてよかった。まだご覧になっていない方、ぜひ。
ここまで時間かけただけのことはある
井上雄彦先生が監督までされた作品なので、どうなっているのか?と興味深々でしたが、鑑賞してみて汗一つの描写から呼吸の音までの細部のこだわりが、素晴らしいとしか表現出来ない作品となっています。
私はまだ6回したが、毎回新しい発見があるので、まだまだ時間を作って、観に行きたい作品であります。
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