新感染半島 ファイナル・ステージのレビュー・感想・評価
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強引な伏線設定のせいで物語の骨格が歪んだのかも・・。でもそんなの無視して韓国版マッドマックスを楽しむべきかと。
前作の新幹線ファイナルエクスプレスでは、少女の歌う歌が伏線となって最後助かっています。
今作では、義兄弟間の言葉のやり取りが最終場面での〇の救出の伏線となっていますが、これを設定するために物語の設定がかなり無理がかかった感じがします。
(そもそも、回収メンバーに何の特技を持たない義兄を入れる必要性はないし、義弟が義兄を救出するために突撃する場面は正直無理でしょう)
あと、気に入らないのは、補強なしで戦車並みに頑丈な車の設定。今の車は事故発生時の乗員保護のため車体はワザと壊れやすくしているはずです。韓国車は違うのかな、と言ったら嫌味ですかね。
まあ、ほかにもいろいろ物語には粗がありますがそこには目をつぶって、カーチェイスを楽しむ作品かと思います。韓国版マッドマックス怒りのデスロードと思えば楽しめます。
ちなみにほかの方も言っているとおり、前作のほうが出来は良いと思います。
ゾンビ映画になにを求めるか。それで大きく評価が分かれる作品
前作ファイナルエクスプレスは、ゾンビ+新幹線という密室+タイムリミットのある中の脱出劇で、キャラの立ち方や誰が死ぬか分からない不安感など新しい形でエンタメ的にも非常に楽しめた作品でした。
ゾンビ映画というのは、とにかくエンタメに特化する前作のファイナルエクスプレスやアイアムアヒーローなどのタイプ、ロメロのゾンビのような社会批判を盛り込んだタイプ、ゴア描写に力を入れるブレインデッドのようなタイプ。この3つに大きく分けられるかと思う。
今作はエンタメに振りたかったのは分かる。ゾンビだらけで廃墟となった韓国。生き延びている元軍人達によるイカれた非感染者コミュニティ、反抗するレジスタンス一家と韓国に残されたお金目的で一攫千金を狙う冒険者という構図からも明らかだ。プロットは非常に悪くない思う。
しかし前作のようなタイムリミットや密室からの脱出劇という緊張感があるわけでもなく、かといって脚本にどんでん返しがあるわけでもない。かわりにあるのは残された家族達の親子愛や救うことができなかった主人公の様々な葛藤。ゾンビ映画にそういうのを持ち込むことに違和感を感じる方もいるでしょう。そこまで幅広い層に観てもらうためにハリウッドナイズする必要はあるのだろうか?
とにかく泣かそうとする演出も鼻につくし、だれが死ぬかもまるわかりで緊張感もないし、たいしたゴア描写もない。無い無い尽くしの凡庸なゾンビ映画としか言えない。
強いて解釈するなら、例えば最後のおじいさんのセリフで「地獄から抜け出さしてやりたかった」というようなセリフからは今の韓国経済の貧富格差を表している・・・ともとれる。あとイカれた軍人たちは過去のベトナム戦争などの韓国軍の行ったことに対しての批判・・・ともとれる。かもしれません。
あと個人的にCGを使いすぎている点も楽しめなかった。マッドマックスとか言われてるけどあっちはCGをほぼ使ってません。アクション演出でCGをたくさん使わないとできないのであれば、そもそもやる必要はないというのが個人的な意見です。CGにお金をかけるよりもいかにCGをつかわず魅せるか、という方向にお金を使ってほしかった。
見終わってみると最初の香港行きの船内で感染者が突然発症したときがピークだった。これなら今度は船の中だけで複数の救助船で避難合戦でもさせた方が面白かったんじゃなかろうか
カン・ドンウォンがカッコイイ。
ゾンビ+カーアクションって感じ。
ゾンビ版マッドマックス‼️
パクリ?って言ってはあかんが似すぎ(笑)
なにより主役のカン・ドンウォンカッコよすぎて彼を見れただけで良かった映画(♥ŐωŐ♥)英語もペラペラでカッコイイ!
中学生の女子がアクション俳優顔負けのドライブテクニックで車を爆走させます!!まいたはずなのにまだいる車にチッ、って顔するのがカッコよかった!
悪役がしてた、生存者のところにゾンビを放り込むゲームはとても悪趣味で人間の悪どい部分も描かれている。
終盤はお決まりのお涙ちょうだいシーンもあります。まったく涙出なかったけど…母が子を守るためにクラクション鳴らすところは良かったな〜。お母さんが助からずあのまま終わってた方が感動したかもしれない。
個人的にはカン・ドンウォンのアクションもっと見たかった!!
前作の続編って書いてたけど特には繫がってなかったような?
前作よりは開放感あって好きです!
終盤だが、子供も英語を話してた。
日本映画でこんなシーンがあったら英語で話すだろうか… やっぱり日本人は英語が苦手だよねと思った。
マッドマックスだッ!
前作の新感染からはうって変わった、元軍人を主人公とした本格的ゾンビアクション映画。元軍人らしく銃を使ってゾンビをなぎ倒す爽快なアクションが特徴。そのほかにも、韓国映画らしいエグめの暴力描写もゾンビ映画の中にあって活き活きと輝いていた。
また、元軍人の主人公のバディとして活躍するのは全員女性。年端もいかぬ少女に覚悟の決まった母親。ゾンビが跋扈する絶望的な世界においても希望を決して失わずに力強く生きる姿は美しい。
そして、後半からは怒涛のカーアクションが火を噴く!
主人公と少女が出会った時にも重厚なカーアクションが繰り広げられるが、後半のそれはとても比べられるものではない。追うものに追われるもの。車をぶつけあい、クラッシュを狙い、そして何よりゾンビを押し付け合い…ゾンビ映画ならではの爽快かつグロテスクな次世代カーアクションがここにあった。
特筆すべきはゾンビを使った撃退シーンだろう。前方にゾンビを確認し、後方の敵を確認し、ただ一度の瞬間をねらってゾンビにライトを当てる。薄暗い月夜に瞬間光るライト、照らし出されるグロテスクなゾンビ。車のエンジン音やレバー操作音に混じり始めるゾンビの叫び声。そしてシメは敵の悲鳴と少女のしてやったりな笑顔。たまらねえ。
無口な重火器のプロに心したたかな女性、そして激しいカーチェイスといえば、それはもうマッドマックスだろう。マッドマックスにあった狂気はゾンビが代替する。希望のためにひたすら車を走らせる。悪党は滅びる。美しい王道物語だ。
ちょっとした不満がひとつだけ。クライマックスで死ぬ役割の人選だ。ゾンビ映画のクライマックスには味方の喪失が必要だという考えの下か、味方が一人死ぬのだが…えっあんたが死ぬの?と驚いてしまった。従来のゾンビ映画からしたら適任なのは別の人なのだが…。まるで味方の喪失用に作っキャラクターのような気がして違和感を覚えた。
マッドなマックス
他のレビューにある通り、ゾンビプラスマッドマックスでした。
前作は凄い感動したんですけどね…
今回は設定だけ持ってきた感じ?
続編という続編では無い気がする。
内容だけ見れば、悪くない。
しかし、前作といい、主人公イケメンだなぁw
前作の事は気にするな!韓国発ゾンビ・マッドマックス
2021年の年始めはゾンビ映画から。公開が1月1日ですしね✨しかし、元旦からゾンビ映画観に行く人ってけっこう多いんですね。それだけゾンビが市民権を得ているという事なのでしょう。
これは制作スタッフが「マッドマックス 怒りのデスロード」観た時に「あ、これにゾンビまぜたらイケんじゃね?」っと思ったに違いない。発想の勝利です。いやー、こういうタイプ好きですんで何と言われようとバンバンやってもらっていいんですけどね✨
韓国xゾンビという以外なんら前作と繋がっていない本作。本来別企画だったのではないだろうか?と疑いたくなるぐらい何も繋がってません。前作は前作で好きだったのですが、今回は思いっきりゾンビアクションに振りきってて面白かったです。
韓国上陸の最初に出てきたゾンビの詰め合わせが最後にちゃんと活かしているのが上手いですね。「ゾンビかくれんぼ」はなるほどと思いました。ゾンビの世界だったらありそうありそう。最後の最後に母親を諦めるかと思わせといて助けに行く展開はアツかったですね。序盤で言われた言葉が最後にいきてくる。ベタな展開でもグッと来ました。かくれんぼといい脚本ちゃんと考えてあるなぁ。
ところで観てる途中でどうでもいい疑問が頭に浮かんだんですが、ゾンビって歳を取るものなのでしょうか?死んでいるから成長しないのかな?最初ゾンビはそのまま腐っていくかと思っていたのですが、死体だったら四年も経てばもう腐りきってるはずですよね?となるとゾンビは腐らないという事?新陳代謝をしないのに腐らないのはゾンビになれば防腐剤的な物質が分泌されるようになるのかな?等と「ゾンビとは何か?」という根本的問題に頭を悩ませ・・・誰かゾンビ学を極めた方いらっしゃれば御教授下さい。
ある意味逆に新年らしい作品!
前作も今作も主役が好みの顔で眼福すぎた
前作はゾンビ映画という事で、ちっさな渋谷の映画館で観た。何も期待してなかったもんで号泣した。
前作も今作も邦題のセンスの無さ!!!まぁ、どっちも邦題がどうでも良いくらい中身が素晴らしいから良いんだけど。
ずっと観てて、面白いけど今作は泣かないわー、こりゃ泣かないわー。と思って観てたら、最後の最後でじーちゃんのジェインが来たところで涙がドバーーーーッ。IMAXでみたから嗚咽がかき消されて助かった。
観た直後なので興奮していて、まとまりないです。くどくどくどくどと映画ライター気取りで感想を言うのは好きではないのでwww「〜もさるとこながら…」だの、映画観てんのに、いちいちストーリー説明もする必要ある?っていつも思うので、余計な言葉は使わず、勢いで感想を吐きます。
冒頭のガラス越しの大量ゾンビ。割れるんだろ?って観てたけど割れない。割れるところはスカッとした。
ショートカットの女の子の運転捌き、身を乗り出して手に汗握って観てた。ワイルドスピード的な?ワイルドスピード観てねーけど。あの女の子カッコ良すぎるよ。顔も整形してなくてキュートだったよ。あの子は売れるよ。
ゾンビに対して余裕ぶちかましてるちっちゃい女の子も激しくカッコいいよ。イカすよ。アレを日本人がやったらクソ寒くなるのが目に浮かぶ。本当邦画のアクションって…。
アレ?じーちゃん、なんかの作品で観たことあるし、絶対コレ良い役どころでしょーよ。って観てたらやっぱりそうだったよ。1番の泣きどころだもん…。あのじーちゃん大好きだ!!
教えて欲しいんだけど謎だったのが、ショートカットの女の子はママの子供じゃないよね。ママさんラストの方吉田羊に一瞬見えた。
どうして韓国映画って憎たらしい悪役がでてくるの?本当に顔も憎たらしい。ロンブー淳に激似のやついたよね。淳に似すぎだったよ。トラック奪ってった淳の最期も良かったよ。ナイス死にざま!
もう一人の憎たらしい悪役は、怒りのデスロードの敵のボスに似てた。自分で運転しろ。本当憎たらしかった。前作のコンユに噛みついたオッサンの憎たらしさには敵わないけど。
お兄さん死ななくて良かったじゃん…。しんどかった。変なゲームに出されるシーンも観ててしんどかった…。戦時中もあんな野蛮な事が人間同士であったのかなぁと。棒で顔をぶっ刺す残酷なシーンとか。
怒りのデスロードファンなので、カーチェイスは本当痺れた。途中「まんま怒りのデスロードじゃねぇか」って半笑いだったけど、たまらんかった。
邦画ではないスケールだよね…。何もかもが凄かった。韓国映画って本当すげぇ…。邦画、クソつまんない実写化ばっかやってねーで頑張って。
平凡なB級ゾンビ映画になってしまった
前作から4年後、香港に逃げたジョンソクは感染半島から来たことで差別を受け、惨めな生活を送っていた。そんな折、放棄され廃墟となった韓国から大金を盗み出す計画をもちかけられ・・・
前作はAmazon Primeで視聴済み。ストーリーの繋がりはほぼない。前作のほうがはるかに面白いので観るならそちらがおすすめ。
前作は新幹線の中でゾンビ化が起こり、居合わせたファンドマネージャーの主人公が家族を守るストーリーだった。ファンドマネージャーという高給取りであることから疎まれたり、自分だけ助かろうとする人がいたりと、登場人物の描写はリアルだった。ゾンビ化そのものは荒唐無稽だったとしても、そこには「作品内リアル」があった。
ところが、今作は主人公が無敵のイケメンであることから明らかなように、完全にミーハー向け。2億5千万円目当てにゾンビだらけの韓国に戻るという動機からして共感できず。
他にも、動かないゾンビに平気で触れて襲われそうになる、物理法則を無視したカーチェイスシーン、4年もゾンビから隠れて暮らしてるのに身ぎれいな女の子、都合よく現れたり消えるゾンビなど作品内リアルが崩壊してしまっている。
悪役は小悪人という感じで魅力を感じず。ゾンビよりも人間のほうが怖いということが全く伝わらない。ウォーキングデッドのニーガンや総督のほうがずっと怖かった。
味方の死も感情移入していないもんだからまったく悲しくなかった。
前作よりお金がかかっているのは間違いないのだが、それが面白さにはつながらず、廃墟のCGやカーチェイスシーンに消えてしまったようす。ありきたりなB級映画になってしまっている。
やられた
姉ちゃん役イ・レのドラテクが凄い
韓国で謎のウイルスが蔓延し、ウイルスに感染するとゾンビになり、ゾンビに噛まれたらその人がゾンビになるという大変な事が起きた。
それから4年経って、香港に難民として避難生活をおくっていた元軍人のジョンソク(カン・ドンウォン)達4人が悪党にそそのかされ、再びゾンビだらけの韓国へ戻り2000万米ドルの積んであるトラックを奪還しようとする話。
韓国に戻ってみると意外と簡単にお金を積んでるトラックは見つかりインチョン港に向かって戻ってる時に、生き残ってたファン軍曹達とゾンビに襲われる。
カン・ドンウォンは別の場所で生き残ってた、姉ちゃんと妹に助けられる。そこにはじいちゃんとママも居て4人で住んでいた。さて、逃げられるか・・・という展開。
主役のカン・ドンウォンがイケメンでアクションがかっこいい。
ママ役イ・ジョンヒョンは綺麗で、銃撃戦やカーアクションも素晴らしい。
しかし、なんといっても、姉ちゃん役イ・レのカーアクションが凄い。まだ14歳みたいだけど(撮影時は13歳か?)とにかく姉ちゃんのドラテクが凄い。かわいいし、注目していこう。
4年間も手の入ってないグチャグチャの韓国をセットで作る(CGかも)のも凄いし、ゾンビの数も多いから迫力あった。
素晴らしい作品です。
ゾンビ映画としては普通だが
超バイオレンスな続編
興奮した。そして泣いた。ゾンビ映画はこうじゃなくちゃね。
うん。なにもかもいい。アクション、スピード、家族愛、憐憫の情が必要のない悪役、全部揃ってる。真打ちは、お姉ちゃんのジュニ。ジュニは、主人公が絶体絶命のときに改造車とともに颯爽と現れるのだが、ドラテクがすごい。涼しい顔してドリフトを何度も決めてながら、631部隊の車を引き離していく。ドリフトを決めるときの映像がまたいいんだよね。サイドブレーキとペダルの操作を丁寧に見せてくれるから臨場感が半端なく、見てるこっちの興奮もMAX状態に。
最近、ときどき見かける知性のあるハイブリッドなゾンビも登場しない。音に敏感、光に反応する基本的なゾンビの習性は教科書通りでありながら、ぜんぜん飽きることがない。夜を舞台にしたことによって、ゾンビがいつ現れるか恐怖心が増しているし、照明弾に照らされるゾンビの群れも迫力がある。
どうやって、この親子が生き残ってきたのかとか、631部隊のヘッドがどうしてカリスマ性のないソ大尉なのかとか、細かい疑問は、映画の迫力がぶっ飛ばしてくれる。そもそも、ゾンビウイルスは空気感染しないという設定なんだから小さいことを気にするなんて野暮ってもんです。
マッドマックス的な世界観もうまく取り込んでいる。631部隊の中心人物であるファン軍曹は、野良犬とよばれる市中で生き残った人間を集め、ゾンビとの鬼ごっこを開催している。誰が生き残るかを賭けの対象にして、極悪そのもの。こいつの断末魔を早く聞きたいという気持ちがもりもり湧いてきて、後のカタルシスを大きくしてくれる。
圧巻は、終盤でのカーチェイス。トラックと改造車が並走しながらバトルを繰り広げるところは、マッドマックスばりで迫力満点だし、照明弾だけでなく、巨大な照明装置に照らされるゾンビの群れの映像がとてもいい。ここでもジュニちゃんが天才的なドラテクを見せてくれる。631部隊の車をドリフトやゾンビを使いながら小気味よく始末していく。エスカレータにぎゅうぎゅう詰まったゾンビの伏線もきれいに回収されて、いよいよラストへ。
ラストは、何度も泣かせるなよって言いたくなるくらいのクライマックスで、とても大満足。IMAXで見たのも正解。
長女のドライブテクが凄い!
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