新感染半島 ファイナル・ステージのレビュー・感想・評価
全270件中、81~100件目を表示
「世紀末救世主伝説映画(含むゾンビ)」な一作。
2016年公開の前作に続いて、本作もヨン・サンホ監督がメガホンを取り、これにて『新感染』シリーズ三部作の一応の区切りとなっています(本作を鑑賞するまで、このシリーズを二部作と思ってたんですが、実際には2016年公開のアニメ作品『ソウル・ステーション・パンデミック』も含めての三部作だそうです)。
前作が列車内という閉鎖的な空間を活かした、緊迫感と恐怖感溢れる作品だった一方、本作はちょっと過剰なほどの躍動感が際立つ、「世紀末映画(含むゾンビ)」となっています。キャストも刷新し、残念ながらマ・ドンソクの肉体美を鑑賞することはできません。代わって主演のカン・ドンウォン、イ・ジョンヒョンらが、見事な演技を見せてくれます。
本作は、サンホ監督が公言するように、『アキラ』や『マッドマックス』シリーズなどの先達の影響を、過剰なまでに、そして堂々と見せつけてくれます。これはつまり、本作では「ゾンビ」を描くことに主眼を置くのではなく、極限状態に置かれた人間同士の争いに焦点を絞ることを意味します。そのため、作中では大量のゾンビが登場しますが、それらは登場人物の行く手を阻む障害物とか、何らかの形で利用可能な道具、といった程度の、ドラマの背景装置の役割しか果たしていません。
後半になるとより一層、先に挙げた先達に対するオマージュが際立つため、確かにすごい表現技術に裏付けられた躍動感のある映像なのに、どこか既視感がある、という不思議な感覚を味わうことになります。
結末近くの描写については、ややくどすぎる、という評もあるようですが、真上からの俯瞰で主人公達を捉えた映像は、これ以上なくシンプルかつ力強く、人物同士の錯綜する想いを表現していて、非常に素晴らしいと感じました。
徐々に『家族』というテーマに収斂していくところに前作とテーマ上の繋がりを感じさせるのですが、肝心のドンウォン扮する主人公が、終始何を考えているのか分からないので、この点でやや説得力を損なっているのが残念…。彼の演技力で画面に目を引きつける力は強いんだけれども。
とにかく主人公かっこよかった
今日新感染半島を見てきました!
トッケビでおなじみのコン・ユが出演している新感染を見てあまりにも面白くて感動したので興味本位で見て見ました。
予告などは、あまり見ずに行ったのでどんな話かとても楽しみでした。第一印象は、とりあえず、主人公の男性がとにかくかっこよかった(あとから調べて見たら40歳ぐらいだとか、、ありえん)そして、女の子めっちゃ運転上手いし、かっけぇぇえ、バンバンゾンビ倒していくやん!頭良っ!あぁぁどうかご無事でって感じでしたね。
すっごくドキドキハラハラスリル満点だったのでそういう系が好きな方は是非見ると楽しんでいただけると思います。
(ドキドキハラハラすぎて今は少し心臓が痛い)
前回の新感染と同様泣けて感動するシーンも沢山あるのでいっぱい泣きたい方にもおすすめします。
どんな映画にも必ず悪役がいますがとっっっっても殺気を感じましたね笑
少しネタバレになりましたが、見に行くのに全く後悔していません!満足です!
絶対損はしませんよ!
『冬のソナタ』を思い起こした人はどれくらいいるだろう?
最近、ワイドショーばかり見ているのでコロナの知識もそれなりに得てしまった。モーニングショー、ヒルナンデス、バイキング・・・と、考えていたら師団長の台詞「ミアネヨ」でハッとしてしまいました(ミヤネ屋はあまり見ない)。その師団長と呼ばれるちょっと気の触れたおじいちゃんが『冬ソナ』のキム次長を演じていた俳優クォン・ヘヒョ。そして、疑似家族の中のミンジョンの娘がユジンなのだ。これはもう冬ソナを思い出さずにはいられない。
マッドマックスシリーズにゾンビを加えたようなパニックアクション。前作『新感染ファイナル・エクスプレス』とは趣向を変え、まるでTVドラマ『ウォーキング・デッド』のコロニー争奪戦のような雰囲気と、最悪の廃墟となった韓国の地でのサバイバル描写が続く。走るゾンビも健在であり、音と光に反応する群れが山積みになったりするシーンがおぞましいのです。『パフューム』かよ!てな感じで。
それにしても4年も経っているというのにワクチンが未だ開発されてないんですね。『FLU 運命の36時間』なんてアッという間に完成していたのに(生ワクチンだけど)。緊急事態宣言もなく、実効再生産数も少なそうだし、新規感染者も少ないから?などと、色々とコロナと比べてしまいがちですが、ゾンビが長寿・・・というより、活動限界が長すぎるんですね。
そんなアクション満載の作品となっていましたが、もう一つ思い起こした映画は『野性の証明』でした。ミンジョンが中野良子のような逞しさを感じさせたり、主人公ジョンソクが元軍人で4年前にミンジョンと娘を助けることができなかったということで贖罪を意識したり、ついには自分の命をも投げうってしまうほどに成長(?)したためです。
全体的にCG満載だし、車の運転は嘘っぽいし、まぁ3点くらいが妥当かと思ってたのですが、最後の最後でここまでやるか!というほど感動の押し売りをするところ・・・こういうの弱いんです。ゾンビは足が速いんだから無理やろ!と突っ込ませないくらいの強引な音楽とスローモーションでごり押し。やられた。サイドターンを多用するジュニ(イ・レ)も可愛すぎるし、なんだかちょっと騙された気分。
既視感はあるけれど
丁寧に良く出来ているゾンビ映画でした。
伏線もちゃんと回収されて。
まあ、何処かで見た事あるシーンばかりではありましが、
一人の少女の役所が異彩を放って、話にアクセントがありました。
前作が未見で、これとは全く趣きが違うとなると
興味津々。見てみようと思います。
コロナ禍が明けたら。
映画終了後、
ゾンビの感染恐怖の世界から解放されても、
現実も緊急事態宣言中で
気分が沈みましたので、、
パニック映画だがアクション映画強め
1でもゾンビ映画というよりパンチやキックで戦うシーンが多くアクション映画感が、あったが2でもやっぱり韓国流のアクションシーン多め。
ゾンビ映画あるあるの内臓ドローとか血肉ブシャーはあまりないゾンビ映画。それが苦手なひとでも割と観れる。
今回はカーアクションが爽快!
わたしもサイドブレーキを引いてドリフトかけつつ曲がってみたい。笑
そしてざっくざくゾンビを轢き殺していく。笑
そしてそれを運転してるのが中学生くらいの女の子ってところもまたよい。
今回は前回のパンデミックで封鎖された韓国に眠っているお金を回収しにいく、というストーリー。
主人公はパンデミックの韓国から生き残って香港で暮らしていたのだが香港では韓国から来たというだけで差別を受けて廃人のように暮らしていた。
義理の兄がこの仕事にかけて生まれ変わるという決意を聞き、1人で行かせられないと一緒に半島に戻る仕事を引き受ける。
半島では残った悪者たちが組織を作ってて、さらに残った一般の人を捕まえてはゾンビと戦わせるゲームをしていたり、結局ゾンビの世界は人(悪者)と人(いい者)の戦いになる。
個人的にはヒューマン要素強めな前回の方が好き。
そのほかの感想
•最初潜入時のおばちゃんすごく戦力不足な気がする!
•残っているひとたちの歯が汚いのがリアルでよい。アメリカのゾンビものはみんな歯が白くてうそやんと思う
•カーアクションめちゃくちゃかっこい
•義理兄助けに行ったのにそこで死ぬんかい!
•主人公いけめん。つよい。
•4年たっても腐ってないで、めちゃくちゃ、機敏なゾンビ!
•おじいちゃん、嘘じゃなかったんだね、本当にアメリカ人の友達いたんや😭
前作の予習は不要だが見ておいて良かったこと
本作は新感染ファイナルエクスプレスの4年後…と予告で謳っていたので、前作を予習してから観ましたが、予習の必要はありませんでした。
ゾンビは目が白く濁るよ〜動きめっちゃ早いよ〜暗いところでは動きが鈍るよ〜とかその辺の設定だけは引き継いで、あとはほぼ別物、別ジャンルでした。笑
とにかくカーアクション!あらゆる方法でゾンビや悪人を蹴散らす様が見ていて爽快でした。前作と同じゾンビ映画の体を成していますが、こちらは思いっきりアクション映画です。
ただ一つ、前作を見ていて良かったと思ったのは、ゾンビに囲まれて万事休すの母が自害しようとするシーン。前作で愛する娘を守り抜いた父が最後の最後に感染したとき、列車から落ちるシーンは影で表現されていました。
本作でも、愛する娘たちを守り抜いた母が喉元に銃を突きつけ、トリガーを引く直前は逆光による影で表現されています。
前作のシーンが印象深く、「あぁ、またか。これで終わってしまうのか…」と思わされたので、そこからのどんでん返しには一層胸が熱くなりました。「ジョンソク!!!!ありがとう😭」と思わず拍手をしてしまいました。
ジョンソクも母娘も無事に生還できて本当に良かった。おじいちゃんと義理の弟は残念だけど、悪役は皆滅びてこの3人が生き残ったのは後味の良い終わり方だと思いました。
最後に。レビュアーの皆さん、登場人物を渡部に似てるとか、星野源に似てるとか、さまざまな人を挙げていました。
私はソ大尉が氷川きよしに見えて仕方ありませんでした。笑
意外
面白いかったけど、ストーリーが雑すぎ。伏線回収とかアクションとか結構見応えあったなけど、世の中の評価は最低なんだよな。こう言うのて、世界に広がって、みたいな感じになるけど、北朝鮮が封鎖していたお陰で広まって無いみたいのがリアルだよな。Netflixかドラマで世界観だけ引き継いで新たな新感染を作って欲しいな。
マッドマックスムービー
この映画に限らず、
韓国映画は、娯楽性のあるシナリオで最後までワクワクして、裏切りが連鎖的に続くので面白い。
残酷な描写は世界一のレベルにあります。
女の子のドライブテクニックは、ジェンソン・ボーン並みかそれ以上…。
お金回収して戻ってきても殺される可能性が高いから、あの展開は素晴らしい。
最後は気持ちよく映画館を後に出来ます。
配役がとても良かったですね。
前作はあまり関係ない。設定だけ借りてるからいきなり本題みたいな感じ...
前作はあまり関係ない。設定だけ借りてるからいきなり本題みたいな感じでずるい、というより、ジャンル映画、とりわけゾンビ映画はこれでいい。というより、ゾンビ映画ではなくカーアクション映画。これでいい。
ゾンビ映画は人間が主役です!
ゾンビ映画は、みんな噛まれてゾンビになって終わりと言う人がいますが違います!
ゾンビ映画は人間が主役で家族愛や友情、策略や陰謀など様々なヒューマンストーリーが込められているんです!
前作はゾンビ(感染の恐怖)で今回は人間(生きるための)の話になってます。
ドンパチも多くて前作よりも好きかも!
前作からの話はつながっていないと思うので、今作からでも見始められると思います!
たぶんコメディと捉えたほうがいい映画
細かい内容は、さておき、コメディ見る気持ちで見たほうが楽しめる作品です。前作の気持ちで見るとショックを受けますので、別物と捉えたほうがいいかも。ラストは別バージョンもあった気配感じますし、そういう感じ(別バージョン)にストーリーが進んでたので、逆に裏切られて良かった。
子供は反則
前作がすごい面白くて期待して観たら、皆が言う別物って言うのが理解できた。
設定が荒唐無稽(ゾンビものに求めても無理か)で、現金の為にグラウンドゼロへ戻るという、折角脱出したのに赤の他人の子の為に巣に戻るというエイリアン2くらいに自分には理解不能設定。
そして反則の子供。
んなアホなってくらいカッコいいドライブテクの姉とラジコンオタの妹で主役や多分ヒロイン役のお母さんの印象が薄くなるくらい。サイドブレーキを引くシーンは007顔負けのかっこよさ。
そして韓国っぽい泣きのシーンの妹の演技力。ブサカワギリギリの顔くしゃで号泣されたら、最後まで母強しのリプリーだな、と。まさか戻ってくるとは思わなかった。
ゾンビ映画としての怖さがなかったんで星3つだけど、四駆ドリフトと配達トラックのベタ踏みMAX加速のアクションシーンは星5つ。
4DXで観ていたせいもあるかもしれない。揺れまくった。
冷静に4WDってドリフトできたっけ?って疑問も持ちながら狭い小路を駆け抜けるシーンは最高だった。
時代はクロカンとトラックですよ。特にトラック、4年整備してなくってもいきなりフルスロットルの走行性能は世紀末にもってこい。
ゾンビを高速道路の虫以下の扱いでバシバシはね飛ばし、元人間の感情は1ミリもない潔さは気持ちいいくらい。
ゾンビ映画だけどゾンビはもはや小道具的な扱いが過ぎる。
なんで来たかよく分からないままだった青いUNの文字はブラックホークダウン以来の安定の安心感。
感動の再会シーンは韓国映画っぽいため演出が過多で、はよヘリ乗らんかいな!とかなりイラついた。
突っ込みどころも沢山あるけどマッドマックスゾンビ映画の設定を受け入れられるなら十分楽しめた。
マッドマックス風ゾンビ・サバイバル映画。
京阪神3府県においても緊急事態宣言の再発出がなされる模様となった、今年の2021年1月13日(水)に、滋賀県大津市の大津アレックスシネマまで『新 感染半島 ファイナル・ステージ』の鑑賞に出向いて来ました。
前作の『新 感染 ファイナル・エクスプレス』が様々な人間模様までも上手く描いた非常に良く出来た感動的なゾンビ映画でしたので、その4年後を描いた続編に相当する今作についても、鑑賞前からかなり期待値のハードルを高くして観に行きましたが、率直な感想を申しますと、前作とはかなり趣が違うサバイバル・ゾンビ映画になっていました。
前作があまりにも感動的で、かなり面白かったので今作も必ず劇場で観ようと思っていましたが、今作も、未知のウィルスの感染によって人間が凶暴化し、人を襲い出し、そして感染した人間に噛まれてしまうと同様の症状が発症するという、所謂、典型的なゾンビ映画という点では同じでした。
しかしながら、韓国を高速列車内を舞台にしたゾンビ映画『新 感染 ファイナル・エクスプレス』の4年後を描いてはいるものの、朝鮮半島(原題は、ペニンシュラ。【半島】の意)は、既にゾンビだらけになって世紀末の様相になっているという設定から鑑みれば、『新 感染半島』という邦題も、もはや高速鉄道(=新幹線)に引っ掛けた意味をなさなくなっており、前作の設定は、今作ではほぼリセットなされていることからすれば、もっと内容に即した邦題にしても良かった様にも思えましたね。
ちょっと、受け取りようによっては、前作のB級C級のバッタモノの映画のDVDタイトルの様にも思えて来ますので、例えばですが、もっと内容に近い『感染暴走半島』といった様な邦題にしても良かった様にも思いました。
お話の流れ的には、
元韓国の軍人のジョンソク(カン・ドンウォン)は、未知のウィルスの感染によりゾンビ化が広まった朝鮮半島を船で脱出し、その後、香港で生活していました。
そこで、彼は、3日以内に、半島に放置してあるドル紙幣の大金を積んだトラックを盗ってくる仕事を引き受けて、現在置かれている貧乏生活の境遇からの一発逆転に挑もうとするのでした。
しかし、半島には、ゾンビと戦いながらも生き延びた武装した民兵組織631部隊が支配していたのでした。
ジョンソクが、ゾンビや民兵組織631部隊に追われる中、とある姉妹に助けられるのでした。
果たして、この姉妹の正体は如何に?
そして、ジョンソクは大金を手に入れて、無事に香港に戻ることが出来るのか?
といったイントロダクションの映画でした。
荒廃した街中の幹線道路や狭い路地を使いながら繰り広げられる、目にも止まらない高速ドリフト走行などのカーアクションの連続には思わず手に汗を握るほどでした。
群がってくるゾンビたちをものともせずに、猛スピードで蹴散らしながらSUVやトラックを走らせて、主人公ジュンソクを助けるのが、未だ年端もいかない10代女子のジュニ(イ・レ)。
そして、絶体絶命時に、ラジコンカーを駆使してゾンビたちの気を惹きピンチを切り抜けるジュニの妹ユジン(イ・イェオン)。
特に、10代少女のジュニ。そして彼女たちの母親ミンジョン(イ・ジョンヒョン)による迫力満点の高速ドリフト走行などに代表されるカーチェイスは一見の価値あり。
映画全体のテイストからすれば「北斗の拳」「マッドマックス2」や「マッドマックス/サンダードーム」の世界観に、「頭文字D」のカーアクションを加味したような作品でしたので、4DXやMX4Dなどで鑑賞した場合でしたらば、さぞや凄い迫力だったでしょうね。
たしかにカーアクションはかなりの部分でCG頼りではありましたが、それも闇夜の暗さで巧く誤魔化していて上手く描いてみせていましたので、私個人的にはそんなにも陳腐にも思えなかったです。
それよりも、あまりにご都合主義的過ぎる脚本が、かなり気にもなりはしましたが、面白ければ結果オーライと良い方向に考えましょう。
ただ、非常に悔やまれるのは、前作の『新 感染 ファイナル・エクスプレス』などのゾンビ映画に比べて、今作の場合には、まるでサバイバル系のシューティングゲームやドライビングゲームに興じているような錯覚にも陥ってしまい、ゾンビ自体もゲームの世界の中の敵という感じにしか見えなくて、恐ろしさがほぼ感じられなかったのが玉に瑕でしたね。
また、主人公のジョンソク役のカン・ドンウォンの鬱ろげな表情を見せ場にしようとしているのか、必要以上にスローモーションによる演出が多いのにも気になりましたね。
また、観る角度によって、カン・ドンウォンが日本の漫才コンビのアンジャッシュの渡部建さんに似ている様に見えたり、民兵集団631部隊の隊長・ソ大尉役のク・ギョファンが、漫才コンビのロンドンブーツ1号2号のロンブー淳さんにソックリだったりと要らぬところにばかり気が散ってしまい、真剣に観ていられませんでした(汗)
とは言え、半島に着いて直ぐのゾンビの大群を、あとで上手く活かすなど、伏線の回収も上手くて、ラストでも、感動的な演出で、ちゃんと泣かせてくれたりと、サービス精神満点の映画であることは間違いなかったです。
従いまして、私的な評価と致しましては、
前作の『新 感染 ファイナル・エクスプレス』が極限状態に陥った際の人間ドラマを描いたゾンビ映画だとしたら、今作の場合には、ゾンビ映画の本流からすれば、本質的な恐怖感や面白味にやや欠けるのかも知れないですが、娯楽色豊かなゾンビ・サバイバル映画という点では、総花的に観れば、凄く良く出来た映画だったかと思いましたので、五つ星評価的には、さすがに前作を越えるほどではなかったですが、★★★★の四つ星評価の高評価も相応しい娯楽アクション大作だったかと思いました次第です。
日本映画でこれほどの規模の娯楽アクション大作でもあるゾンビ・サバイバル映画を製作出来るほどの映画会社などは見当たらないでしょうし、やはり世界標準を目指した映画だけに面白さも格別でしたね。
でも、私的には、やはり人間ドラマに深みのある前作の『新 感染 ファイナル・エクスプレス』の方が好きかな。
ゾンビはまあまあ
ゾンビの怖さはあまり感じられず、人間の方が怖いと感じた。韓国映画はかなり観やすく、分かり易く、ストレートだと最近思う。ゾンビが弱いから、その点だけが残念だった。子役さんの演技上手でした。
全270件中、81~100件目を表示