新感染半島 ファイナル・ステージのレビュー・感想・評価
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邦題問題、大問題
【新感染半島 ファイナル・ステージ】
3部作として捉えると、かなりおもしろかったのですが、今回は敢えて少々辛口気味に。邦題問題、大問題問題の件です。
前作の「新感染ファイナルエクスプレス」が大傑作だったので期待して鑑賞したのですが、もう少し予習してから鑑賞すればよかったです。
いつの間にか邦題に引きずられていました。前作「新感染ファイナルエクスプレス」の原題は「To Busan」直訳すると「釜山行き」なので映画タイトルしてはかなり地味。そこで「新感染ファイナルエクスプレス」という「パンデミック」×「新幹線」を想起させる電車パニックムービーにピッタリの邦題になっていました。
当時、このダジャレみたいな「タイトル」だし、しかも「ゾンビ」なので、B級映画確定と思い、完全にスルーしていたのですが、町山智弘さんが超お勧めしていたので鑑賞したら、想像を超える大傑作だったため、「邦題の違和感」を胸の奥に閉じ込めていたのを、本作で改めて思い出しました。
前作のタイトルのおかげで、閉鎖空間におけるパニックムービーみたいな印象が強くなってしまったのですが、本作は、閉鎖空間ではありませんが、ゾンビになった「物体」をひたすらボーリングのピンのようになぎ倒し続ける、脱出系の「単なる」アクション映画に見えてしました。マッドマックスみたいな感じ。ちなみにアクションは凄いです。特に子どものカーアクションは最高でした。
実は、この3部作には「競争」「格差」「差別」「共助」などの社会テーマがあり、それをゾンビというメタファーを用いて表現しています。特に前作では「ゾンビ」になるということは不可逆なため、切り捨てる対象になってしまいます。
それが「親子」「夫婦」「恋人」「友人」などの親しい間柄であっても、一旦ゾンビになってしまうと、「切り捨てるのか?」「自分もゾンビになってしまうか?」という、かなり強烈な選択を迫られるため、そこに多くのドラマが生まれていました。本作をきっかけに大スターになった「マ・ドンソク(マブリー)」さんは、多くの人を守るために、自らゾンビになり、その自己犠牲の姿には涙が止まらなくなりました。ここでいうゾンビは「社会的弱者(落伍者)」のメタファーになります。
そして本作では、何とか生き残ったコミュニティであっても、「助け合い」「支え合う」ということにはならず、平時と全く同じように、支配、格差、差別という構造を自ら作り出しながら社会を構成しており、この根源については深く考えさせられます。
ちなみに3部作の原題を直訳すると①「ソウル駅」②「釜山行き」③「半島」となり結構地味なタイトルです。そして邦題は、①「ソウル・ステーション パンデミック」②「新感染ファイナルエクスプレス」③「新感染半島 ファイナル・ステージ」となり、映画の表現したいテーマ性とは少し離れ、アクションパニック映画という印象を色濃くしてしまっています。
邦題は本当に難しいです。最近は鑑賞前に必ずチェックして、監督が表現したいことを想像しながら鑑賞するようにしています。
でも、あまり深く考えすぎると娯楽性が薄れるので、ボーリングのピンのようになぎ倒される「元人間」を狩りが好きな方は楽しんでご覧ください。
꒰꒪д꒪|||꒱ガーン
スゲー꒰꒪д꒪|||꒱ガーン
凄すぎて驚き‼️
本当にマッドマックスの2.3.4にゾンビ出したみたいな内容迫力満点💯
内容もわかりやすく中だるみ無し❗️
おすすめdeath❣️
観てよかった(^^)
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️満足の満点💯
「マッドマックス 怒り〜」というか「ニューヨーク1997」です。
前作はゾンビ映画で初めて3回も泣いた。
“大切な人を守るための犠牲”
の描き方が秀逸だった。
で、この第二弾。
原題は“PENINSULA” 半島という直球のタイトル。
物語、演出、キャラクター、フラグ
そして“大切な人を守るための犠牲”
どれを取っても素晴らしい。
ん?
では何でそこまで熱くならなかったんかな?
多分、現代社会とリンクするリアリティが原因かと。
前作は今の韓国(アジアなので尚更共感)が舞台だったので
めっちゃリアルな恐怖&感動。
今作は四年後の死んでる韓国なので
要はSFになってしまった。
みんな「マッドマックス 怒りのデスロード」を書いてるけど
私みたいなオヤジには「ニューヨーク1997」ですね。
ほぼ同じ(^ω^)
でも、楽しかったですよ(^ω^)
史上最多数ゾンビ
カーアクション満載なゾンビ映画。それよりここまでの数のゾンビには圧巻。
そもそも今までのゾンビは明るいのを嫌い夜のみ行動していたのにその逆になってましたね。
この作品ではゾンビは脇役のショッカーの戦闘員みたいなもん。結局人間vs人間ですもんね。
この状態だったら北朝鮮にもゾンビの大群は雪崩れこんでいるはず。続編は金正恩北朝鮮指導部とゾンビの戦いを見たい。
テンポが良く飽きさせない
前作を知って居れば経緯は分かるくらいで
登場人物などは関係性はありません
なので前作を予習出来てなくても
十分に楽しめます
ホラー映画とは違ってアクション映画に
近いかと思います
前作は色々な家族模様が有りましたが
今回はシンプルなので感情移入は
しやすいと思います
アクション映画なので派手に音を鳴らしている
劇場がベストだと思います
観て損はしない映画だと思います
前作と別物と考えた方が良いアクションゾンビ作品です。
新年1発目の映画観賞は近所のMOVIXで元旦からの公開との事でこの作品を観賞しました。
で、感想はと言うと、面白い。
前作の続編とはありますが、前作がゾンビ映画であっても何処か親子愛やヒューマンドラマの側面があって、ゾンビ映画であって、パンデミック作品でありましたが、今回のはソンビ映画にアクション満載なので別物と考えた方が良いかも。
アクション満載なので、どちらかと言うと「バイオハザード」的なんですよね。
それに「マッドマックス」を足した感じw
でも、ヒャッハー的なのが居て、欲望に駆られた人間との戦いが実はメインでもあると言うのはジョージ・A・ロメロの「~・オブ・ザ・デッド」の正統派ゾンビ作品の韻を踏まえているので、実はゾンビ映画としては割りとオーソドックスかなと。
ストーリーはその後であっても割りとベタな感じでツボも心得ている感じのスタンダード。
でも、変に懲りすぎてないから良いかも。
これに伏線とか裏設定がありすぎると作品の本質がボケる感じになるのでこれで良し。
もう、アクションは言う事無しで、特にカーアクションは観応えアリ。
こんなに道幅が空いているか?と言うツッコミはとりあえず置いといてw、ガンガンアクションをかましてきます。
主人公のジョンソク役のカン・ドンウォンは男前過ぎw
ゾンビ化した韓国から避難し、ホームレス寸前であっても男前感が隠せてないw
個人的にMVPはジュニ役のイ・レ。
4年間もゾンビうようよの韓国で生き延びただけあって、ワイルド感があって、最初は男の子かな?と思ったらショートカットの美少女w
凄腕のカーテクニックでゲームのハイスコアをガンガン叩き出す様に超絶テクでブイブイ運転している。劇中で1番頼りになるw
他にも良いキャラがいるけど、この二人が突出している感があり過ぎて、その他大勢になってるw
もう、韓国は救い無し!と言わんばかりに末期と言うか完全崩壊。
近隣国に亡命するが日本に行く所を断わられて香港に行き先変更と言う件はなんとなく笑ってしまったw
韓国映画作品は一定以上のクオリティを軽々とクリアしてくるので、個人的にはハズレが無い。
また前作の「新感線 ファイナル・エクスプレス」でも新しいゾンビ映画を構築したので、今回のバイオハザードっぽさはある意味ベタではあるけど、ベタなだけにアクションで唸らせた振り切りは個人的には良しです。
また、ラストも「ここで終わるか?」と思いきや、そこからもう一回エキストララウンドがあって、個人的にスッキリ。やっぱりベタでもハッピーエンドが良いなぁ♪
ジュンソクが亡命先の香港でゾンビウイルスの潜伏者的な扱いで迫害されるのは昨年の春先のコロナを思い出しました。
都市圏の者が帰省などで地方に行くと腫れ物に触るどころの騒ぎでないぐらいに迫害のニュースは感染者を出したくないと言う人の本能かも知れませんが、行き過ぎた行為はやっぱり心が痛い物があります。
この作品が今上映されていると言うのは、いろんな意図があるにしても、感慨深いと言うか、いろいろと考える物があります。
ただ、それを置いといても、アクションドッカンドッカンの作品は久し振りなので普通に楽しめた♪
コロナな影響がまだまだ予断を許さない中でパンデミックな作品は皮肉めいた物がありますが、それを置いといても結構お勧めな作品かと思います。
ゾンビ対策バッチリですね
今年はこの作品からです。
車でゾンビを轢きまくるのは爽快でしたね。
主人公が情けないのもまぁ良かったです笑
あんなゾンビだったら一掃して終わりなんじゃ、、なんて言ったらいけませんよね。
ストーリーは面白かった。
私的には、前作の方が見やすくて、感情が入りやすかった。
最後、飛行機が大きな音を出して降りてきて…あれだけいるゾンビが、どうして集まって来ないのか。
今回は、バッドエンドではなかったのでよかった。
この面白さはほとんど生理現象のひとつです
・過去に傷を持つ主人公。
・持てる力を発揮できる機会が、悪の組織から追い詰められて提供される。
・守らなければいけない人との出会い。
・次々と襲いかかってくる障壁(文字通り、ゾンビがブロックのように積み重なって壁を作ってました)。
・すべてを乗り越えた先に、生き残った主人公と彼が守り抜いた人たちの安堵と涙。
アクションヒーローものの基本構成を見事に踏襲。
多くの人が、良かったね、と納得して終わるこの筋立ては、多少辻褄合わせの展開があったくらいのことではさしてマイナスにならず、揺らぐことなく我々の快感ポイントのDNAに働きかけてきます。
つまりは、
あー、面白かった。
ということです。
iPhoneから送信
ゾンビが当たり前のように走る時代はもうそこまで来てる!
前作とはだいぶ異なる話で驚いた。だけどそれはそれで良い。
他の方もマッドマックスみたいだというレビューが沢山あるけどまさにその通りだ。
走るゾンビをシューティングしていくのはゲーム感覚でとても楽しい。
IMAXで観ると迫力はさらに大。
最後は泣かせに来るシーンもあり。
ゾンビだろうとなんだろうと命の危険でパニックになりかけてもみんなで助け合い共に危険を乗り越えて行こう。
もしそれができずに後悔が残ってしまったら次は乗り越えられればいい。
人間誰しも弱いものだ。助ける事ができなかった事をずっと後悔し自分を責め続けるのはもうやめにしよう。ロンリネス。ありがとう。
『ゾンビ』の学校にある『ポセイドン・アドベンチャー2』の運動場で『...
『ゾンビ』の学校にある『ポセイドン・アドベンチャー2』の運動場で『マッドマックス』ごっこをしましたというノリで好き勝手感が堪らなく良い。序盤フェリー内だけで1本出来そうだけど『スピード2』になりそう。それはそれでアリ。
前作に比べると劣るものも多いが、自分の好きな映画達のエッセンスが散りばめられてるので、何度観ても飽きない作品だと思う。
続編だがカラーの異なる独立した作品
2021年最初の1本。
『新感染 ファイナル・エクスプレス』の4年後を描いた続編とのことであるが、前作を観ていなくても全く問題ない。
ゾンビウイルスが蔓延した韓国は国土を放棄。北朝鮮との国交が遮断されているためにウイルスは韓国に封じ込めることができている。といった状況が簡潔に解りやすく説明されている。
その一方で、登場人物たちの背景や関係は説明が足りない気がした。
大量のゾンビたちが全速力で襲ってくるのは前作と同じだが、ゾンビ自体が脅威なのではなく、廃墟に取り残されて独自のコミュニティを形成している631部隊が主人公たちの前に立ちふさがる。この辺は『ウォーキング・デッド』の影響も垣間見える。
だから、アクションはゾンビたちからの逃走ではなく銃撃戦やカーアクションで前作とカラーを変えている。息つく間もなくアクションシーンでたたみかける演出は相変わらず上手い。
廃墟と化した街中での高度なカーアクションが序盤で目を引く。 細い路地でドアミラーを畳んで走る細かいアイディアも。トラックがゾンビたちを撥ね飛ばして爆走するのなども新しい感じがした。631部隊とのカーチェイスはまるで『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。真似だとしても日本じゃ作れない迫力。
久しぶりにお目にかかれたイ・ジョンヒョンが戦闘型の母を力強く演じていたのには驚いた。最初に子供を抱いて登場したときは彼女だと気付かなかった。
どうやって覚えたのか、凄いドライビングテクニックを見せる娘を演じたイ・レという子役がいい。
普通の主婦っぽかったイ・ジョンヒョンが銃の腕を磨いたのは、ロックダウン後の世界で民兵として631部隊に参加ていたからだろうとは思うが、老人との関係や二人娘がいたのかなども含めて説明はない。大佐と軍曹の関係性も不明だ。
ただ、それらは解らなくてもあまり影響はないからアクション重視で割愛したのかもしれないが、それなら最後のシークエンスで尺を取りすぎな気がした。いい場面が引っ張り過ぎで興ざめしてしまう。
しかし、こういう続編の作り方かと感心したし、スピード感と迫力で充分に楽しめた一作だった。
蛇足…
映画のカーチェイス場面を観てよく感じることだが、今の時代ほとんどの市販車はオートマチック車なのに、カーチェイスになるとちゃんとマニュアル車に乗ってるって…どう?
創作すぎた駄作。
違和感しかない映画。
車ってそんな風に運転できるの?
夜をこんなに明るくしていいの?
全然逃げ切れるじゃん、なんで無理矢理犠牲するの?
せめてシングルモルトを出せば?ブラックラベルはそんなにいいウイスキーじゃないし。
チップな映画、imaxがもったいない。
強引な伏線設定のせいで物語の骨格が歪んだのかも・・。でもそんなの無視して韓国版マッドマックスを楽しむべきかと。
前作の新幹線ファイナルエクスプレスでは、少女の歌う歌が伏線となって最後助かっています。
今作では、義兄弟間の言葉のやり取りが最終場面での〇の救出の伏線となっていますが、これを設定するために物語の設定がかなり無理がかかった感じがします。
(そもそも、回収メンバーに何の特技を持たない義兄を入れる必要性はないし、義弟が義兄を救出するために突撃する場面は正直無理でしょう)
あと、気に入らないのは、補強なしで戦車並みに頑丈な車の設定。今の車は事故発生時の乗員保護のため車体はワザと壊れやすくしているはずです。韓国車は違うのかな、と言ったら嫌味ですかね。
まあ、ほかにもいろいろ物語には粗がありますがそこには目をつぶって、カーチェイスを楽しむ作品かと思います。韓国版マッドマックス怒りのデスロードと思えば楽しめます。
ちなみにほかの方も言っているとおり、前作のほうが出来は良いと思います。
ゾンビ映画になにを求めるか。それで大きく評価が分かれる作品
前作ファイナルエクスプレスは、ゾンビ+新幹線という密室+タイムリミットのある中の脱出劇で、キャラの立ち方や誰が死ぬか分からない不安感など新しい形でエンタメ的にも非常に楽しめた作品でした。
ゾンビ映画というのは、とにかくエンタメに特化する前作のファイナルエクスプレスやアイアムアヒーローなどのタイプ、ロメロのゾンビのような社会批判を盛り込んだタイプ、ゴア描写に力を入れるブレインデッドのようなタイプ。この3つに大きく分けられるかと思う。
今作はエンタメに振りたかったのは分かる。ゾンビだらけで廃墟となった韓国。生き延びている元軍人達によるイカれた非感染者コミュニティ、反抗するレジスタンス一家と韓国に残されたお金目的で一攫千金を狙う冒険者という構図からも明らかだ。プロットは非常に悪くない思う。
しかし前作のようなタイムリミットや密室からの脱出劇という緊張感があるわけでもなく、かといって脚本にどんでん返しがあるわけでもない。かわりにあるのは残された家族達の親子愛や救うことができなかった主人公の様々な葛藤。ゾンビ映画にそういうのを持ち込むことに違和感を感じる方もいるでしょう。そこまで幅広い層に観てもらうためにハリウッドナイズする必要はあるのだろうか?
とにかく泣かそうとする演出も鼻につくし、だれが死ぬかもまるわかりで緊張感もないし、たいしたゴア描写もない。無い無い尽くしの凡庸なゾンビ映画としか言えない。
強いて解釈するなら、例えば最後のおじいさんのセリフで「地獄から抜け出さしてやりたかった」というようなセリフからは今の韓国経済の貧富格差を表している・・・ともとれる。あとイカれた軍人たちは過去のベトナム戦争などの韓国軍の行ったことに対しての批判・・・ともとれる。かもしれません。
あと個人的にCGを使いすぎている点も楽しめなかった。マッドマックスとか言われてるけどあっちはCGをほぼ使ってません。アクション演出でCGをたくさん使わないとできないのであれば、そもそもやる必要はないというのが個人的な意見です。CGにお金をかけるよりもいかにCGをつかわず魅せるか、という方向にお金を使ってほしかった。
見終わってみると最初の香港行きの船内で感染者が突然発症したときがピークだった。これなら今度は船の中だけで複数の救助船で避難合戦でもさせた方が面白かったんじゃなかろうか
カン・ドンウォンがカッコイイ。
ゾンビ+カーアクションって感じ。
ゾンビ版マッドマックス‼️
パクリ?って言ってはあかんが似すぎ(笑)
なにより主役のカン・ドンウォンカッコよすぎて彼を見れただけで良かった映画(♥ŐωŐ♥)英語もペラペラでカッコイイ!
中学生の女子がアクション俳優顔負けのドライブテクニックで車を爆走させます!!まいたはずなのにまだいる車にチッ、って顔するのがカッコよかった!
悪役がしてた、生存者のところにゾンビを放り込むゲームはとても悪趣味で人間の悪どい部分も描かれている。
終盤はお決まりのお涙ちょうだいシーンもあります。まったく涙出なかったけど…母が子を守るためにクラクション鳴らすところは良かったな〜。お母さんが助からずあのまま終わってた方が感動したかもしれない。
個人的にはカン・ドンウォンのアクションもっと見たかった!!
前作の続編って書いてたけど特には繫がってなかったような?
前作よりは開放感あって好きです!
終盤だが、子供も英語を話してた。
日本映画でこんなシーンがあったら英語で話すだろうか… やっぱり日本人は英語が苦手だよねと思った。
マッドマックスだッ!
前作の新感染からはうって変わった、元軍人を主人公とした本格的ゾンビアクション映画。元軍人らしく銃を使ってゾンビをなぎ倒す爽快なアクションが特徴。そのほかにも、韓国映画らしいエグめの暴力描写もゾンビ映画の中にあって活き活きと輝いていた。
また、元軍人の主人公のバディとして活躍するのは全員女性。年端もいかぬ少女に覚悟の決まった母親。ゾンビが跋扈する絶望的な世界においても希望を決して失わずに力強く生きる姿は美しい。
そして、後半からは怒涛のカーアクションが火を噴く!
主人公と少女が出会った時にも重厚なカーアクションが繰り広げられるが、後半のそれはとても比べられるものではない。追うものに追われるもの。車をぶつけあい、クラッシュを狙い、そして何よりゾンビを押し付け合い…ゾンビ映画ならではの爽快かつグロテスクな次世代カーアクションがここにあった。
特筆すべきはゾンビを使った撃退シーンだろう。前方にゾンビを確認し、後方の敵を確認し、ただ一度の瞬間をねらってゾンビにライトを当てる。薄暗い月夜に瞬間光るライト、照らし出されるグロテスクなゾンビ。車のエンジン音やレバー操作音に混じり始めるゾンビの叫び声。そしてシメは敵の悲鳴と少女のしてやったりな笑顔。たまらねえ。
無口な重火器のプロに心したたかな女性、そして激しいカーチェイスといえば、それはもうマッドマックスだろう。マッドマックスにあった狂気はゾンビが代替する。希望のためにひたすら車を走らせる。悪党は滅びる。美しい王道物語だ。
ちょっとした不満がひとつだけ。クライマックスで死ぬ役割の人選だ。ゾンビ映画のクライマックスには味方の喪失が必要だという考えの下か、味方が一人死ぬのだが…えっあんたが死ぬの?と驚いてしまった。従来のゾンビ映画からしたら適任なのは別の人なのだが…。まるで味方の喪失用に作っキャラクターのような気がして違和感を覚えた。
マッドなマックス
他のレビューにある通り、ゾンビプラスマッドマックスでした。
前作は凄い感動したんですけどね…
今回は設定だけ持ってきた感じ?
続編という続編では無い気がする。
内容だけ見れば、悪くない。
しかし、前作といい、主人公イケメンだなぁw
全270件中、201~220件目を表示