コンフィデンスマンJP プリンセス編

劇場公開日:

コンフィデンスマンJP プリンセス編

解説

長澤まさみ、東出昌大、小日向文世が共演した人気テレビドラマ「コンフィデンスマンJP」の劇場版第2弾。世界有数の大富豪フウ家の当主レイモンドが他界した。10兆円とも言われる遺産をめぐりブリジット、クリストファー、アンドリューの3姉弟が火花を散らすが、執事トニーが相続人として発表したのは、誰もその存在を知らない隠し子ミシェルだった。世界中からミシェルを名乗る詐欺師たちが“伝説の島”ランカウイ島に集結する中、ダー子、ボクちゃん、リチャードの3人もフウ家に入り込み、華麗かつ大胆にコンゲームを仕かけるが……。共演には、劇場版前作「ロマンス編」の竹内結子、三浦春馬、テレビドラマ版の広末涼子、江口洋介らシリーズでおなじみのキャストに加え、「町田くんの世界」の関水渚、「アクシデンタル・スパイ」のビビアン・スー、「GENERATIONS from EXILE TRIBE」「EXILE」の白濱亜嵐らが新たに参加。

2020年製作/124分/G/日本
配給:東宝
劇場公開日:2020年7月23日

スタッフ・キャスト

監督
脚本
古沢良太
製作
石原隆
市川南
企画
成河広明
プロデュース
成河広明
プロデューサー
梶本圭
古郡真也
撮影
板倉陽子
照明
緑川雅範
録音
高須賀健吾
美術
あべ木陽次
美術プロデューサー
三竹寛典
美術進行
大野恭一郎
装飾
近藤美緒
衣装
朝羽美佳
スタイリスト
押田比呂美
カドワキジュン子
ヘアメイク
坂本敦子
高村三花子
編集
河村信二
音楽
fox capture plan
主題歌
Official髭男dism
VFXプロデューサー
赤羽智史
高玉亮
VFXディレクター
山本雅之
選曲
大森力也
音響効果
壁谷貴弘
記録
赤星元子
スケジュール
杉山泰一
監督補
三橋利行
アソシエイトプロデューサー
片山怜子
草ヶ谷大輔
制作担当
竹井政章
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受賞歴

第44回 日本アカデミー賞(2021年)

ノミネート

最優秀主演女優賞 長澤まさみ
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(C)2020「コンフィデンスマンJP」製作委員会

映画レビュー

5.0ますます深化するコンフィデンスマンの世界。驚き、笑い、そして・・・

2020年7月22日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

前作の「ロマンス編」の大ヒットを受け、さらにパワーアップした本作。
まず、メインの舞台は、ハリウッド映画の大ヒット作「クレイジー・リッチ」の舞台でも使われたマレーシアのランカウイ島の豪華リゾート地。
さらに前作から倍増した感のある豪華俳優陣!
今回の話も順を追って解説があるので分かりやすいです。ただ、舞台が最初に転々としますが、冒頭の老夫婦のシーンから大事ですので、最初からしっかり見ておきましょう。
また、本作のテーマ曲であるOfficial髭男dismの名曲「Laughter」も事前に何度か聞いておくと、さらに歌詞や曲が心にしみて、より作品に浸れると思います。
前作と同様に、エンドロールの後にもオマケがありますので席を立たないようにしましょう。

「コンフィデンスマンJP」という作品は、スケールが大きくなればなるほど、スタッフやキャストが期待通りに遊びまくるので、ますます相乗効果が増していっています。
前作は「ロマンス編」という括りのため(ラン・リウの財宝を巡っての)ダー子とジェシーの話がメインで、2人ともコンフィデンスマンなので、騙し騙され、といったコンゲームがメインでした。
ところが、今回の「プリンセス編」では、軸のようなものが存在する点が違っています。
見どころは、その軸のもと、これまでの詐欺師や新たにセレブらが大集合する中での化学反応の面白さでしょう。
他の古沢良太脚本作品に出てきていたような役柄の人もいるなど、いろんな面で楽しめます。
しかも、単なるオマケ的なゲストではなく、それぞれに見せ場がキチンと存在しているので、一人一人のキャストが無くてはならないものだと実感できます。
いつものように、脚本と演出とキャストのコンビネーションが抜群なので、笑いながら見ていられるのですが、今回は、そんな「コメディ映画」なのに、まさかの感動的なシーンまで出てきたりと、さらなる作品の深化を感じます。
とは言え、いつもの「お約束的なフレーム」はキチンと残したままなので、良い意味での安定感もあります。
惜しいのは、無くてはならないジェシーの存在ですが、きっとこれからもジェシーは、この「コンフィデンスマンJP」シリーズで生き続けると思います。ジェシーは「永遠のコンフィデンスマン」ですから、映画の舞台となるような大きな案件には、きっと何処かで関わっているはず、と思いたいです。

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細野真宏

4.5本作に登場する人物は、皆「抱えきれない葛藤」がある

2020年7月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:試写会

三浦春馬さんの死を受け入れられない方々が多いと思いますが、作品の中ではいつまでも生きておられます。関係者の皆様、一般の方々、そして私自身も悲しみを少しでも乗り越えられるよう映画の中で泣いて笑って、前向きに頑張りましょう。

本作は、計画通りなのか、予想外の展開なのか、見ているこちら側も含め、誰がどこで誰にいつ騙されたのか?予想が出来ない。
新たに、身寄りのない内気な少女が出てきて、これまでとは違った展開になっていく。
10兆円という巨額な遺産目当てに「詐欺師大集合!」という豪華なメンバー1人1人が「ストーリーの鍵」を握っていて、極端に言えば、主役がいない。
でもやっぱり主役は、ダー子(長澤まさみ)である。

個人的には、ダー子と宿敵・赤星(江口洋介)の豪快なやり取りが前作は面白く、本作でも期待していたが、この展開も良かった。

大事なことは、本作で、気持ちよく騙されたり、笑ったり、感動したり、と心が満たされる体験をしていただきたいということ。
そういう意味でも裏切らない作品。

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共感した! 70件)
山田晶子

2.0高評価なのに疑問

2024年6月25日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ドラマも一度も見たことがない、何の前情報もないまま見たが、何がおもしろいのか分からなかった。2回くらい見ないとよく分からない。
私がドラマがあまり好きではないので、ドラマの空気感の映画は苦手な傾向にある。
クドカンっぽい雰囲気もあるが、そこまでの突き抜けた笑いもない。
良かった点は、主題歌が大好きなヒゲダン(嬉)。

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ぼっち

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