雪の華のレビュー・感想・評価
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想定していたほど悪くない
予告編を見た時は見てみたいなと思っていたのですが、総合評価があまり芳しくないので見ないことにしていました。
でも、もともと気になっていた作品ですし上映終了間近なのでやっぱり見ることにしました。
感想としては想定していたほど悪くなかったです。
確かにストーリー、脚本、演技はちょっとイマイチなところがありましたし、朝や昼間じゃオーロラは見えないぞ、という突っ込みたくなるようなシーンもありましたが、見て良かったと思える作品でした。
美しい景色と音楽に助けられている部分も多かったかな。でも雪の華なんだからそれもアリだと思います。
主題歌が切ない。距離を経て気づかされる、真実の愛。
【賛否両論チェック】
賛:2人の間での偽りの恋愛が、次第に本当の愛情へと変わっていく姿に、思わず心温められるよう。フィンランドの冬景色や中島美嘉さんの楽曲が、全てを包み込んでくれる。
否:ストーリーはかなり単調で、終わり方も無難すぎる印象。展開もご都合主義感が半端ない。
余命わずかで孤独なヒロイン・美雪が出逢った、寡黙で実直な青年・悠輔。そんな美雪が「恋をする」という夢を叶えるために、ありったけの勇気を振り絞って始まった契約恋愛が、次第に2人の間で真実の愛へと変わっていく様に、なんだか心が温まるようです。
ただ言い方を変えると、設定の割にストーリーがものすごく薄くて、終わり方も非常に無難にまとまってしまっている感が否めないのも、また然り。急に街で再会したり等、ご都合主義な展開も多いです。
それでも、物語の端々を彩るフィンランドの雰囲気や、何といっても中島美嘉さんの渾身の楽曲「雪の華」の歌声に、どこまでも魅力される作品であることは間違いありません。出演者ファンの方は勿論、純愛モノが好きな方は、観ておいて損はない作品かも知れません。
昭和か!?
たまには世俗にまみれたオヤジの、煤くさい心を洗い流そうと鑑賞。中島美嘉の歌も好きだし。
でも、普通に良かったですよ。昭和の昔は、この手の悲劇ドラマ全盛で、年代的に「赤い…」シリーズなどを思い出しました。悲劇のヒロインの話は、やはり鉄板ですね。これから、また流行るかも。
アイドル系のキャスティングで、いささか心配でしたが、すぐに慣れます。もちろん演技で引っ張って…というには無理があるものの、キャラクターはイメージ通りかも。中条あやみの、健気な薄幸の美少女役は、あってるかも。妹弟を育てながら働く長男、ピュアな相手役の登坂広臣も、イマ風で良いのでは?
「orange」「羊と鋼の森」でも、若い役者陣でしっかりした物語を丁寧に描いた、橋本光二郎監督には、好感を持ってますが、本作もその手腕で、全体が綺麗にまとまっています。脚本の岡田憲和さんは、NHKの「おひさま」を書いた方。大好きでした。抜群の安定感です。
とはいえ、有名な歌がモチーフだけに、見る人にそれぞれイメージがあるだろうから、なかなか難しいでしょうね。とても良心的な作品ですが、煤けたオヤジのハートは、ピュアな映画1本では、綺麗に流しきれなかったかな。
なんか違う。
勝手にスィートノベンバーとダブらせていたのが悪かったんだと思う。
余命が少なく1ヶ月だけの恋人、そして大量の薬。
まぁ、スィートノベンバーをなぞらせたら二番煎じだのパクリだの叩かれるんだろうけど。
ただ、葉加瀬太郎のバイオリンは原曲を超えてた。
評価の低さが理解できない
思っていた通りの素晴らしい映画でした。
他の方のレビューにありましたが、『病気系に飽きた』とかそう言う観点で評価しないでいただきたいです。
登坂さんと中条さんの演技も素晴らしかったと思います。
自分には、このサイトでの評価の低さはちょっと理解しかねますね。
タイトルなし
なんの意味もない映画。
日本人って、こういう映画を作り続けるんだなぁ。
韓流ブームの頃の韓国の恋愛映画を彷彿させるけど、少しひかえめ。
そこが日本人なんだろうな。
しかし、こんな世界もいい。
良い映画かと訊かれれば、自己責任で観てくださいと答えますが。
余計なことは考えてはいけない。
お伽噺なんだから。
すべてのシーンに理由はない。
先輩の借金も、唐突なフィンランドも、父親がいないことも…。
場面場面をぶつ切りで楽しめば、少しだけキュンとする。
若いって、いいなぁ!
恋せよ、乙女!
「涙そうそう」「ハナミズキ」と比べると、ヘンなドラマを無理に押し込まず、ただ主人公の二人だけを追っていて、スッキリしている。
まぁ、ドラマ自体がないようなもので、悪い人間も出ないし、葉加瀬太郎のバイオリンも控えめで、無菌室みたいな映画。
映画館は20〜30代の女性ばかりで、オッサン一人は気まずかったが、中学生位の女の子かオバ様が観るのかと思ってたので意外だった。
あの女性たちがどう感じたのかは分からないが、
胸キュンには刺激が少なかったでしょうね。
オッサンの心臓にはちょうどいい優しさだったけど。
感動作品
今まで見た映画で一番感動しました。
何回も観に行ってもウルっとくる二人の演技力は流石だと思います。
中条あやみさんの可愛いらしい行動、登坂広臣さんの男らしい行動2つが入っていて国境が離れていても通じる愛に感動です。
恋の始まりを描いた爽やかな映画
恋の始まりをかわいく爽やかに描いていて、楽しい。悪人が出てこないので安心して見れる。予告編の悲恋のイメージより、恋の始まりを描いた爽やかな作品だと思う。生あるうちは後悔しないよう精いっぱい生きようという意図は十分伝わる。主演二人が、とにかく好演だった。
話の展開や設定に無理があり、ツッコミどころはある。
フィンランドの映像は美しい。所詮映画は作りものだし、現実離れしていても夢があっていい作品だった。
生も日常、死も日常。悲しみの先に残るものがある。そうだフィンランドに行こう
実話じゃないけど、実話風味の作品に仕上がっている。幼い頃から健康では無かったボッチヒロインにとって、死は身近で、ぼんやりとながら自分が人並みに長生き出来ない事がわかっていた。
だから色々諦めていた。ひったくり犯から荷物を取り返してくれた口の悪い男性に怒られる迄は。付き合うきっかけのオーナーの借金額のくだりは、文句なく脚本ミス。払えなきゃ店取られるなら、最低500か、「今日中に100万ないと」位はしておかないと。危うく「はあぁぁ?!」
と声が出そうになった。余命物の定番で、ヒロインが彼としたい事をリストアップしているのがなんとも切なかった。余命を知っているのが、主治医・ヒロイン・観客な為、坦々と進む物語にイラついたレビュアーが多いが、健康な人の突発的な病気なら、何とか出来ないかと主要人物全員があがき泣きわめきもしようが、ヒロインと母親は、そんな時期はとっくに過ぎているし、事情を知らなかった偽彼がそうなる筋書はありえない。ラストに帰国後数ヵ月で車イス、歩行不能になったシーンが盛り込まれており、もう長くない事を匂わせているが、他の人が述べている通り超中途半端。赤いオーロラの幸運をヒロインに語らせながら、そのご利益があったかどうかも不明。フィクションなんだからご利益はあなたと居られる事、位は欲しかった。自分がエンディングラストを創るなら、棺のヒロインにウエディングドレスを着せて胸のあたりに新婦欄が空欄の婚姻届、そして喪服の彼がキス(一筋の涙付)←ネットにあった実話のシュチュ
登坂さんはかっこよかった。
登坂ファンじゃないけど登坂さんはカッコ良かったです。中条あやみちゃんも可愛かったけど、かなりいっちゃってます。でもみんなのレビューを見て期待していなかったので普通に映画観てたら最後の最後……うっそ〜!!泣きに来たのに!!という展開でした。他にもツッコミどころ満載。登坂さんの妹さんしっかりしていて美雪に拒否反応示していたのに美雪のある一言で打ち解けるんでした「この反応を見たら、私なら引く」って感じの美雪のテンション。後、お金のことはテーマにつながってくるくらい重要なことなのに割とアバウト。美雪を追いかけてフィンランドに行く雄輔。お金困ってるはずなのに飛行機代どこから出たんでしょうか??あとオーロラをCGにするんだったらもうちょっとお金かけてください。少女漫画が好きな人にはおすすめかも。
後半より前半の内容が好き、でした。
ユウスケがどんどん惹かれていく過程がキュンキュンして良かった。
フィンランドに追っかけて行く辺りから、なんか、気持ちが盛り上がらず、、雪の華流れて、私、長生きしちゃいそう、の後、まだ続きがあるのかと思ってたので、終わってしまい、え、、、て感じでみんな席を立ってた感じでした。
でも帰り道に、フィンランド旅行に行って来たかのような暖かい気持ちになってた自分がいました^_^
私の中では、雰囲気が好きな映画、になりました^_^
雪の華
シンプルなストーリーだけど深いと思っていて…ノベライズ版やシナリオを買い求め読んだ後に何度か映画館に足を運びました。恋愛映画の王道そして大人の純愛物語なのだと感じた。最近ではあまり見かけなくなった本質に純粋に焦点を合わせた映画です。逆に新しいと感じた。ある有名な作家さん曰く……「ちゃんとしたお料理を食べた後のような満足感を味わえた!」との感想読みました嬉しい。
「雪の華」はこれからの人生の糧になり得る映画だと感じた。派手さは無くても観た後じんわりくる。心に訴えられるから細部を気にする暇は無い。観ながら考え、想像力も必要だ…心理描写に重きを置いているので当然。そこを感じ取れない人は勿体無いと思う。
皆さんのコメントが極端ですね私にも受け付けない映画あるので仕方ないです。特にファンではない娘は感動して泣いてました。心模様が凄く丁寧に描かれていて置き去りにされてきた大切なことを教えてくれ観た後豊かな気持ちになれました。この映画に繋がりだのリアルだの求めないで欲しい!シナリオや既に5回重版出版されてるノベライズ版があり守秘義務など枝葉の部分が書かれています。
登場人物も少なく葉加瀬さんのサウンドトラックと共に静かに過ぎていく時間の流れとにかく上質な映画です。
消えそうな雪の華
健康的で明るく屈託のない笑顔、そんなイメージの
中条が、病気で余命いくばくもない女性をどう演じるか。
これがこの映画の見どころではないか。答えは映画の中にあった。
今にも消えてしまいそう感を見事に表現してあった。
これで中条は芸の幅がひろがって、ビジュアル的にも
個性的なかわいさがあるので、引き合いが増えるのではないか。
映画の内容では、家族構成とか、病気の内容とか、
いろいろな欠点も感じるが、2時間ですべてを
表現するには限界があり、その中で十分、監督の意図
するところは表現できたのではないか。
私は十分感動でき、そして良い気分になれました。
ごめんくそ
なんかね、ずーっとぬぼーーって感じ。
キャストはいい感じなのに話は超おもんない。
なぜこれでみんな星5にしてて「素晴らしい!2回目行きます!」って言ってるのかが意味わからないくらい。
予告は雪の華が流れた状態なので素晴らしい映画かと思ったら残念、ほんとに悲しい。
感受性によって個人の感想は違うと思うので、見たかったら見ねの。
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