劇場公開日 2019年2月1日

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「タイトルなし」雪の華 kazzさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0タイトルなし

2019年2月26日
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鑑賞方法:映画館

単純

萌える

なんの意味もない映画。
日本人って、こういう映画を作り続けるんだなぁ。
韓流ブームの頃の韓国の恋愛映画を彷彿させるけど、少しひかえめ。
そこが日本人なんだろうな。

しかし、こんな世界もいい。
良い映画かと訊かれれば、自己責任で観てくださいと答えますが。

余計なことは考えてはいけない。
お伽噺なんだから。
すべてのシーンに理由はない。
先輩の借金も、唐突なフィンランドも、父親がいないことも…。
場面場面をぶつ切りで楽しめば、少しだけキュンとする。
若いって、いいなぁ!
恋せよ、乙女!

「涙そうそう」「ハナミズキ」と比べると、ヘンなドラマを無理に押し込まず、ただ主人公の二人だけを追っていて、スッキリしている。
まぁ、ドラマ自体がないようなもので、悪い人間も出ないし、葉加瀬太郎のバイオリンも控えめで、無菌室みたいな映画。

映画館は20〜30代の女性ばかりで、オッサン一人は気まずかったが、中学生位の女の子かオバ様が観るのかと思ってたので意外だった。
あの女性たちがどう感じたのかは分からないが、
胸キュンには刺激が少なかったでしょうね。
オッサンの心臓にはちょうどいい優しさだったけど。

kazz