劇場公開日 2018年8月25日 PROMOTION

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高崎グラフィティ。 : 特集

2018年8月13日更新

【映画業界を目指すなら超必見】本作はきっと“夢への指標”になる――
第1回《未完成映画予告編大賞》グランプリに輝いた青春グラフィティ
この映画には“次世代に求められているもの”が全てある!

どこにでもいそうな5人の若者のリアルな心の揺らぎや痛みを、丹念に切り取った注目作
どこにでもいそうな5人の若者のリアルな心の揺らぎや痛みを、丹念に切り取った注目作

映画業界を目指している、あるいは映画業界に少しでも興味があるなら、8月25日に公開される「高崎グラフィティ。」を見てほしい。この映画は、斬新な若手発掘プロジェクトとして注目を集める「未完成映画予告編大賞」の初代チャンピオン、つまり今、映画界の先人たちが次世代に求める要素が詰まった一作なのだ! 高校の卒業式を迎えた男女5人の痛々しいほどにリアルな“日常”を、ウソやごまかしなく真空パックした青春群像劇。本作の何が“特別”なのか、見ればきっとその理由が分かる――。


審査対象は“予告編”──斬新企画で話題沸騰「未完成映画予告編大賞」
グランプリを獲得した本作は、“いま映画業界が応援している映画”!

舞台は、東京に近いとも遠いともいえない群馬県・高崎市。絶妙な距離感がドラマを生む
舞台は、東京に近いとも遠いともいえない群馬県・高崎市。絶妙な距離感がドラマを生む

「未完成映画予告編大賞」とは、「20世紀少年」の堤幸彦、「モテキ」の大根仁、「ROOKIES」の平川雄一朗、「ゼロ 一攫千金ゲーム」の小原信治といった人気クリエイターが多数所属するオフィスクレッシェンドが、次代を担うクリエイターの発掘と育成を目指して2017年からスタートした映像コンテスト。映画本編が完成している必要はなく、予告編を審査するという独創的な内容や、国籍・プロ・アマ問わず応募できるハードルの低さが注目され、第1回は285本もの応募があったという。その頂点に輝いた「高崎グラフィティ。」が、いよいよ劇場公開という大海に向けて漕ぎ出す!

映画業界を目指す者なら、知っていて当然? 豪華メンバーが審査員に名を連ねる!
映画業界を目指す者なら、知っていて当然? 豪華メンバーが審査員に名を連ねる!

堤監督、大根監督、平川監督だけでもゴージャス過ぎるラインナップなのに、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」の脚本家・岡田惠和、「君の名は。」のプロデューサー・川村元気、映画パーソナリティの伊藤さとりといった、そうそうたるメンバーが集結。この面子が認めたならば、本作の実力は折り紙つきだ。

「高崎グラフィティ。」の監督・川島直人は、1990年生まれの新鋭。今後の活躍も期待!
「高崎グラフィティ。」の監督・川島直人は、1990年生まれの新鋭。今後の活躍も期待!

グランプリを勝ちとった際には、賞金として100万円が支給されるだけでなく、3000万円相当の製作費で、オフィスクレッシェンドの全面サポートを受けつつ、本編の製作に打ち込むことができる。本作がそうだったように、プロのノウハウを吸収できるチャンスがいきなり訪れるのだ!

そこまで接点のなかった若者5人が、とある“事件”からきずなを育んでいくさまを描写
そこまで接点のなかった若者5人が、とある“事件”からきずなを育んでいくさまを描写

「映画を作る」となると壮大すぎて尻込みしてしまうが、通常の映像コンテストと異なり、「MI-CAN」は3分以内の予告編だけでOK。しかも国籍・年齢問わず挑戦できるから、誰でも気軽に応募することができる! 今、ゼロベースで挑戦できる「プロへの最短ルート」といっても、過言ではないだろう。

多くの映画人をうならせた本作を、あなたはどう“評価”する? 劇場で確かめてほしい!
多くの映画人をうならせた本作を、あなたはどう“評価”する? 劇場で確かめてほしい!

ハードルが低いということは、当然競争率も跳ね上がる。その激戦を勝ち抜いた「高崎グラフィティ。」は、「今、映画業界人が最も“応援”している作品」という称号も手にした! 審査員や、我々映画.comを含めた「映画を生業にする人々」が大いに揺さぶられた本作、映画業界を目指している人々には、ぜひこの映画が体現する“映画の本質”をスクリーンで存分に感じていただきたい。


[設定][物語][撮影]──いま“求められている”のはこんな映画!
初々しくも、ここまで真剣に“青春”と向き合った作品があったか?

専門学校の入学金を父親に持ち逃げされた同級生のため、聞き込みを始めるが……
専門学校の入学金を父親に持ち逃げされた同級生のため、聞き込みを始めるが……

では、実際に「高崎グラフィティ。」はどういった部分を評価されたのだろうか? 大賞事務局の代表は、「まさに『直球勝負!』の企画であり、各シーンで描かれた青春群像のみずみずしさは、大スクリーンで見たいという特別な思いを抱かせてくれた」と受賞理由を解説する。そこから浮かび上がるのは、この映画だけが持つ“切実さ”ではないだろうか。奇をてらいすぎず、今の自分たちにしか描けないテーマを突きつめ、作品に魂を込める。本作には、他を圧倒する“超・等身大”の青春が詰まっている!

卒業生が進路を発表するシーンから始まる本作。“格差”が浮き彫りになる場面が刺さる
卒業生が進路を発表するシーンから始まる本作。“格差”が浮き彫りになる場面が刺さる

作品を見てもらうために重要なのは、“普遍性”と“オリジナリティ”。本作は高校の卒業式からスタートし、「どういう物語が始まるのだろう?」と見る者に期待を抱かせる。フックがある始まりだが、それぞれが抱える悩みや、見栄と本音の間で揺らぐさまは、非常に普遍的。このギャップが、心をつかむ!

友だちのフリをしながら、見ていない部分で悪口……高校生のリアルな“闇”がここにある
友だちのフリをしながら、見ていない部分で悪口……高校生のリアルな“闇”がここにある

審査員をうならせたのは、本作が「今の自分たちだからこそ描ける」点をきっちりと理解し、真正面から恐れずに「等身大の高校生の姿」を描ききっている点。その姿勢が、作品に純粋さや生命力を呼び込み、誰もに訴えかける奥深い物語へとつながっていった。劇場で見れば、より“没入”できるはず!

メインキャストのひとりを演じた萩原利久(写真左)は、「帝一の國」にも出演した逸材
メインキャストのひとりを演じた萩原利久(写真左)は、「帝一の國」にも出演した逸材

賞金の使い道の1つが、キャスト陣だ。メインの5人には「ちはやふる」「沈黙 サイレンス」「下衆の愛」「告白」「暗殺教室」といった話題作に出演した若手注目株を並べ、「娼年」の冨手麻妙、「ゴールデンスランバー」の渋川清彦、「サイタマノラッパー」の奥野瑛太ら実力派も起用。高崎の住人にしか見えない彼らのリアルな演技は、見る者を驚かせるだろう。

本作は、ヒロイン役の佐藤玲が親交のあった川島監督を誘ったことから始まったそう
本作は、ヒロイン役の佐藤玲が親交のあった川島監督を誘ったことから始まったそう

どこか寒々しい青みがかった質感や、人物の心の揺らぎを丹念に表現したカメラワーク、ヒロインが高校の廊下を歩く後ろ姿を印象的に切り取った構図など、持てる技術をフル動員し、見る者の目を引く演出がちりばめられているのも本作の大きな特長。“実力”のほどは、自分の目で確かめてみてほしい!

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映画業界で活躍するプロたちが魅了され、応援を表明!
“パイオニア”を超えてゆけ――次に映画界を引っ張るのはキミたちだ!

今を生きる若者の「等身大の全力」が詰まった一作を、全身で受け止めてほしい!
今を生きる若者の「等身大の全力」が詰まった一作を、全身で受け止めてほしい!

大人になれば忘れてしまうような青春の1ページ1ページを丹念に積み上げ、織るように仕上げた本作は、映画界の第一線で活躍する実力者たちをうならせ、熱く迎えられた。ここでは、「高崎グラフィティ。」に琴線を刺激されたプロたちの、ほとばしる思いをお届けする。次にこの恩恵を受け、彼らを納得させるのは、キミたちが作った映画かもしれない――。

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