下衆の愛
劇場公開日:2016年4月2日
解説
「グレイトフルデッド」で国内外の注目を集めた内田英治監督が渋川清彦を主演に迎え、インディーズフィルムシーンの底辺に巣食う下衆な人々の葛藤や映画愛を描いたドラマ。40歳を目前にしながらも夢をあきらめきれない自主映画監督のテツオは、映画祭での受賞経験を唯一の心の支えにしながら、女優を自宅に連れ込む自堕落な生活を送っていた。そんな彼の前に、才能あふれる新人女優ミナミが現われる。新作映画の実現に向けて立ち上がったテツオは、「裸と動物」にこだわるプロデューサーの貴田や売れない女優の響子ら個性的な仲間たちと最後のチャンスに挑むが、やがて現実の壁にぶちあたってしまう。共演にもでんでん、木下ほうか、津田寛治ら日本映画界を支える個性派俳優たちがそろった。
2015年製作/110分/日本
スタッフ・キャスト
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2020年12月9日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
若い女優は監督に枕営業することで役を貰っているとでもいいたいのか?時にはそういうこともあるだろうが、何を表現したいのかわからない映画。定期的におっぱいシーンを挟み込まれることで、最後まで惰性で観てしまったが、脱いでいるのが若くもない中途半端な役者。たまに可愛い若い子が出てきて期待させられるが、脱がない。おいっ!脱がんのかぃ!?とつっこまずにはいられなかった。
2020年10月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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ミッドナイトスワンを鑑賞して、内田監督ってどんな作品を作る人なのか興味が湧いて鑑賞。
なかなかクセのある。
音楽のセンスが良い。
人間の弱さをよく知っている。
とまぁ、私が受けた印象。
本作は下衆peopleが集まって、利己のために体を使い、人を使い、自論だけはしっかり持ってて、とにかく映画に取り憑かれてました。
渋川さん。普段脇役でその存在感を発揮していましたが、本作では主役の監督を熱演。
過去の栄光しか強みがなくて、女優やスタッフを下に見て、とりあえず好き勝手やってる下衆。それでも映画への愛?執着?があって、最後はまた立ち上がる。
こんな監督ばっかりがリアルにいるとしたら、世の中大変やなぁと思うけど、これがフィクションにも見えないから困ったもの。私も大人になっちゃったな〜。
他の役者さんも有名なバイプレーヤーがずらり。
若手の役者さんもとても素晴らしい演技でした。
ミナミ(岡野真也)が古館完治演じる監督にバックで突かれながら喘いでいるシーンなんてめっちゃ良かった。
爽やか、後味スッキリ爽快!
ってな映画では無いけれど、嫌悪感だけが残ったりするわけではない。不思議な映画。
下衆大集合の中で、人間臭さや映画愛を垣間見れるそんな楽しい作品でした。
ミッドナイトスワンに通じる、人の温かさも充分感じとることができましたが、感動して涙ってシーンは皆無。
2020年9月27日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
ミッドナイトスワンを見て感動!!
帰って内田作品を堪能。面白い!
でんでんいいね。映画は撮り続けること!!
格言だね。
そしてキャストが良い!音楽良し!だから内田作品は良いんだね。
2019年5月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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世の中男と女しかいないんだから、これしか無いだろうという感じです。大学サークルや過激派内部のドロドロ感にも共通しますが、女優がなぜ共演者や監督と交際するのかが分かります。中盤、二人が出て行って、眼鏡の女(楓)に抱き着けよ!と思ったら期待に応えてくれたので、すんなりと世界に入り込む事ができました。自分には無い刺激的な日常で面白かったですが、ラストはやっと具体的な行動を始めたという事なのだろうけれど、楓へのフォローも無いし正直印象は弱かったです。