ゴールデンスランバー(2010)
劇場公開日 2010年1月30日
解説
山本周五郎賞を受賞した伊坂幸太郎の逃亡劇を、「アヒルと鴨のコインロッカー」「フィッシュストーリー」でも伊坂作品の監督を務めた中村義洋が映画化。主演に堺雅人、共演に竹内結子、吉岡秀隆、香川照之、大森南朋、柄本明ほか。野党初となる首相の凱旋パレードが行われている仙台で、ラジコンヘリ爆弾を使った首相暗殺事件が起きる。時を同じくして、久々に旧友・森田と再会を果たしていた青柳は、突然現れた警官から発砲され、追われる身となってしまう。
2010年製作/139分/G/日本
配給:東宝
スタッフ・キャスト
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2021年9月20日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会
公開は2010年1月30日。年明け早々に封切られたわけだが、この後、「ゴールデンスランバー」を超える作品が出てこないんじゃないかと思うほどに、映画として完成した素晴らしい出来栄えだった。堺雅人、故竹内結子さん、吉岡秀隆……、脂の乗った俳優陣の芝居を満喫できる。中村組といえば、常連の濱田岳も忘れてはならない。それにしても、武内さんの元気な姿を見るたびに、まだまだ心がざわついてしまう。それだけ素敵な女優さんでした。
2022年5月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
スクリーンで観たかった一作をスクリーンで観た
公開当時は観られなかったのだが 小説は読んでいて
大学の先輩にDVDを借りて観て超感動した作品
去年移転した地元のテレビ局が局内に劇場を造って
過去に制作に関わった作品を上映するのだと
事前にネットで席を購入自由席800円 4~5割くらいの入り
オラが伊坂幸太郎の最高傑作だと思う作品
映画化前提といっていいくらいのストーリー展開
で 映画になっても全くがっかりしない
サスペンス アクション ユーモア 青春 友情 恋愛 家族…
全部入り 韓国でリメイクされるのも頷ける
全然飽きずあっという間に時間が過ぎた
今回飽きなかった理由は多彩なキャストにも
若き堺雅人 吉岡秀隆 劇団ひとり 貫地谷しほり
もっと若い鈴木福もいた
竹内結子はもうこの世にいないのでほの悲しいが
この作品こそが代表作だと思うくらいの大活躍だ
あと あぁあの先輩は渋川清彦だったのか
そして妻が安藤玉恵かと 嬉しかった
で なんといっても滝藤賢一
改めてもう1回観たかった理由のひとつは
彼を確認することだったのだ 満足した
常連の濱田岳
他にも 香川照之 ベンガル 伊東四朗 木内みどり
大好きな役者揃い踏み 大森南朋 相武紗季 柄本明
いやぁ面白かった
大型連休終盤で幸せな時間を過ごした
エンドロール曲は違和感があったが
作品の素晴らしさからすると小さい問題だ
今年観た中でのベスト10にも間違いなく入るし
今回スクリーンで観たことで
なんとなく躊躇っていた生涯ベストにも入れられる
(おまけ)
上映前 ノートパソコンがスクリーンの横にあって
まさかそのなかに映画が入っているのか…
なんてことは当然なく上映前のイベント用だった
映画制作に携わった局のスタッフのひとが
裏話を披露するという趣向
上映は土曜日の13時
始まる前に局前の広場で缶ビールと軽目の昼食
ラーメンのイベントをやっていたが客は少な目だった
連休も終盤だからな
終わってからはショッピングモールで
信玄餅パイなる菓子とコーヒー
オラとしてはこの上なくいい休日だったのだが
実は上映中に天候が一転
突風と雨で大騒ぎだったとのことを帰宅後に知る
地上波でやっていたのを見た。
まあ、家で飯食いながら見る程度の映画かな。
はじめはめっちゃサスペンスものかと思いきや
ところどころに笑いがある感じで、そこがなんか中途半端というか。
全国に指名手配している割には、仙台から一歩も出ていないし。
怪しい女役でいかにもこれから関わっていきそうな
相武紗季もはじめだけの出オチ程度の役柄だし
たぶん闇の組織の雇われだと思うけど。
キルオの出かたもなんかなー。キャラはよかったけど。
笑いは笑い、シリアスはシリアスとメリハリをつけた方が
見ていてもすんなり受け入れやすいように思えた。
ビートルズ、打ち上げ花火、よくできました等終始、
伏線回収の映画ってかんじ。全シリアスでもよかったのでは。
ある日突然、習慣が失われたら
そんなことを教えてくれる作品!
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