劇場公開日 2017年9月23日 PROMOTION

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ナミヤ雑貨店の奇蹟 : 特集

2017年9月11日更新

「温かな気持ちになりたいあなたに」映画.comが今秋イチオシする日本映画
「時を超えた手紙」が日本中を幸せに──東野圭吾史上《最も泣ける感動作》

平成の新星・山田涼介&昭和の名優・西田敏行初共演で描く、温かなヒューマン・ドラマ
平成の新星・山田涼介&昭和の名優・西田敏行初共演で描く、温かなヒューマン・ドラマ

「探偵ガリレオ」や「新参者」シリーズ、「白夜行」「手紙」など著作が次々と映像化されてきたベストセラー作家・東野圭吾。その作品群の中でも「最も泣ける」とひときわ人気の高い「ナミヤ雑貨店の奇蹟」が、山田涼介と名優・西田敏行の初共演で映画化(9月23日公開)。1980年と2012年、2つの時代をつなぐ“時を越えた手紙”が起こす奇跡を描いた、心温まる物語だ。若手実力派からベテランまでオールスターキャストが集結した注目のヒューマン・ストーリーが、この秋、スクリーンに舞い降りる。


「泣きたい」「人の温かさに触れたい」「いい映画を見たい」あなたに贈る──
現在と過去が手紙を通してつながり、そして起こる《奇跡の数々》

山田、村上虹郎、寛一郎が演じるのは、2012年を刹那的に生きる若者たち
山田、村上虹郎、寛一郎が演じるのは、2012年を刹那的に生きる若者たち

にぎやかな夏の大作映画ラッシュも終わり、秋はふっと肩の力を抜いて、心を癒してくれる落ち着いた良作が見たくなる季節。そんなあなたに映画.comが今秋薦めたい日本映画が、本作だ。住人の悩み相談を請け負う雑貨店に届いた不思議な手紙を軸に、異なる時代を生きる人々の「思い」がまるで1本の線のようにつながり、かけがえのないきずなを育んでいく。紡がれる“奇跡の一夜”を見ているうちに、自然と心が軽くなる。映画館を出たとき、ほかにはない温かな幸福感があなたを包んでいるはずだ。

西田は、1980年で雑貨店を営む心優しい人物役。数々の人々の思いが交錯する
西田は、1980年で雑貨店を営む心優しい人物役。数々の人々の思いが交錯する
かつてどこの町にもあったはずの雑貨店を、ノスタルジー満載に再現
かつてどこの町にもあったはずの雑貨店を、ノスタルジー満載に再現

とある商店街に建つ「ナミヤ雑貨店」は、心優しい店主・浪矢雄治(西田)の行う「悩み相談」で人気を博していた。浪矢の元には、進むべき道を見失った大人の真剣な悩みから、子どものたわいない疑問までが手紙で寄せられ、浪矢はその1つひとつに真しに回答。その人柄は、人々から愛されていた。

21世紀の現在では廃屋となってしまった雑貨店が、“一夜だけの奇跡”の舞台となる
21世紀の現在では廃屋となってしまった雑貨店が、“一夜だけの奇跡”の舞台となる

32年後の2012年。今は廃業して空き家となったナミヤ雑貨店に、敦也(山田)、翔太(村上虹郎)、幸平(寛一郎)の3人の若者が忍び込む。孤児院出身の敦也たちは、ある目的から女性企業家の自宅を襲ったのち、誰も寄り付かなくなったこの場所に身をひそめ、捜査の目から逃れようとしていたのだ。

舞い込んだ手紙が、未来が見えず犯罪にまで手を染めてしまった彼らの運命を変えていく
舞い込んだ手紙が、未来が見えず犯罪にまで手を染めてしまった彼らの運命を変えていく

誰もいない店内で夜を過ごす3人の元に、突然手紙が届く。驚いた敦也たちが封を切ると、なんと32年前から来た悩み相談だった。「一体どういうこと?」、3人は、不思議に感じながらも差出人の青年(林遣都)に返事を書こうとする。それは、本人たちもまだ知らない壮大な奇跡の始まりだった――。


《原作》《役者》《主題歌》《監督》日本映画界“良作”印がそろい踏み
家族、カップル、友達、1人で──探している“いい映画”はきっとこの作品

過去と現在をつなぐ「手紙」に託されたメッセージとは? その思いに胸が熱くなる
過去と現在をつなぐ「手紙」に託されたメッセージとは? その思いに胸が熱くなる

原作がベストセラーというだけでなく、出演者、主題歌ミュージシャン、監督……映画の作品力を保証する豪華なメンバーが顔をそろえた。東野圭吾の原作小説に共鳴した山田涼介西田敏行を中心に、10代からシニアまで、どの世代も共感できる幅広いキャストが集結。年齢・性別を問わず支持を受ける実力派監督・廣木隆一がまとめ上げ、珠玉の物語に仕上げた。さらに主題歌が山下達郎となれば、“品質保証感”は最高潮に。誰と見ても、もちろん1人でも楽しめる全方位に向けた一作が、ここに誕生した。

原作「ナミヤ雑貨店の奇蹟」(角川文庫刊)定価:734円(税込)
原作「ナミヤ雑貨店の奇蹟」(角川文庫刊)定価:734円(税込)

日本のみならず、世界的に評価される人気作家・東野圭吾。これまでにも数多くの名作を世に放ってきたが、累計800万部超を記録した「ナミヤ雑貨店の奇蹟」では、複数の時代の出来事を交錯させ、1つの物語につなげていくという巧みな構成とハートウォーミングな物語で新たなファンを獲得した。

名優・西田(右)の胸を借りて、俳優として注目を高める山田(左)が熱演を披露する
名優・西田(右)の胸を借りて、俳優として注目を高める山田(左)が熱演を披露する

躍動感の山田涼介と円熟味の西田敏行、異なるタイプの2人が持ち味を発揮することで、鮮度と渋さの両方が楽しめる。加えて、村上虹郎寛一郎成海璃子門脇麦林遣都鈴木梨央山下リオ手塚とおるPANTA萩原聖人小林薫吉行和子尾野真千子と世代を超えた実力派が華を添える。

(左から)萩原聖人、尾野真千子、成海璃子らも印象深い人物たちを演じる
(左から)萩原聖人、尾野真千子、成海璃子らも印象深い人物たちを演じる
物語に絡む重要曲を劇中で披露するのは、林遣都(左)と門脇麦(右)
物語に絡む重要曲を劇中で披露するのは、林遣都(左)と門脇麦(右)

サマーウォーズ」「陽だまりの彼女」の主題歌も手がけた山下達郎が、「あなたはいつだって私のそばにいる」という歌詞が涙を誘うエモーショナルな新曲「REBORN」を本作のために書き下ろし。劇中では、克郎(林)とセリ(門脇)という2人のミュージシャンをつなぐ曲として重要な役割を果たす。

ノスタルジックな商店街は、昭和の街並みが残る大分県豊後高田市でロケ撮影された
ノスタルジックな商店街は、昭和の街並みが残る大分県豊後高田市でロケ撮影された

PとJK」「ストロボ・エッジ」といった人気コミックを原作としたラブストーリーや、「余命1ヶ月の花嫁」「きいろいゾウ」など多くの話題作を手がけ、キャラクターの細やかな心情描写に定評のある名匠・廣木隆一監督が、柔らかな映像と確かな演出力で“いま”を懸命に生きる人々の姿を映し出した。



《気鋭の若手俳優×ベテラン名優》──この組み合わせが名作を生んできた
映画ライターが裏付ける「本作もまたその系譜に連なる感動作」

本作をけん引するのが、24歳の山田涼介と69歳の西田敏行の初共演コンビ。近年の日本映画を見渡してみても、若手俳優とベテラン名優のコラボレーションは、名作を成立させるための絶対条件の1つといっても過言ではない。人気ライター、新谷里映氏が、本作にも流れる“名作の遺伝子”を解説する。

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