ブレードランナー 2049のレビュー・感想・評価
全609件中、361~380件目を表示
映像とゴズリンが最高に素敵。ストーリーは人造人間出てくるストーリー...
映像とゴズリンが最高に素敵。ストーリーは人造人間出てくるストーリーのパターンなので斬新な所はなかったのが残念。
もうちょっとレプリカントに幸あれ…と旧型レプリカントみたいに思った。
ラブがネイルしてるシーンが好きww
長くて退屈
「ブレードランナー」の35年ぶりの続編です。旧型のレプリカントを追うブレードランナーが、レプリカントの産んだ子供を追うストーリーです。前作を観ていないためか、全体的に画面が暗く、近未来感が感じられず、テンポも悪く、長く退屈でした。唯一仮想の恋人が実際の女性とシンクロするラブシーンが印象に残っているぐらいです。前作ファンなら前作との繋がりを感じてもう少し楽しめるのかもしれませんが、単独のSF映画としては今一つでした。
映画関係者の生活のために製作したような作品。
かなり費用をかけて製作した作品のようだが、最初から終わりませ重低音の効果音が耳障りだ。また、ストーリー展開に無理がある。
私には、なぜ高い評価をするのか理解不能。
部分的には、良い演技だが全体を通して鑑賞すると、前作よりストリー展開が明らかに見劣りする。こじつけたようで無理がある。
11/4(土)夕方から鑑賞したが、大々的なTV宣伝のおかげか、席の8割が埋まっていた。
未来感なし
前作のブレードーランナーは未来の
町並みにワクワクしながら何度も見たのですが、今回は前作の延長の感じだし町並みはあまり出てこずがっかりです。
JOYのレプリカントも人間に似せてるとはいえあんな男に尽くす感じは気持ち悪く、
売春女に中身がないと言われた事に共感してしまった。
JOYはいるのに男性版のJOYはいないのでしょうか?女性はまだ道端でお金儲けるほどなんでしょうか?
女性としては悲しくなる内容でした、
レイチェルがどうしてたかも謎だしみてて楽しくなかったです。
ハリソンの演技だけには改めてすごいと思いました。ハリソン出てからが楽しかったです。
前作の期待せず違う映画だと思ってみたら楽しいかも。
高評価ですが、前作知らない方は要注意
詳しいレビューは他の方がしているのでそちらをご覧ください。
とにかく伝えたいのは万人向けではありません。高評価だから観てみようかと思った方は、必ず前作を観て好みであれば観てみてください。そうでなければ、高確率でスリープしてしまいます。
しかしながら映像、音楽は素晴らしいものがあります。あとアナ・デ・アルマスが可愛いすぎるので、それ目的なら観る価値はあります。
続編はこけるジンクスを見事破って、イメージを受け継ぎながら素晴らしい作品に仕上がっていると個人的には高評価です。もう一回は観に行きたい。
感情
何故人間は感情というものを獲得したのか?『愛』や『死』の概念を人類が構築したのは何故なのか?
『ブレードランナー』自体、大昔に鑑賞して細かい所まで覚えていませんでしたし、SF映画を好んで鑑賞しないタイプなのですが、ヴィルヌーブ監督ということで今回、劇場まで足を運びました。やはり、ヴィルヌーブ監督の作り出す世界観は、美しく儚くて心が震えます。
人間が製造したレプリカントが、AIの『愛』を必要とする。レプリカントが、『死』を怖がる。人間が長い間生存してきた過程で学んだ生命の不安定さ不条理さ。つかの間の安らぎを与えてくれる『愛』それと相反する『死』。Kをはじめとしたレプリカントを見ていると、人間が感情を獲得したからこその苦悩を見ているようです。
用無しになれば旧型レプリカントは処分される。孤児達は『働かないとお前らはいらない』と言われる。
私は支配層の為に存在しているのか?私の存在理由とは?私は特別ではなかったのか?生産力や労働力以外の私の存在理由、私の存在価値とは何なのか?
皮肉にもラストシーンのKがその価値を教えてくれた気がします。レプリカントは、人間に憧れて、感情を獲得したのですから。そして、人間は支配環境を進化させるにしたがって、非人間的な無感情になるというのが、今後の人類史を示唆している様に思えてならなかったです。
伝説の続きも余韻に浸れる一本でした
内容よりもまず予告編を入れて3時間近い長尺に耐えられるか、そこに一抹の不安があったのですが、全く持って心配無用でしたね、最初からずっと惹き込まれっぱなしでした、さすがはドゥニ・ビルヌーブ監督かな。
本来はこの手の映画通が語りたがる作風は物凄く苦手分野なのですが、何故かドゥニ・ビルヌーブ監督作に関しては相性がいいのか睡魔に襲われることなく見入ってしまいます。
しかしSF映画の金字塔と言われる伝説的作品の続編を、どうやっても何かと批判を受けてしまうのは確実なのにあえてそこに挑戦し、しかも前作に敬意を表し世界観をしっかり踏襲しつつも更なる進化をみせ見る者を魅了してしまうのですから、もうこれはお見事と言う他はないでしょう。
よって伝説的作品の続編としては申し分無しだったと思いました、しかしこの作品も伝説に残るかと言えばそうではないかな、やはり余白たっぷり未完成な魅力で伝説と化した前作と比べると、今回は完成度が高い分、逆に伝説には残らない印象で・・・ってまあそれはそれとして、映画通やマニアと違ってごく普通の映画好きとしては、スンナリ心に入ってくる本作の方が納得できる部分が多い分(勿論一回見ただけでは分からない部分もありましたけど)、むしろ本作の方が好きと言えるぐらい良い映画だったなとは思いましたが。
とりあえず、本作鑑賞前に前作と前日譚的な短編三本の鑑賞は必須ですね、そうじゃないと心に訴えかけてくるものが違いますから、まあ個人的には前作はまだしもネットで短編見てから劇場に来いと言う姿勢はあまり好感が持てないのですが、見ないと全然印象が違ってしまうとなればまあ仕方ない・・・(苦笑)
それにしても、続編を作ってアレ以上語ることはあるのだろうかと、見る前は正直疑問視した部分もあったのですが、人は何の為に生きているのか、人間らしさとは何なのか、そんな問いかけに見事に答えを出した本作には思わず舌を巻きました、しっかり本作と前作が融合しての答えに、心掴まされましたね、それはハリソンも老体に鞭を打って頑張った訳だ、そのぐらい魅力的な要素が詰まっていたと思いました。
無表情な中でも豊かな感情表現を示したライアンの演技と、ハリソンの最後の表情が脳裏に焼き付いて離れません、奇跡が示したその答えに、余韻たっぷり、いいラストシーンだったなぁ。
Kとジョイの独創的な恋模様、ラブシーンも印象的でした。
とうとう相手がアレとは、傍目から見ると相当危ない人になっちゃいますけど、そう思わせないところがこの映画の凄いとこ、切ない、でもこの切なさこそがたまらんのだ、と言うかK自身も切なすぎる、前作と違いKの素性を最初にネタバレし、大丈夫かと思わせてそこから新たなストーリー展開で見る者を惹き込んでいく手法もまたお見事でした。
アナ・デ・アルマス他、女優陣の魅力もたまらない要素でしたね、ところであの方は・・・CG?まさか出てくると思わなかったので、ちょっとビックリ。
映像美にも本当に魅了されたなぁ、前作と似た部分と、今回の独創的な部分と、どちらも良かった!さすがに強力わかもとは無かったか(無かったよね?)
まあそもそもさぁ・・・と、話的にいちゃもん付けようと思えばまあそれなりにはあるのですが、伝説の続きを見た感動の余韻で私の中ではそれらはどこかに吹き飛んでしまいました、いい続編でしたね。
奇跡の続編
続編は前作を越えられないというジンクスを超えた大傑作です。
ゴッドファーザー2やエイリアン2に続く成功例でしょう。
ただ、観る人を選ぶ芸術性が、娯楽性と表裏一体になって物語が進むので、一部の人には冗長に受け止められてしまうのかもしれません。
でも、昨日二回目の鑑賞でしたが、カットできる場面は無かったどころか、監督としては泣く泣く短くして完成させたのかなと。
邦画ではこのジャンルはアメリカには敵わないなぁと思ってしまうスケール感ですが、前作のファンは必ず受け入れてくれそうと思わせる納得の完成度だと思います。
しかし、待った甲斐がありました。
興行的には失敗すると予想しますが、安易に大衆に媚びた収益性を求めずに完成した奇跡の続編!劇場へ足を運ぶべきです。
期待していたので絶望感でいっぱい
前回、2017年に見てものすごくつまらなかったので
前作も見た上で今日もう一度見た。
やはり全く面白くなかった。
------------------------------------------------
前作を観ていないので、何の思い入れも無く鑑賞。
でもきっと興奮間違いなしのSF大作と信じていたので、
絶望感でいっぱい。
大袈裟な映像の割にストーリーのつまらないこと!
4DX初体験だったのでアトラクションとしては楽しめた。
あと雨のシーンが多いので結構濡れてびっくりした。
映像や未来の世界観はとてもよかったが、
テンポが悪くて何度か寝落ちした。
レプリカント(ハーフ)vs人間の全面戦争か!?と思わせて
何事も無く、尻切れトンボな終わり方。
友達と観に行ってたらつまんなすぎて気まずくなりそうだったので、誘わなくてよかった〜と心から思った。
人間は神(創造主)になれるのか?
映画ブレードランナーを語る時、そこには沢山のキーワードが存在すると思いますが…
テクノロジーが高度に進化しても平気で殺し合ったり、傷つけ合ったりする人間…
この作品では人間よりレプリカントとかAI(人工知能)の方がよりヒューマニティーが在る様に描かれています。
あらゆる欲望を追求し、レプリカントやAI(人工知能)を単なる物として扱い、平気で差別的な発言を浴びせたり処分したりする人間が、神(創造主=人間を作れる存在=人間を超える存在?)になりえるのか?
この作品の問いかけの本質はそこら辺に在るんじゃ無いのかなと思いました。
音と映像がすごい
映像が綺麗だし、ゆっくりした世界観がいい。サスペンス要素もしっかりしていたし、ビルヌーブ監督と作品の相性がいいと思いました。
音楽がヨハンヨハンソンじゃなくてハンスジマーなのが驚きでした。メッセージやボーダーラインと同じような印象でしたが。監督の世界観なんですね。
気がつけば2049年に辿り着いていた
ブレードランナーは劇場公開版、ディレクターズカット版、2049に至る短編三作観賞済。
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作品はプリズナーズ、複製された男、メッセージ観賞済。
正直言うと、つい最近までブレードランナーは流し見位でそんなにしっかり見たことがなく、ドゥニ監督がメガホンを取るのをきっかけに、今作の公開前改めてしっかり見たことでその世界観や、世界観を構築する視覚効果などの技術、先見性のあるテーマ、何よりブレードランナーが持つ独特の空気感に、無意識にどんどん画面へと寄っていくほどハマっていた。
公開直前にブレードランナーを復習したことで今作のハードルはかなり上がったものの、ドゥニ監督の作品の世界観も好きなので期待しながら観に行った。
結果、ブレードランナーの、見てる内に画面とこちら側との境界が無くなるような、無意識に2049年へと辿り着いていた様な体験をまた味わえ、大満足だった。
ここのレビュー(https://wired.jp/2017/10/28/blade-runner-2049-review-ikeda/)を見て納得したんだけど、今回のウォレス、ジョシ、解放戦線のリーダーが"タイレル"の志を受け継いだ"三人の使徒"って表現は、メタルギアソリッド3での"ザ・ボス"の志を受け継いだビッグボス、ゼロ、愛国者達って構図に近く、メタルギアソリッド4も神話にヒントを受けているんだと、今更ながらその共通点に気がついた。
個人的には小島監督のブレードランナー2049のレビュー内に出てくる、
"『ブレードランナー2049』は、完璧に完結した続編になることで、ファンは前作へと帰らされる。
誰にも解けなかった答えを見て、もう一度問題を読み返したくなるようなものだ。
素晴らしい解答が、問題の凄みを改めて教えてくれるのである。続編から前作へと回帰(ループ)する新しい“ユニバース”を本作はつくったのだ。"
って表現がしっくり来ていて、見ている中でも、ビジュアル面的にも円環構造として前作と今作は対比しているものが多い印象を感じた。
青と赤、闇と光、雨と雪、空と海、レプリカントとAI…などなど。
その対比こそが(テーマと合わせて)前作に対する補完になっていて、もう一度前作を観たくなる要因なんじゃないかと思う。
上映時間が長いって言う感想をチラホラ見かけたけど、2049年に浸ってる間長さは感じず、むしろ"もっと見ていたい、浸かっていたい"と思わせてくれる作品だった。
今人気のユニバース系映画の様に一回見れば理解出来る単純な娯楽映画ではなく前作同様、観れば観る程深みが増す、議論が後年までずっとされていく様な映画になっていたと思う。
ばかうけ その次は柿の種
今世紀最高傑作‼️
値が張るものの4DXでの観賞を是非ともお勧めしたい!
体はアチコチ痛むけど、この作品のために4DXがあったのねと思うほど 雨 風 雪 煙 弾丸 浴びるアびる近未来いいじゃな~いですかぁ。
長時間苦になりませんよ。そもそも眠れません。痛いし。揺れるし。
ばかうけメッセージの次は柿の種‼️
すっかりヴィルヌーヴフリークでぇぇす。次は歌舞伎揚げ?それとも芋羊羹?
何年か後にはエポックメイクな作品だったって謂われるんだろうね。
遠くない未来アップルグーグルアマゾン一応出てくるからソニー?というよりまだ名も知れぬクリエイティブな人たちが、ここに出現する魅力的なガジェットを実現することになるのでしょうなぁ。
興奮しすぎ?ああ面白かったもう一回観ようっと。
そういえば豊洲の4DX雨は大丈夫かしら?いっぱい浴びたなぁ安全宣言出てないけど🎵
とレビュー書いたら 11/2の映画ニュースに同じタイトルが!
皆思うところ一緒だね。パクってませんよこれホント。
一言で言い表せないくらい凄い
近未来をちゃんと実感させる程の映像美と各シーンに合わせた効果音。
K演じるライアンゴズリングの悲しげな瞳がとても印象的でした。(瞬き一つしていないシーンがあって驚いた)
前作を観てから行こうと思っていたけど結局時間が無くて観ないで行ってしまったので、後悔。
迫りくる重低音がとても怖かったなと思い、上映後に調べたらハンス・ジマーさんで、流石だなと思いました。
恐怖を煽る音を作るの上手いなあ。
人間とレプリカントと電子羊・・・。
この映画の世界の三者の違いって何だろうかなって・・・「感情」だけならみんな同等だよね。
もはや「感情を持つ」ことが「人間の条件」じゃないところが怖くもあり悲しくもあり愛おしい。
みんながみんな、自身の動機や使命で一生懸命生きて全うする。
悲しく、切なく、美しい映画でした。
人間とは
初日IMAX3Dにて鑑賞。
オリジナル版は1度目にみた時はあまり感じなくて、ラストだけすげえとか思って肝心なことは何も理解してなかったというわけだが、2回目に見るとほぼ理解し、独特な世界観に完全に惹かれてしまう。しかもそれより細かいところまでこだわってるみたいでただただ圧巻だった。
そして2作目となる本作。監督は前作のリドリースコット監督からいま超絶大人気のドゥニヴィルヌーヴ監督。ドゥニ監督の作品はどれも好きで、私的にもメッセージは今年暫定ベストの映画。また、前作の主演であるハリソンフォードに加え、ララランドなどで人気を博したライアン・ゴズリング、そしてアナデアルマス、ジャレッドレトなど豪華俳優陣が集結。やはりワンカットワンカットの登場人物が濃い。贅沢感に浸れる。
さて、ストーリーだが前作から引き続き人間とレプリカントのあり方について答えのない問いを投げかけ続けるとともに様々な象徴を用いてまさに芸術と言える作品に仕上がっていると思う。さすがドゥニ監督。
まず、ワンカットワンカットがとにかく美しすぎる。どこを切り取って飾ってもオシャレになるようなシーンばかり。予告でもあるオレンジに染まった大気のなかをKが歩くシーンや前作からおなじみのネオン街は特に美しい。純粋に好き。
しかし、大衆向けとして作られている映画ではないことは事実。前作からのファンであれば世界観だけでも楽しめるが人間とレプリカントの境界線が崩れるなんていう単純な主題ではなく私も1度みただけで頭の中が混乱しっぱなし。人間一人一人、レプリカント一体一体の心情描写を他の映画と比べて過剰なほど繊細に描いているためだろう。それぞれに感情移入をし、その時の切なさだったりを体感することでかつてない感動があると思う。
そのために、まず常識を捨てなければ。レプリカント=機械という概念をなくさなければならない。かと言ってレプリカントは人間と同じでもないのだ。レプリカントの立ち位置や世界情勢とまではいかないが当時の人々の世界にのめり込まねばならない。
やはり音楽はドゥニ監督だけにかなりこだわっており、世界観に入り込みやすくできている。
全般的にみて、まずこれは現実なのか。この映画の中ではなく、自分がこの映画を見ているのが現実なのか。2049年に自分が存在するような感覚。そこにある興奮と恐怖。SF映画の大傑作である前作を見事受け継ぎ、新たな映画史に残る伝説の作品となったのではないか。
もう一度映画館でみようと思う。
全609件中、361~380件目を表示