心が叫びたがってるんだ。(2015)のレビュー・感想・評価
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劇中歌「わたしの声」は至高!!
ミュージカルに至るまでが長く、とても良い楽曲が揃っているのにゴタゴタしている中で1回ずつしか聴く事が出来ずサントラを買えという事なのかわからないですが、とても勿体ない構成です。主人公の恋の行く末も意味不明で、エンドロールの秋元タイアップ曲も作品と合っておらず、ミュージカルメドレーにすれば皆口ずさんで劇場を後にしたと思います。折角作ったのに色々と残念でした。
本音は難しい
「あの花」の監督がメガホンをとった作品。ある過去がきっかけとなり本音が言えなくなり声を失ってしまった少女とその周りをとりまく人たちとの物語。
本音を言うことは難しいがそれを受け止めてくれる人たちも必ずいる。心から叫びたいことを叫び合える友と出会うことができれば人生は輝く。演劇のシーンは痺れた。
劇中劇の最後の曲は興味深かったです。 (自分が歌ったならつられちゃ...
劇中劇の最後の曲は興味深かったです。
(自分が歌ったならつられちゃいそう(苦笑))
各登場人物に筋が通っており、台詞に重みを感じました。
「言葉は刃である」という格言を改めて噛み締めた思いです。
そもそもの、主人公の父親が、離婚して家から出ていくときに娘に言った一言が、ホントにイラつかせてくれます。
画面の中に入って殴ってやりたい❗
娘を全面緘黙みたいな状態にさせるようなこと発言すんなと❗
全体的には良いんだけど…
うーん、ご都合的な設定が引っかかって、イマイチのれなかった。
え?歌えるの?
なんだそれ?って思ったし、ラストのネタばらし部分で、ほとほとがっかりした。ってか、イラっとした。
応援したいと思った気持ちが、裏切られた気分です。
全体的に「あの花」要素を散りばめている点(ワクドナルドなど)は嬉しいかぎりなんだけど、いかんせん、主人公に乗れなかったから、面白いと思えるハズもなく…
惜しい作品…ってな感想です。
批判覚悟で書きますが、皆さんのコメントを見ていて、見る側のスタンスでこうも感想が違うものなのか、とビックリしました。
高評価つけている人・・・雰囲気を楽しんでいる人
疑問符がついてる人・・・内容を見ている人
楽しみ方は人それぞれなので、これ以上はコメントしませんが。
想像とは違った
とにかく主人公の順が可愛い。ああいう子を鬱陶しいという人もいるのだろうなと思うけど、わたしは彼女に共感しながら映画を見ていたし、そういう人が多いのではないだろうか。だからこそラストに納得がいかない声もよく目にする。順と野球部の彼というコンビも有りなのだが、順がもう一人の主人公に対してお城で放った言葉には「よく言った」と思ってしまった。
もう一つ想像と違ったのは、思っていた以上に音楽が良かった。この音楽を聴くためにもう一度見てもいいなと思えるくらいには。
ダークな内容に胸が痛んだ
大人に人気があるらしいアニメ、というだけで、どんなのだろう?と気になり観てみた。
まず飛び込んでくるのは、可愛らしい絵柄や声。
しかし、それに続くのは重くダークな内容でびっくり。
確かにこれは大人向けだ。
玉子を作ったのは順だが、呪いをかけたのは父親だと思う。
そして、救い出そうとしなかった母親も人として未熟である。
母親に声を当てた吉田羊は雰囲気があって良かった。
また、劇中歌やミュージカルシーンで使われた曲がどれも素敵だった。
伊勢佐木町ブルースのカバーには笑ってしまったが。
エンディングに使われた乃木坂46の歌も合っており、最後まで作品が楽しめた。
ちゃぶ台返し
あの花〜がまるでうけつけなかった自分としては当然劇場まで行くこともなく、レンタル開始されてもしばらくは横目でみつつもずらりと並ぶこの映画を無視してましたが
ちょっと気まぐれから借りて見たわけですね。
これが予想以上によくて、あの花はダメだったけどこれは傑作かもと思ってみてましたよ。途中までは
だいたい一時間半くらいまでは(笑)
でも主人公の女の子のある行動でなんかもうぶち壊し。
ただのわがまま娘にしか見えなくなり、坂上くんはなんでも受け入れるこんな奴いねーよくんになり、
んん?これはある少女が子供のころのトラウマを克服するのがメインの話じゃねーの?と思っていたので
そこからは俺は何を一体みてるんだと混乱状態に
はじめのほうから恋愛成分多めだが、そりゃあくまでスパイス程度にするべきで何を主軸にして話を作ってるのか見失っているよね、これ
ひとり孤立してる自分に構ってくれるしかもかなりイケメン君に恋心を抱くのはわかるけど、あんな行動に出てしまったら観客はひくだろう?俺はひいたよ。
その上、クラスの皆さんの優しいこと優しいこと。
終わってみたら、ちょっといい感じの青春の一コマでした。シラケました。
それだけの映画でした。
もったいなさすぎる。こういう人間の内面に寄り添わさせる映画は、なんでそんなことするの?という行動を主人公にとらせちゃダメだろうと思うわけです。
あと登場人物がみんな思ってること口に出して言い過ぎ。想像力の働く余地がなくなっている。
「桐島部活やめるってよ」みたいに表情やしぐさで多くを語る演出をしようよ
でもその一時間半までは楽しめたし、女の子はかわいいし、あの花がかなり話題になったのにクソな下手くそな芸能人を声優に使わなかったことを評価して甘めな評価にしました。
次回作は期待しております
うーん…
少々辛口にした理由は
設定が気に入りませんでした。
見方を変えるとただ吃音と戦う女の子の話です。
自分が幼少の頃吃音でかなり苦労したのでこの作品にはあまり好感をもてませんでした。
勝手ですが、すみません。
あと、アニメーションもスタジオ地図さんのバケモノの子とかに比べるとだいぶ劣る気がしました。
かなりの話題作なだけに残念でした。
#crimson
前知識なしで観賞
「あの花」スタッフと言われても
観てないのでよくわからないが、
この作品は丁寧に作りこまれてた。
甘酸っぱい青春と心の闇の部分がよく出ていたと思う。
野球部の彼はかなり美味しい役。
学生の時に観てたらもっと気に入っていたと思う。
主人公の男の子はもうちょっと人の気持ちを
大切にしたほうが良い、ナチュラルに女ったらしは
タチが悪い。。
あと教室のあまり活躍しない子たち(いわゆるモブ)にも
ちゃんと血が通っていた気がする。
あとで知ったが「あの花」を観てると
より楽しめるらしい。。。観ときゃよかった
心の殻を破るほど、言葉は叫びたがっているんだ
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」のスタッフによるオリジナル劇場アニメーション。
自分のお喋りが原因で家族をバラバラにしてしまい、玉子の妖精に言葉を封印されてしまった少女・順。地域交流会の出し物でミュージカルの主役をやる事になり…。
「あの花」はまだ未見だけど、本作は評判の良さから気になっていたのだが…
スゲー良かった…。
心に傷もしくは何かしらしこりを残した少年少女たちの葛藤、最初は嫌々だったが一丸となってミュージカルを成功させようとする青春、淡い恋模様…。
心の傷みと青春の切なさと爽やかな感動を織り交ぜて。
ジブリやジャパニメーションだけじゃない、繊細な物語や登場人物たちの感情を実写の作品のように伝えられる。
それが日本アニメの素晴らしい所。
言葉は人の最大の魔法。
言葉で自分の気持ちを表す。
言葉が相手を幸福にする。
と同時に、言葉は人の最大の残酷な武器。
言葉で相手を傷付ける。
たった一つの言葉が、自分も周りも不幸にする。
冒頭、順に父親が投げかけた言葉はトラウマになるほど胸をえぐられた。
野球部の先輩への後輩たちの陰口。
本番前夜、順が偶然耳にしたある二人の会話。
つい吐き出してしまった本音。
それは意図しない形で相手へ届く。
いったんすれ違ってしまったら言葉は最後。
ああ、このもどかしさ!
自分も口下手だ。
頭の中、心の中でははっきりしてるのに、それを言葉にすると上手く伝えられない時などしょっちゅうだ。
言葉って難しい。
だから言葉は大事に使いたい…。
劇中劇のミュージカルが順の心の傷や心情とリンク。
リアルな青春ストーリーにおいて登場する玉子の妖精はシュールであるが、これにも意味あり。
それらが秀逸。
言葉を失った順、無気力な拓海、夢破れた球児・大樹、優等生女子・菜月。
順は拓海に想いを寄せ、拓海と菜月は以前付き合ってた関係、野球部のエース(=大樹)とチアリーダー(=菜月)は代々付き合っているという伝統。
4人の淡い恋模様は人によっては意外なカップリングかもしれないが、個人的には非常にしっくりきたのも好感。
一度失ってしまった言葉。
一度すれ違ってしまった言葉。
その時、言葉を発しようとする不安、怖さ。
が、それらを打破し、取り戻すのも言葉なのだ。
今、言いたい事。
本当に伝えたい事。
閉じ込められた玉子の殻を破るほど、心は、言葉は、叫びたがっているんだ。
去年中に見ていたら間違いなく年間my BEST入り。
とても気に入った!
見て良かった!
「あの花」も早く見なくては!
岡田麿里氏脚本の毒気が秀逸。
青春の独特の痛みや苦味を巧く表せていたと思う。
感じ方は人それぞれだと思うけれど、群像劇なのでもしかしたら共感できる登場人物が一人くらい見つかるかもしれない。
一筋縄ではいかない青春の現実が素直に描かれていたと思うのだが、期待していたよりも更に斜め上を行っていたために驚いた方も多かったとか。
一本気な性格の野球部主将に、敢えて物語の変化球を投げさせる辺り、岡田麿里氏脚本の真骨頂だろう。
いい映画だった。
あの花のネームバリューは大きかった
いい話かなーと思ってたのに最後それ??
主人公にイライラ。
あと今までフラグもなかったのに突然の告白。ちょっと無理があるのでは?
絵とか雰囲気とかはさすが。
ちょっと宣伝にスタッフ推しすぎたかなー
期待しなければ面白かったと思う。
良かったです
とってもいい作品でした。タイトルで見ようと思ってしまうほど。
「心が叫びたがっている」ことは誰にでもあるようなことを感じられる作品です。
グッと来たのは主人公の順がミュージカルで体育館の客席の方から現れて歌うところかな・・・
映画館ではカップルで見に来ている人も多かったので、夫婦やカップルで行くのもいいですよ。
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