アバウト・タイム 愛おしい時間についてのレビュー・感想・評価
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忘れていたことを思い出せた
日々に追われていると一日を無事に終わらせることばかりに気を取られてしまうが、
短い人生の大事な一日、大切な人と過ごせる時間を本当はもっと大切にしなければいけないのでは?と。
自分に大切にできものを大切にしなければということに気づかせてくれる映画でした。
紅茶を飲みながら家族と話がしたくなる
タイムトラベルの才能を持った主人公が能力を活用して、日々の素晴らしさに気づく話。
タイムトラベルネタなのに、殺人もレイプも強盗も無い平和な世界。
些細な「ああしとけば良かったな」を訂正したり、同じ日を二回味わえたり。
日々、生きているだけで毎日後悔する事が山程ある。
時間は有限であり限りがある。
どのタイミングで自分の決断で未来へ進むのか。
映画を見た後は、自分以外の人はみんなタイムトラベルの才能を持っていて、人生の何が大切かをわかって生きているように見える。
自分だけが毎日を後悔して生きているのではないか?とネガティブになる一方で、万人の幸せだと思い描く幸せに乗っかりたい自分もいる。
何が言いたいかと言うと、恋人を作ろうと思う。
家族をもちたいと思えるようになる不思議な映画だったなぁ。
パッケージだけを見て、よくある恋愛ものでしょ?と思って避けていたけど、ストーリーのテンポも良くて飽きずに観られました。
まだ鑑賞していない人は是非ご覧ください!
恋愛だけでなく親子の愛を描く作品
主人公の男性ティムはタイムトラベルで意中の人と恋人になれるというストーリーだけなら恋愛映画として楽しめます(もちろん感動もあります)
この映画を評価する理由はこの恋愛に家族という親子の愛を描いた所です。
最後にティムは亡くなった父親に会いお互いタイムトラベル中であることを2人は認識して
ティムの子供の頃にもどり父親と海辺を歩くシーンに戻るのです。
亡くなった親と会えるならどんなシーンで戻りたいかということを問いかけて時々他の人にもこれを聞いてしまうことがあります。
そして、タイムトラベルは1日を戻りもう一度過ごせば嫌な事でも嫌な人でも本当はこんな理由があるんだとわかって接することができ寛大になれ、これがテーマのひとつである1日1日を精一杯生きるということにつながります。
恋愛と親子の愛や絆を描いたリチャードカーチス監督の名作だと思います。
とても感動させてくれました。
人生にテイク2があったなら
タイムトラベルというよりは、人生にテイク2ができたならというお話です
全然SFではありません
あのときこうしていればとか、こんなこと言わなければ良かったとか、あの時にあそこに行けば出合っていたはずなのにとかとか、そんな思いは誰にもあるはず
それが実現した男性の物語です
ヒロイン役のレイチェル・マクアダムスがとても可愛く、本作が成功しているのは彼女の幸せのオーラのおかげとしかいいようがありません
彼女との偶然の出会い、再開、同棲、結婚、出産
そして別れ
人生が変わる局面はほんの少しの違いだけです
でも私達の人生の本番は一発撮りです
テイク2はありません
カットの声はかからないのです
こうすれば良かった、ああ言えばよかった、行っておけば良かった、そんな後悔だけが積み重なる人生はつまりません
自分たち主演の失敗作の人生を記憶の中で繰り返し再生するしかないのです
だから一生懸命生きる
後悔しない選択をしたい
そんなにポジティブな気持ちになれる映画でした
監督の映画愛が映像からつたわります
主人公の部屋にアメリのポスターが貼られているのは序の口、エンドロールの口座の角の地下鉄の駅の入口は確か赤い靴にでた来た駅です
気付かなかったものが沢山ありそうです
今を大切にして生きること
過去は変えられないという現実かあるからこそ
『あの時違う選択をしていたら、、、』
のシチュエーションを主人公ティムが代理で体験してくれている。
今を大切に、1日1日を充実させられるように生きていくこと、良いことばかりではないこともある、だからこそ、幸せを深く感じられるんだということが分かった。
【リチャード・カーティス監督が紡ぎだす、ファンタジカルで良質な恋愛映画の傑作。】
ー恋愛と運命に向き合ったリチャード・カーティス監督。-
■彼が作り出した数々のラブ・コメディ。
・「ノッティング・ヒルの恋人」
・「ブリジット・ジョーンズの日記」
・「ラブ・アクチュアリー」
「人間の善性に基づいた数々の素晴らしき作品群である。」
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今作も、彼の信念に基づいた素晴らしきタイムトラベル・ロマンティックラブコメディである。
・主人公のティム(ドーナル・グリーソン)は恋人いない歴21年の内気な男子。けれど、タイムトラベル能力を手に入れて・・。
初恋の人、シャーロット(マーゴット・ロビー:大ブレイク直後である。凄い魅力である。リチャード・カーティス監督のリサーチ力に驚く。)は魅力的で、ティムは能力を使って”ひと夏の恋を”実らせるように頑張るが・・。
ー上手い、絶妙の脚本。技を使っても実らない恋はあるのだ!-
・ティムの父親(ビル・ナイ:いつもと変わらず素敵な佇まい:この人が出演している英国映画に外れなし)が突然告げるある事実・・。
・そして、ティムがロンドンで出会った可愛らしいのに、少し自信なさげなメアリー。(レイチェル・マクアダムス)
だから、ティムは”イロイロと”頑張った!
<レイチェル・マクアダムスの笑顔の魅力が弾ける傑作。。とても、とても良い。
リチャード・カーティス監督、頼むから引退しないで貴方しか作れない素敵なラブ・コメディを届けて欲しいよ。>
<2014年11月30日 劇場にて鑑賞>
ただの”恋愛もの”じゃない
主人公がタイムトラベルできるといういかにもSFチックな設定ではあるが、主人公が変えていくのはほんの些細な日常。世界の危機を救うとか、誰かの命を救うとかそういうことはなく、タイムトラベルモノとしては異質でちょっと物足りない感じ。ただ、そんなことがどうでもよくなるような幸せに満ちた映画です。恋人との甘い恋愛だけでなく、家族愛まで盛り込まれていて、見た後は自然と笑顔になります。あとヒロインのマクアダムスが可愛すぎる。
幸せな時間とは
人生をどのように送ることが自分にとって幸せなのかを考えさせられた。
一回しかない人生、その一回を楽しく全うしたいというのが、誰しもの願いであるだろう。しかし人生には楽しいことだけではなく、辛いこともある。そんな時に、誰もが過去に戻ってやり直したいと考えたことが一度はあろう。
主人公ティムは家族の男子に代々伝わる特殊能力によってタイムトラベルをしながら自分の幸せな人生を求めて日々を送っていく。その中で、どのように生きていくことが幸せなのか、幸せに生きるためにはどうするのかを見出していく。
また、ビル・ナイ演じる父親と息子ティムとの関係は、正に幸せそのもの。この映画に描かれている人間関係はとても理想のものだと感じた。
辛い時にこの映画を見てどんな風に人生を送っておけば良いのか、心の支えにしていきたい。
すべてを大切に
ダイニングシネマセレクションで観た、過去の名作。
いま自分を取り巻く全てのものの大切さを教えてくれる、素晴らしい映画であった。
個人的には父親の結婚式のスピーチのやり直しのシーンが好きだった。
じつは妻とのラブストーリーではなく、父親とのラブストーリーである。
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