猿の惑星:新世紀(ライジング)

劇場公開日:

猿の惑星:新世紀(ライジング)

解説・あらすじ

「猿の惑星」の前日譚(プリクエル)として往年の人気SFシリーズをリブートしたシリーズ第1作「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」の続編で、知性を獲得した猿たちが地球の新たな支配者として君臨する過程を描いた。猿のシーザーが天性のリーダーシップを用いて仲間を率い、人類への反乱を起こしてから10年。勢力を拡大し、手話や言語を操るようになった猿たちは、森の奥深くに文明的なコロニーを築いていた。一方の人類は、わずかな生存者たちが荒廃した都市の一角で息をひそめて日々を過ごしていた。そんなある日、資源を求めた人間たちが猿たちのテリトリーを侵食したことから、一触即発の事態が発生。シーザーと、人間たちの中でも穏健派のグループを率いるマルコムは、和解の道を模索するが、彼らの思惑をよそに、猿たちと人間たちとの対立と憎悪は日に日に増大し、やがてシーザーは生き残るための重大な決断を迫られる。シーザーには、前作に続いてアンディ・サーキスがモーションキャプチャーで息吹を吹き込んだ。監督は前作のルパート・ワイアットから、「クローバーフィールド HAKAISHA」のマット・リーブスへバトンタッチ。

2014年製作/131分/G/アメリカ
原題または英題:Dawn of the Planet of the Apes
配給:20世紀フォックス映画
劇場公開日:2014年9月19日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

第87回 アカデミー賞(2015年)

ノミネート

視覚効果賞  
詳細情報を表示

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画評論

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5

(C)2014 Twentieth Century Fox

映画レビュー

4.0面白いけど…

2025年2月17日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

ジェネシスの続編
猿の惑星は何度もリメイクされた。
当時から大好きだったが、そのアイデアからインスパイアされるストーリーは今後も続きそうだ。
さて、
この作品の大きな概念であるサルが人間化するという部分
そこに見られる「言葉」をしゃべり始めたこと。
人間は犬や猫や鳥たちが言葉を遣えないから馬鹿だと考える。
しかし個人的に思うに、彼らは見た映像そのものを仲間に転送することができると考えている。
つまり言葉など不要なのだ。
そして、そもそも彼らは右脳中心で生きている。
つまり「いま」しかない。
だから頭の中のおしゃべりを、彼らは経験しない。
人間はいつからか、左脳中心へと移行した。
だからいつまでも過去に囚われ、ありもしない未来を恐れる。
コンピュータもAIも、そしてこの作品のような概念もすべてが「左脳」の概念で出来ている。
左脳の代わりを人間が一生懸命作っている。
確かに左脳はこの文明を作ってきた。
しかし同時に敵も作る。
もしサルが言葉をしゃべるとき、その前に映像転写機能が失われることになる。
それが起きた理由は「分離」になるだろうか。
日本で言えば縄文時代にあった能力が、それ以降で消えたということだろう。
大和朝廷 卑弥呼… ヒエラルキーの登場
支配するものとされるものはまさに分離だ。
そうしてますます左脳優位の社会構造が出来上がった。
もしかしたら、宗教なるものがヒエラルキーを作ったのかもしれない。
しかし、
この猿の惑星のシリーズは間違いなく面白い。
ただ、SFという軸で考えれば、その考察はボタンをかけ間違えているんじゃないかと思う。
まったく勝手なことを言ってしまうが、
もし私が新しい猿の惑星を作る場合、ヒエラルキーのない社会構造を、人間の失敗した過程をサルたちが特定し、同じ轍を踏むことなく新しい社会を作り上げていくという物語のするだろう。

コメントする 1件)
共感した! 10件)
R41

3.5恐れと怒りが戦争を産むんだな

2025年1月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

恐れと怒りで、
逃げるか、従うか、分かり合うか、戦うか、
深いなー。
知性と感情がある限り、戦争は永遠に終わらないわ。

エイプファイトは見応えあったなぁ。

そんな感じ

コメントする (0件)
共感した! 0件)
やふたろう

4.5感想メモ

2024年11月22日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
ヒラめ

3.0ヒトの世紀が終わろうとしている。

2024年11月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

楽しい

怖い

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 7件)
にゃに見てんだ