きっと、うまくいくのレビュー・感想・評価
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自分の意見を持つ大切さ
初インドコメディ
ランチョーに乾杯!
ドラマ,コメディ,ミュージカル,社会批判,全ての要素をバランス良く兼ね備えた傑作。
個人的に最高の映画だと思っている。
観客を惹き付ける手法が素晴らしい。
初っ端からファランが心臓発作(のフリ)で倒れたときは度肝をぬかれた。彼に会うためには飛行機を止めたりズボンを履くのを忘れたり…二人が会いたくて仕方がない「ランチョー」とは?冒頭から引き付けられてしまった。
そして忘れようにも忘れられない登場シーン。新入生一同が間抜けにもお尻をだして先輩の言うなりになっているところへ悠々と現れるランチョー。眉間にシワを寄せ「アーリィズウェル、アーリィズウェル」とぶつぶつ。言いなりにならない彼に怒り狂った先輩は部屋に「お小水」を掛けるが…ランチョーのほうが1枚も2枚も上手だった!痛快!
ファランとラジューの会話(現在)と回想で物語はテンポ良く進んでいく。決して飽きさせない。ハチャメチャなシーンも支離滅裂ではなく筋が通っている。総じて陽気なのに社会問題もしっかり描く。
「人生は殺し合いだ。これが、自然の摂理。」
「エンジニアは狡猾だ。脳への圧力を測る機械はつくらない。…これは自殺じゃない。殺人ですよ」
「試験は何度でもある。父親は1人だ。」
この作品から得たことは数えきれない。倫理観、友情観、恋愛観、価値観すべてを覆されてしまった。
真理を見つめだせば人生は変わるのだろう。型破り=パンクとは限らない。かくも論理的で知的な型破りだってある。
登場人物は良くも悪くも個性豊かだがランチョーがいなければ物語は成り立たない。ランチョーありきのアーミル・カーンありきの物語なのだ。
この映画に文句なんてつけられない。
あ、1つあります。ヒンディー語わからないので英語にしてほしかったです。
私の感覚がおかしいのかな?
『タンガル』の父ちゃん役の人
アーミルカーンは間違いない
憧れの学び方ではあるが…
究極の楽観主義
all izz well!
長い!(褒めてる)
カットが必要なシーンは一切なく、物語の初めから引き込ませてくれる
終始忘れてはいない笑いの中に、いくつもの感動がある。こんないいとこばかりのシーンの繋がりを、3時間もみせてくれるなんてありがとう
最高の上の言葉がないのがもどかしいくらいに良い映画
インド映画は初めてだったけど、インド映画デビューがこの作品で本当によかった
およそ三時間という長さを感じさせない展開の量とテンポの良さ。定番ネ...
細かいことは気にせず楽しい!
とにかくランチョーが格好良いな!
(個人的にはラージューの愛嬌も好き。)
ランチョー、ファラン、ラージューたちの掛け合いが楽しすぎて愛しすぎる。
男ばかりのミュージカル(歌と踊り)シーンも楽しすぎる。
ブラックなユーモア(ラージューの家庭のシーンだけモノクロにするのやめろwww)、下ネタも満載(優等生ドンマイな演説シーン)で笑った笑った。
インドの国の闇も少し感じさせつつ、でも笑顔になれるハッピーエンド。幸せな気分で観終われる。
ランチョーが自分に暗示をかけるよう「うまくいく」と呟いていたのが印象的。時に自己暗示は大切だ。
笑って感動!
この映画の世界の一員になりたい
長いですけどね、見終わるとすぐまた再生して、この世界に戻ってきたくなる。
愉快、痛快、爽快。
テーマソングが、交互に心の中でリフレインする。
「Al izz well」大事な何かの前に、不安に取りつかれそうなときに唱えるお守りを手に入れた。
そんな大事な大事な映画。
この映画が、インドで制作されて、インドで歴代興行成績No.1となり、インドで多数の賞を取ったということの意義!!!
正直、数十年前北インドを旅行したくらいで、インドをよく知らない。
ネットで観る情報は悲惨な話。そんなことが今も行われているのかとビックリするような、大都市の公共の場で憚りなく行われるレイプ。持参金が少ないと焼き殺される花嫁。高位カーストの物を勝手に触ったというだけで殺された低位カースト。
しかも、このことを問題視する有識者も多いけど、問題視されること自体が不思議でしかないという態度を取る人々も多い。
経済成長著しくとはいうものの、カーストが廃止されたって話はまだ聞かない。
そんな先入観でみると、すごく意義深い映画。よくぞここまであからさまにおちょくってみせた、その勇気に乾杯。
そして、これがインド国内でも受け入れられ、評価されているってことにまず身震いするほどの感動に見舞われる。
親の意志やしきたり、カーストで、自分の人生が決まってしまう。
大金かけて勉学できる子もいれば、勉強したいのに勉強できない子もいる現状。
お金で買う学歴…。
考えるよりも丸暗記で点が取れればいい。
そんな中で声高々に主張される「何になるかは自分で決めればいい」「ありのままの自分で良い」
言葉の重みが違う。
大学は勉学するところではなく、就職するための予備校。
インドの貧富の差を考えれば、エンジニアになることが、カーストの連鎖から抜け出すすべと思えば、そこにしがみつくのもわかる気がするけど。
…日本の大学もそうなってますね。
そんながんじがらめの中を、好き放題していく主人公。
親友二人がうまく緩和して、バランスをとっています。
学生時代の悪戯は、ちょっとやりすぎだろうとか、
素人ながら、医学面でありえんだろうとか、
主人公三人とも、やっぱり実年齢に近い年代を演じていらっしゃる方が魅力的とかで、満点にはならないけれど。
すがすがしい映画です。特にラストの風景は絶品。これだけでもずっと見ていたい。
青春って良いですね。
ハリウッドやイタリアでリメイクという話があるけれど、
この映画の持つ勢いが、歌やダンスのノリがどの程度再現できるのだろう?と懸念する。
それなりの感動作、面白い作品になるとは思うが、
やっぱりこの映画の持つ独特の面白さはこの映画でしか味わえないんじゃないかと思います。
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