マジンガーZ対デビルマン
劇場公開日:1973年7月18日
解説
24本目の東映動画作品。テレビ映画のヒーロー、マジンガーZとデビルマンを共演させて、ときには対立しながらも、共に悪を相手の大活躍を描く。
1973年製作/43分/日本
配給:東映
劇場公開日:1973年7月18日
ストーリー
地球の先住民族で恐るべき超能力をもったデーモン族のシレーヌが深い谷底から姿を現わした。そして、シレーヌはその巨大な爪でビルを次々に破壊すると、ヒマラヤに飛び去っていった。シレーヌが生き返ったのを知った不動明はデビルマンに変身してシレーヌを追った。この一連の出来事を見ていたドクター・ヘルは、デーモン一族とマジンガーZを対決させようと、シレーヌが助けた魔将軍ザンニンと妖獣ブゴに、マジンガーZを倒すようにと、吹きこんだ。日本に戻った不動明は、甲児にデーモン一族の出現を告げた。その頃、弓教授は、マジンガーZが空を飛べるようにと、ジェットスクランダーを研究していた。甲児と不動明はその研究の警戒にあたった。ドクター・ヘルは総攻撃を開始、何百という機械獣団、デーモンの妖獣が次々と襲ってきた。町は燃え、火は空に届いた。やがて、一度は破壊されたジェットスクランダーの修理が終って、マジンガーZにとりつけられた。大空に向ってぐんぐん上昇していくマジンガーZとデビルマンの勇姿。二人の前に機械獣も妖獣も敵ではなかった。長い戦いは終った。不動明は甲児やさやかに別れを告げた。それを見送って、空飛ぶマジンガーZは、いつまでも夕焼けの空を飛びつづけていた。