少年H

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解説

作家・妹尾河童の自伝的小説で、上下巻あわせて340万部を突破するベストセラーを、「ホタル」「鉄道員(ぽっぽや)」の降旗康男監督が映画化。太平洋戦争下という時代に翻弄されながらも、勇気や信念を貫いて生きた家族の激動の20年間を描き、実生活でも夫婦の水谷豊と伊藤蘭が夫婦役で映画初共演を果たした。昭和初期の神戸。名前のイニシャルから「H(エッチ)」と呼ばれる少年・肇は、好奇心と正義感が強く、厳しい軍事統制下で誰もが口をつぐむ中でも、おかしなことには疑問を呈していく。Hはリベラルな父と博愛精神に溢れる母に見守られ成長し、やがて戦争が終わり15歳になると独り立ちを決意する。

2013年製作/122分/G/日本
配給:東宝

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第37回 日本アカデミー賞(2014年)

ノミネート

優秀作品賞  
新人俳優賞 吉岡竜輝
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(C)2013「少年H」製作委員会

映画レビュー

4.0戦争が、いま日常に入ってきたら

2020年7月6日
iPhoneアプリから投稿

コロナからじわりと戦争に流れていかないよう、非常に気になっているので、いま観れてよかった。

私たち庶民の暮らしに、戦争が入ってきた様子がリアリティをもって描かれています。

自由に発言できないムードや、体制と違う考えを持っていると勝手に周囲から偏見を持たれたり、わずかなことが引き金でスパイ扱いや拷問にかけられるなど。
子供から大人まで、戦争はその人の人間性をあらわにする怖さがある。最悪な部分をさらけ出していき、中身が空っぽのヤツがここぞとばかりに威張り、のさばる。
原田泰造さん演じる上官(先生)がそれです。

そんな中、主人公の少年はおかしいことはおかしい、と言える真っ直ぐさを持っています。自分の目で見て自分の頭で考える態度を持っている。
でもそれが目をつけられる点でもある。
お父さんだけは人間性を失うまいと、息子の疑問にもちゃんと説明をしてくれるような、町のテイラーですが、物静かな職人、知性のある人物。水谷豊さんの好演が光っています。
世の中や近所がどんどん軍国主義に流されて染まっていく中、この父が精神的な拠り所、息子はなんとか怒りを抑え、ギリギリ枠に収まっている。

お父さん、家族を危険にさらさないよう、警戒します。いまの香港のデモを見ていると、これは現代でも全く変わらない。お腹の底がゾワっとするような不安感。
日本だって、いまも油断したら、いつ戦争に巻き込まれるかわからない。
庶民はいつも世界の情勢に疎い。
まじめに生きていればまさか自分の生活がなくなるなんて、想像すらできません。それが平和ということ。

でもコロナウィルスは戦争リスクも高めたと思います。すでに第一次世界大戦の死者数を超えてしまいました。スペイン風邪の頃と状況が似てきました。

格差や経済悪化に加え、差別や偏見の高まりは今アメリカでもまさに。世の中の累積不満が、第二次世界大戦への導線になっていきましたが、またそこに流れていかぬよう、いつだって庶民が気をつけなくては。

映画でも終戦になったからと一気に幸せは回復しません。
次にやってくる混沌。
大事な物も人もたくさん失っており、ころっと変わった大人や自信喪失した父に唖然とする主人公。
息子の真摯さに何も言えない父。
父子の対峙。一番心に響きました。

主人公の叫び「結局、戦争って、なんだったんだ!?」終わってみると、そのあまりの無意味さに、茫然とするしかない。戦争終わってからの方が、精神を壊しかねない。

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xmasrose3105

4.0【第二次世界大戦時、先進的な家で育った少年”H"が目で見て、体験した事を描き出す。降旗監督と古沢良太の脚本が描き出す静かな、しかし強烈な反戦映画である。】

NOBUさん
2020年1月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

幸せ

 少年”H”:妹尾肇(吉岡竜輝)が育った家庭は、腕の良い仕立て屋盛夫(水谷豊)と、普段は厳しいが根は優しい妻敏子(伊東蘭)と好子(花田優里音)の4人家族。
 父母の思想は、当時としては先進的で、家族で教会に通っている。

 そのことが、日本の配色が濃厚になりつつあるとき、妹尾家が(当時の愚かな)国家の締め付けの対象となってしまうのだが・・。

 日米開戦後、”H"の近所のうどん屋の兄ちゃん(小栗旬)が”アカ”という理由で逮捕。
 元女形の綺麗な”オトコ姉ちゃん”も出征するが、戦地に赴く前に行方不明になる。憲兵が探す中、”H"少年は変わり果てた”オトコ姉ちゃん”を見つけてしまう・・。

 学校で”スパイ”と揶揄われる少年”H"。
 父、盛夫はスパイ容疑で連行され、一晩厳しい”尋問”を受ける。

 <こういう場面を何度も映画で観たが、旧日本軍の”特高”と言われた人々の虎の威を借る姿は、本当に唾棄すべきモノである。時代がそうであったのは充分理解はしている積りだが、人間の悪性を突きつけられるようで、観ていて辛い:今作では原田泰三が演じる田森教官の戦時と戦後の姿が印象的であった。>

 1945年3月、日本の敗色が濃厚になる中、少年”H"の住む神戸に焼夷弾が降り注ぐ。(この場面での焼夷弾のリアルな映像は今でも覚えている・・)

 終戦後、無力感に襲われる少年”H"はある行為を行なおうとするが、前を向き生きていく事を決意する・・。

<降旗監督と古沢良太の脚本が少しだけ、アンマッチだったかなと思いながら劇場を後にした作品>

<2013年8月12日 劇場にて鑑賞>

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NOBU

1.5国債

2019年12月3日
iPhoneアプリから投稿

前半部分は人が生きていたが、後半はうってかわってチープな描写が目立つ。
特に子供達の演技は壊滅的で、水谷豊の好演が吹き飛んだ。
映画らしい意匠が全く見られない。

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共感した! (共感した人 0 件)
たろっぺ

3.0太平洋戦争下という時代に翻弄されながらも、勇気や信念を貫いて生きた...

2019年9月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

太平洋戦争下という時代に翻弄されながらも、勇気や信念を貫いて生きた家族の激動の20年間を描き、実生活でも夫婦の水谷豊と伊藤蘭が夫婦役で映画初共演を果たした。

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yasuharu tezuka
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