桐島、部活やめるってよのレビュー・感想・評価
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【群像劇の皮を被ったナイフ】
この映画を見て、鑑賞者が「わかる」と言ったり「わからない」と言ったり。そんな短絡的な尺度で語っていい物ではない。
そんな尺度でこの映画を評価するのは、映画の題材の一つである『持っている奴、持っていない奴』のような、スクールカースト的な分け方になってしまう。
僕は胸を張ってこの映画は「よく分からない」と言おう。
僕の事を「凡庸な感性だ」と言われようが、煮え切らぬようなラストを虚栄心を持ち寄って「わかる」等と言いたくはない。
↑ここまでは本編とは関係の無い感想↑
いや〜、とても痺れました。と言うか、刺さって痛かったです。登場人物の青青しさにグサグサと刺されまくった感覚です。
よくこのような題材の映画には、「リアリティのある」みたいな感想を付けられがちですが、ここまでリアリティのある学園映画見たことありませんよ!
分かりやすい虐めは起こらないし、かと言って目立たない子達に目立つ子達が優しくする訳でもない。一人凄い嫌な奴がいる訳でもなく、主人公が惨い嫌がらせを受ける事も無い。
一人一人自分の畑を耕しながら、他人の畑の進捗をチラチラと睨み合っているような、とてもリアリティのある学校ヒューマンドラマだったと思います。
そして、映画全体について言えば、完成度の高い映画だったと思います。作中でも名前が出て来ましたが、この映画は『タランティーノ監督』の作品に少し影響を受けているのかな?と想像しました。
序盤から中盤にかけて、登場人物の個性や心情、一人一人の関係性を丁寧に描き上げ、それを無かったかのようにラストでハチャメチャに犯しまくる。
そんな傍若無人的な燃え上がる本作のラストシーンは、思わず口に手を当ててしまうくらい、熱狂、感動致しました。
そして、最後は菊池が桐島に繋がらない電話をかけ、耳に携帯を当てながら野球部が躍動するグラウンドを眺める。という、何とも意味ありげな終わり方をしましたが、僕の凡庸な感性ではどうにも納得する正解を導けなかったです。
が、そのまま突っ伏すのでは無く、有識者の方々の考察や意見に目を通させて頂いたところ、一つの個人的な正解を妄想できたような気がします。
桐島は映画に登場しないのでは無く、そもそもキリシマなんて人間は居ないのだと。
非常にメタ的な思考になってしまいますが、もしかしたらキリシマはこの映画にとって、一つの「イメージ像」に過ぎないのでは無いでしょうか。
部活、恋愛、これからの人生に魂を震わせる彼ら、多くの学生達が必死に追い求め続けるキリシマ。
彼らの中でのフワッとした、何らかの雲のような光であるキリシマ。全員が全員、見た事の無いキリシマを目指し続ける。
本作を鑑賞中、「桐島ってめっちゃ人気なんだな〜」等と呑気に考えていましたが、もしかしたら、我々鑑賞者も学生の頃に抱えていた鬱屈とした感情を、何かで綺麗さっぱり流し落としたい。と考えていたはずです。
それを叶えてくれるのがキリシマ。皆の神の様な存在。
まぁ自分でもパッとしないと感じる答えではありますが、僕が想像しえる範疇ではこれが限界です。
映画のメタ的な存在であるキリシマは、学生時代の皆さんの心の中にも居たのではないでしょうか。
何度観ても青春群像劇としては突出した大傑作ですね。
できる者は出来るし出来ない者は出来ない
こういう作品は映画好きにはたまりませんね
賞をとったのも納得です
原作もいいし、映画化も上手い
その後の作品はみんな不満がありますが、この作品に限れば秀作です
青春の諸々がシリアスに描かれている
主役は神木隆之介となってるけれど、原作同様、東出昌大が主役ですよね
彼が神木隆之介の生き様にショックを受けて泣くんですが、人生に正解なんてない
将来への期待もあれば不安もある
それぞれが悩んだり、開き直ったりしながら時は過ぎていく
まあ、生きやすいコツとかはあるだろうけれど、人それぞれですよね
ただ、結局は「できる者は出来るし出来ない者は出来ない。」
これは真理です
東出がこの真理に疑いを持ってしまったのは、若いから
今は不安が勝っているけれど、彼はできる人間で、いずれ、それなりになっていく
というか、すでに恋愛の面では充実しているし、神木は想う人とは一緒になれない出来ない者
目指す物のレベルが違うんだ
出来る者にとって、恋愛なんて息をするように当たり前の物
出来ない者には、人生の一大事なのにね
だから、できる奴らの目標は恋愛じゃないけど、出来ない者にとって、恋愛こそが青春の大部分で、望むのに届かないものだったりするんですよ
そして今回痛感したのは、高校生活でリア充のやつらって、身体が大きいんですよ
神木ら映画研の連中が小さいのに比べらと、あきらかに体格差がある
この典型的な描写は胸に刺さった
ギリシャ時代、貴族は筋肉隆々で、奴隷達は貧相だった
十分な栄養と、時間が余裕があるので鍛錬できた貴族と奴隷の格差のような劣等感
生物的な劣等感を持つんですよ
リア充達への羨望の感情に悲しくなった
まあ映画研の連中は、それなりにアオハルを楽しんでいただけ偉いよ
不登校だった僕に比べれば、十分リア充
ある意味、黒歴史をなぞるようで、イラつきながらも、ただただ羨ましかった
変わったタイトルに惹かれて鑑賞
才能がなくても努力したり、
成就しなくても懸命に恋をしたり、
周りに流されずに自分のやりたい事に熱中したり、
一方では、何でもよくできるのに、何に対しても熱中できず、虚無感に襲われたり...
学園のスーパースター桐島くんが姿を消す事をめぐって起こるそれぞれの生活の変化や心情や人間関係を追った話で、まぁまぁおもしろかった。
映画部の男子2人がかわいい。
部活やめるの??
10年くらい前に1度TSUTAYAでDVDを借りて鑑賞。20代前半くらいだったからひろき役誰?東出昌大?かっこいいなー。そんな感想。
先日久しぶりに配信サービスで見てみたら20代とは違った感想。
学生の時ってこんなだったよなー。
大人になると周りのことなんてさほど気にならないのに学生だとやたら気になる。
桐島1人に登場人物みんな(映画部以外)が翻弄されてく。
1人1人、そんなに悪い子っていないし(紗奈は若干?)いじめもない。表面的な付き合い。
この中で大人になっても仲良しで付き合いあるのって映画部の2人くらいなんじゃないかな?
ひろきが最後、涙した事によって桐島とひろきの関係性は変わりそう。ずっと仲良しでいてほしい。
前田朋也が体育で点決めたってみたいな言ってるとこほんとそうだよ。ってクスッとしてしまった。
全然関係ないけど桐島が校内のスーパースターなのにバレー部のリベロ?ってのはなんとなく納得いかないなー。
リベロはもちろんなくてはならないポジションだけどスーパースター的立ち位置なんだからそこはエースアタッカーじゃないの?
個人的にはやっぱりカースト上位って野球とサッカー部のイメージだしひろきが野球部だから桐島はサッカー部じゃダメだったのか?とか
でも体育館の部活じゃなきゃあの感じ描けないかーとか。
今見るとキャストがめちゃくちゃ豪華で驚いた
高校生時間が実にリアル
アイドル地雷映画。
なにが言いたいのか?
相関関係を理解する前に終わった。
主役がこの演出家のガキの頃って事?
「エイリアン」や「ゾンビ」なんて化石だよ。未だにそれって進歩ないし。
最近の高校って部活を、やる、やらないで内申書決まるんだ。だから、先生も生徒も忙しくなる。昔と違った形の学歴社会なんだよ。部活なんか廃止して勉強するか、遊べばいいんだよ。そもそも、団体競技で個人の資質を内申してもらいたくないよ。
そんなら、一発勝負のテストの方がどれだけ良いか?
それに大学なんか何処行ったって同じだし、大学行ってもいかなくとも人生あまり変わらん。
そんなに行きたくば、働きながら夜にでも行けばいいじゃん。高校だって定時制もあるし。
高校時代からの彼女と結婚してガキが生まれて、今でも幸せな奴って僕の周辺ではおよそ聞いた事無し。
要は「出て来ない桐島の動向でガタガタするな」って言いたいね。
「ウマシカウマシカ」しいお話だよね。
なんでこんな話が映像化されるかなぁ?
最近の傾向では、ライトノベル読むなら、既成のストーリーを読んで貰いたいものだ。勿論、漫画でも良い。
泥縄式に、商業主義的をたっぷり盛り込んで、無理矢理、作家や編集者が作った話なんて!だから、それを原作にしている映画も同じ。
最近の映画って漫画とかライトノベルが多いでしょう。本が書ける作家がいない証拠だね。それは世界共通だけどね。それと「続編」は止めてもらいたい。もっとも、50作も続編作った身の程知らずもいるけどね。
「桐島、部活辞めるってよ」って誰に話しているのか?
「桐島が部活を辞めるってよ」が正解でしょ。
主人公が出てこない映画NO1
主人公でタイトルにもなっている桐島は結局最後の最後まで出てこない
そんなことある??
ドラえもんが出てこないドラえもん
スパイダーマンが出てこないスパイダーマン
桐島役の人体調悪かったのかな
それとも見つかんなかったのかな
全然僕に声かけてくれれば桐島役やったのに
山本美月とイチャイチャしたのに
それがかえって桐島の存在感の強さを引き立たせているし、実際に姿を見せない桐島に桐島の取り巻きは動揺してた
一方で桐島に眼中もなく映画制作に没頭していた映画部の二人が放課後を謳歌する姿は気持ちがいい
桐島がいるだけでアイデンティティを確立していたイケてるグループの男女
上辺だけの友だち付き合い、空気の読み合いはスカッとするけど今見ると「でもこれが学生だからなあ」とも思う
僕も今はお笑いを一目散に考えているから、映画部と重なりこれでいいんだと思ったし
もしかしたら陰で羨ましがられたりするのかななんて思った
感想
考えることが多かった
桐島が最後まで出てこないのは面白かった
正欲を読んでから見ると、違ったんだろうな
バド部の女の子がめっちゃ可愛かった、可愛すぎて現実味はなかった
キスでのマウンティング、好かれているのが自分ではないと気づくヒロキ
バド部の女の子の無駄のなさ。綺麗で(単純に顔が、というわけではない)ユニフォームがよく似合う。足が細い。バド部同期の「ごめんね、」のときの「わかるわかる」の場面。無駄がなく、自分の意思を素直に行動できる人特有の、自分が取り組んだことは俯瞰なく真っ直ぐにできて、結果に満足とか不満とかそういう評価がなく、ただ幸せなくらい取り組める馬鹿正直さを感じた。それゆえに、他人の感情はわかっていない。ただただ、素直で、励まそうとか慰めようとは思っている。ただやっぱり感情を理解しよう、とするつもりはない。
ヒロキ?がかっこいい キャプテンもそう 人格がしっかりしている ずっと世の中に疑問があって、でも客観的にはやっていけてる。本人はどうだか
桐島の彼女っぽい人のえくぼがあまりに美しい 控えめなのが良い 余裕を感じた 余裕があるからこその寛容さもあった
エンドロールで人の名前を見るのが好きで歌を聞いてなかった 歌聞くのは元から苦手だけど
途中で桐島が身投げしたと思って内容がずれ込んでしまった
ゾンビ
誰も彼もが抜きつ抜かれつ一方向に走り続けさせられる現代社会。成功哲学を刷り込まれた人間は、常に自分と他者の優劣を競う。
その先頭を走る桐島。『桐島の居る世界』に生きる人間は、成功哲学の「勝敗」と「優劣」がこの世の全て。リア充のように見えても、自分固有の居場所を持っていないのでどこか虚しい。
『桐島の居る世界』に生きる人間を例えると…。
他人の家に泊まる「居候」のようなもの。成功者ならヒエラルキーの高いところにいるので、他人の家でも居心地は良いかもしれない。だけど、本来、他人の家は自分の家のようには居心地が良くない。自分の家に帰るとホッとするものだ。
この家の主(他者の価値観)は完全に他人なので、家主と居候との間には埋められない溝がある。自分の家ではない違和感を感じたとしても、彼らには違和感の正体がわからない。
自分の家がどこにあるか分からないし、そもそも自分の家が無いのだから、いつまでも他人の家に居候し続けている。
『桐島の居る世界』でトップを走る東出昌大。冒頭から退屈そうで、「何か違う、何かが欠けている」という表情をしていた。そしてラストの涙と電話のシーン。自分には帰る家が無いことに気づき、家主に別れを告げる儀式のように私は感じた。
一方『桐島の居ない世界』に生きる人間は、自分の家(自分固有の居場所)にいつでも帰ることができる!勝敗と優劣が大手を振って歩く世界で、どんなに辛いことがあっても、自分の家が有る人間は活力を回復できる。こんな世界でも戦えるのだ。何度死んでもゾンビのようにね!
視聴者の青春時代に沿って見るだけでいいのかもしれない
タイトルの桐島は作品に登場しない。
そして騒動になった彼の退部の理由も明かされることはない。
同じ日を主要登場人物たちの視点で何度もリフレインさせて、彼らの立ち位置や心境などを立体的に描き出している。
一見仲良しのように見える女子たちのグループ。
男子との付き合いや片思い。
付き合っているけど、公表しない理由。
些細な恋の芽生えと失恋。
全国大会で優勝を狙える男子バレー部の主要メンバー桐島。
数日姿を見せない。彼女は次第に不安になる。
桐島は最優秀選手に選ばれるほどで、おそらく容姿も端麗だろう。
人気選手と付き合っている校内一の美女リサ。
リサを取り巻くようにしてつるむ女子。
日常に空いた小さな不安が、彼女たちの間に亀裂を発生させる。
バレー部で桐島と同じポジションにいるのは小泉。
ひそかに彼を慕うミカ。桐島がいなくなれば小泉が活躍する。女子の亀裂。
日常生活で桐島の代わりにいるのがヒロキだろうか。サナと付き合っている。ヒロキに片思いのアヤ。
ヒロキはスポーツセンス抜群だが、特定の部活に入らず野球部などの試合に時折出ているが、最近は誘われても行こうとはしない。
毎回誘ってくる野球部キャプテンがずっと夜まで練習している姿を見て隠れるあたりは、物事に真剣に取り組む気になれない自分自身への背徳感のようなものがあるのだろう。
屋上にいた映画部の撮影の中に入ってしまってごたごたになるが、その後ヒロキは前田にカメラの部品を拾って返す。
カメラを持ちながら前田に質問する。人はカメラを向けられると素になるのだろうか? ヒロキの質問にまじめに考え答え始めた前田。自分自身の気持ちを改めて気づいたように話す。
そして今度は前田がカメラを持ってヒロキに話しかける。
「おれはいいよ」と言って一筋の涙を流すヒロキ。
彼はなぜ泣いたのだろうか?
これは多義的だ。見る人それぞれの青春時代の思い出に沿った解釈があるだろう。
できるのに本気で取り組もうとしないヒロキ。本気で取り組んでいたのに辞めた桐島。
友人として本気で心配しているが、結局まだ会うこともできない歯がゆさ。桐島の本音が知りたい。
3年の夏が終わっても、引っ掛かることのないドラフト会議を待つキャプテンの一途さ。おしゃれして遊ぶのも若者の特権。周囲からは馬鹿にされている映画部にも、彼らのポリシーがあることを知った。少し斜に見ていた映画部も「本気」で活動していたのだ。
ヒロキは、本気になれない自分に気づいたのかもしれない。何かに根を詰めるほど夢中になってみたい。今しかできないことに集中してみたい。
全国大会優勝を掲げるバレー部にとって、霧島の退部は致命的だ。彼の行動によってさまざまなものが撹拌されるように彼らの立ち位置や考え方などがうまく描写されている。
アヤはサナにわざとらしくヒロキとのキスを見せつける。
動揺しながら合奏練習に戻ってくる。彼女の動揺で合奏にならないのかと思いきや、見事に音が合ったのは、アヤの心の響きと音楽とが一致したからだろうか? 最後にアヤは満足そうに微笑む。彼女にとって一つの青春に区切りをつけることができたのだろう。
本気だから。
本気だから本気で傷つくのだ。
桐島もおそらく、本気だったから、挫折したのだ。
そしてヒロキは、本気になれなかったことに気づいたことで涙を流した。
もしかしたらそれで、みんなそれでよかったのかもしれない。
各々が各々悩み苦しみ、それがどんな形であれ、ダメなことは何もない。
もしかしたらこの作品はそれが言いたかったのかもしれないと思った。
かなり難解だけどいい作品だと思う。
さっぱり分からん
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桐島が部活やめるやら、姿を消したりやら。
それを取り巻く奴らの群像劇。
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色んな奴の視点から、同じ出来事を追うような映画。
評価はええみたいやが、さっぱり分からんかった。
いつも書くけど、細菌を撲滅しながらでも理解できない映画は駄目。
桐島に隠された意図
途中で桐島が最後まで出演しないのは意図的なのだろうと。桐島がいないだけで、関係者は大騒ぎ。リアルに考えれば、直接、家に会いに行けばいいだけなので、これは作者が意図的に仕組んだものだろうと。オールマイティの桐島がいることで、バレー部は勝ち上がり、彼女である梨紗は、周りから羨ましがられ、頂上に君臨でき、帰宅部の宏樹は空洞を埋めることができる。彼らが生徒全員から羨ましがられることで、その取り巻きも我が物顔に振舞うことができる。しかし、その桐島がいなくなったら、自分の学校での地位が脅かされるから大騒ぎ。それらの取り巻きとつかず離れずの関係を結びながら、バランスを取っているのが、バド部の東原(橋本)や吹部の沢島(大後)。カッコ悪いながらも、等身大の自分を成長させようと生きているのが、前田(神木)や武文(前野)らの映画部。
承認欲求ばかりが肥大して、周囲からどう見られるかを優先していくと、かっこを追求、負けることをしない、異性関係が充実になっていくように思える。1970年代に高校生活をした自分の世代では、そういう風潮は強くなかったけれど、今は、この映画のような感じなのも理解できる。
自己肯定感をどうやって手に入れるか?経験の蓄積による自信、何かに所属すること、学歴や資格、誰かとの強い繋がりなど、いろいろあるけれど、思春期から青年期には、挫折したりもがきながらも、いろいろと経験をすることで、自己肯定感を身に付けてほしいと思った。
うーん・・・・うーん?
原作未読。と言うか、数ページで脱落。
でっ、映画。いやぁ、みんな若いねぇ。この頃、世間に認知されてたのった神木隆之介位か?神木隆之介は未だにCMで高校生やってるけど。
山本美月はこの頃の方が上手かった様な。エンドロールで松岡茉優って見て、「えっ?」って思って巻き戻した。東出昌大、この映画で注目を浴びたみたいに言われるけど、そんな役でも演技でも無い・・・・・
さて、面白いかと言うと・・・うーん。終盤のゾンビの逆襲は「台風クラブ」の台風ハイ?かと思ったけど、なんか良く分からん。
この世代に見てれば違ったのかなぁ
まあそもそも映画化は難しいと思う
あのさあ…まずカスミって映画部の僕にとっての救いでしょ?さらりとしたポニーテールや性格の良さがあんなにも強調されてたじゃん、それはどこに行っちゃったのよ?
ガッキーとかさ、ねぇ?いるよね?サラサラロングヘアで明るい笑顔の、透明感あって可愛い子、いるよね??
なんでこんな暗そーなボブカット、いや、おかっぱの花子さんみたいな奴が演じてるのよ。
で、いくらでもいそうなイケメン役になぜか東出。なぜ?
吹奏楽部長はまだしも、サナとかはもっといただろ。
キャスティングがとにかく意味わかんないんだよ。
撮り方も淡々と別視点から同じシーンやりますよっていう、工夫があるようでない感じでドラマが生まれていなかった。まさに高校生が青春映画を初めて撮りましたってな感じ、を意識したのかな?うーん。。
そもそも原作も、読んでてそんなに動きがあるわけじゃないから、よく映画化しましたねとは思いました。
桐島がきっかけで‥
こういう映画だったんですね
自宅で動画配信サービスを利用して視聴しました。
高校の空気感を思い出しました。自身の将来を考え始める年代だからか「やる意味ある?」みたいなことを感じ始める時期だよな、と実感させられました。
自分はいわゆるスクールカーストの下位だったこともあるのか、高校の時にめんどくさい人間関係のゴタゴタみたいなものに関わったことはありませんが、きっとこういう人達もいたんだろうな、と思えるリアル感の中にキャラクターが描かれているな、と思いました。俳優さん達みなさんの演技もとても良かったですね。
自分はもっとコメディな映画なのかと思っていました。笑ったり泣いたりするような、いわゆるエンタメ的な面白さがある映画ではないですが、描写や演技で関係性や人間性を分からせてくれる映画だな、と思いました。
ストーリー的にはただ桐島が部活やめただけなんですけどね。不思議ですね。
全303件中、21~40件目を表示