ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q

劇場公開日:

解説

社会現象を巻き起こした庵野秀明監督によるオリジナルSFロボットアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」(1995~96)を、新たに4部作で描きなおす「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズ第3作。軌道衛星上に初号機とともに封印されていたシンジは、ミサトやアスカらの手により地上に戻され、目を覚ます。しかし周囲の状況は様変わりし、ヴィレという新しい組織に所属するミサトらは、巨大戦艦ヴンダーを駆使してNERV(ネルフ)と戦っていた。状況が理解できないまま困惑するシンジは、迎えに現れたレイの声に導かれてミサトらの下を去り、変わり果てたNERV本部へとやってくるが、そこで自分が眠っていた間に起こった恐ろしい真実を知ることになる。新キャラクターや新エヴァンゲリオンも登場し、TVシリーズにはなかった新たな物語が展開する。庵野秀明総監督の下、監督に摩砂雪、鶴巻和哉、前田真宏の3人があたる。活動休止中の宇多田ヒカルが新曲「桜流し」をテーマソングに提供。スタジオジブリ製作のミニチュア特撮短編「巨神兵東京に現る劇場版」が同時上映。

2012年製作/95分/G/日本
配給:ティ・ジョイ、カラー
劇場公開日:2012年11月17日

スタッフ・キャスト

総監督
監督
摩砂雪
前田真宏
鶴巻和哉
エグゼクティブプロデューサー
大月俊倫
庵野秀明
原作
庵野秀明
脚本
庵野秀明
主・キャラクターデザイン
貞本義行
主・メカニックデザイン
山下いくと
画コンテ
鶴巻和哉
樋口真嗣
摩砂雪
前田真宏
小松田大全
轟木一騎
庵野秀明
イメージボード
樋口真嗣
山下いくと
橋本敬史
中山勝一
小松田大全
林明美
摩砂雪
鶴巻和哉
貞本義行
庵野秀明
前田真宏
総作画監督
本田雄
作画監督
林明美
井上俊之
特技監督
増尾昭一
副監督
中山勝一
小松田大全
総演出
鈴木清崇
デザインワークス
本田雄
高倉武史
渡部隆
コヤマシゲト
小松田大全
渭原敏明
小林浩康
吉崎響
浅井真紀
前田真宏
鶴巻和哉
樋口真嗣
出渕裕
庵野秀明
原画
平松禎史
安藤雅司
沖浦啓之
西尾鉄也
本間晃
橋本敬史
すしお
井上鋭
今西洋之
伊藤秀次
亀田祥倫
中村章子
篠田知宏
竹内敦志
徳野悠我
宇佐美萌
清水恵子
錦織敦史
杉泊朋子
コヤマシゲト
室井康雄
向田隆
板垣敦
小島大和
長谷川哲也
鈴木俊二
松原秀典
奥田淳
小松田大全
増尾昭一
前田真宏
本田雄
林明美
井上俊之
色彩設定
菊地和子
美術監督
加藤浩
串田達也
CGI監督
鬼塚大輔
小林浩康
CGI監修
板野一郎
撮影監督
福士享
編集
李英美
テーマソング
宇多田ヒカル
音楽
鷺巣詩郎
総監督助手
轟木一騎
脚本協力
榎戸洋司
鶴巻和哉
前田真宏
翻訳
兼光ダニエル真
アニメーション制作
スタジオカラー
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受賞歴

第36回 日本アカデミー賞(2013年)

ノミネート

優秀アニメーション作品賞  
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映画評論

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映画レビュー

3.0「Q」は「急」であり「Question」でもある。

2024年1月8日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

知的

難しい

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共感した! 0件)
あふろざむらい

1.0続き物、つまんねー

2023年12月31日
PCから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
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共感した! 0件)
プライア

3.0なんか別れ話が拗れてるらしいので。

2023年10月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

劇場公開時鑑賞。
新劇シリーズは「財産分与とか子供の親権とかもいいように受け入れてくれて、比較的すんなり進んでいる」らしかったのに、予想外の提案が来て一気に修羅場に突入していると聞き、劇場鑑賞してみたんだった。
別れ話の当事者ではなくなっていたので、「うわあ、これどうするんだろう」とは思ったが、さほど感情をかき乱されることなく観られた。
まさかココから…。

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なお

2.5ヱヴァQは結局...?

2023年10月13日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

難しい

寝られる

新たな「ヱヴァ」の幕が上がる...「破」の好調により高い期待をもって迎えられた「Q」はいろいろな意味でとんでもない作品だった。当時 序 20億、破 40億と倍々ゲームだった興行収入は、Qでは50億ちょっとで止まる。上映当時の激しいバッシングのせいか監督は心を壊し次回作シンの公開はそれから8年後になった。
シンによるエヴァ熱がやみ、新たな気持ちでアニメシリーズ、旧劇、新劇場版4部作を鑑賞した上で、Qに対する感想は「つまらない」でした。同じ「鬱展開エヴァ」としてよく旧劇と比べられるQですが、旧劇はちゃんとした「続編」であるのに対しQはまるでスピンオフのような印象を受けました。それまでのエヴァは一貫してリアリスティックを追求したSF作品であったのに対し、Q(とシン)では「空白の14年」という設定を盛り込むことでSFに全振りしています。更にQの展開には殆ど伏線がありませんでした。いきなり専門用語が飛び込んでくるのはこの作品のお家芸で、魅力でもあったのですが、これはあくまで物語の世界観に引き込む補助的な役割を果たしているのみで、展開自体は伏線などを回収しつつ丁寧に展開されていたのです。一方で作品を大きく変えた「AAAヴンダー」はその存在の大きさにも拘わらず全く伏線がなく、空白の14年やWILLEなどといった設定は全てヴンダーを登場させるために取って付けられた感じがします。言い換えると、制作側は「宇宙戦艦ヤマト」をやりたかっただけなのでは...と。脚本もシンの後に鑑賞してもなお違和感があります。序盤のリツコのシーンや中盤のカヲルのシーンが特に顕著で、流れ的に経緯の説明をするだろう という場面でいきなり会話が止まってしまったり、説明自体が下手だったりして、謎を楽しむ前にイライラが募ってしまいます。その割には物語は何も進展せず終わりを迎えます。バトルシーンが計器などヴンダー周りの描写にやけに力が入っていて、他の作品と比べても丁寧に展開されます。そのせいで物語の展開自体は急であるけども遅く、その結果、結局シンの冒頭で何十分も世界観の説明を行うはめになり、重要な終盤が急速に展開されていくことになってしまっています。
空白の14年も、ヴンダーのようなオーバーテクノロジーに対する説明以外に14年も経たせる理由が見当たらず、むしろ主人公を取り返しもつかないくらいに孤立させてしまっているだけだったので、正直2,3年でもよかったのでは と思います。

戦闘シーンも分かりやすい序や破の方が没入感がある分迫力があったと思います。Qは基本的に空中戦だったのに加えヴンダーが余りにも大きすぎたために何をしているのかわからないことが多かったり、相対的にエヴァが小さく見えたりしました。

最も「エヴァ」らしい作品といわれるQですが、実際には違うと思います。こんなにつまらないエヴァはないと思います。
制作陣がやりたいことを無理やりねじ込んだ結果生まれてしまった問題作。
スピンオフなら間違いなく名作。

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