秒速5センチメートル(2007)

劇場公開日:

解説

「言の葉の庭」の新海誠による2007年公開の劇場作品で、ひかれあっていた男女の時間と距離による変化を全3話の短編で描いた連作アニメーション。互いに思いあっていた貴樹と明里は、小学校卒業と同時に明里の引越しで離ればなれになってしまう。中学生になり、明里からの手紙が届いたことをきっかけに、貴樹は明里に会いにいくことを決意する(第1話「桜花抄」)。やがて貴樹も中学の半ばで東京から引越し、遠く離れた鹿児島の離島で高校生生活を送っていた。同級生の花苗は、ほかの人とはどこか違う貴樹をずっと思い続けていたが……(第2話「コスモナウト」)。社会人になり、東京でSEとして働く貴樹。付き合った女性とも心を通わせることができず別れてしまい、やがて会社も辞めてしまう。季節がめぐり春が訪れると、貴樹は道端である女性に気づく(第3話「秒速5センチメートル」)。主題歌には山崎まさよしの「One more time, One more chance」を起用した。

2007年製作/63分/G/日本
配給:コミックス・ウェーブ・フィルム
劇場公開日:2007年3月3日

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(C)Makoto Shinkai / CoMix Wave Films

映画レビュー

3.5センチメンタル

2024年10月10日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

萌える

遠野貴樹と篠原明里の恋愛物語。
遠野貴樹が一途で良いのですが、困ったことに一途さが魅力なのかモテてしまう。
3話目で再開するのが20代頃というのが不幸中の幸いとでも申しましょうか。
結局どうなるのかな、それは自分で未来を切り開くしかありませんね、ということでしょう、きっと。
自分の青春の淡い思い出と重なるところもあったりして、センチメンタルな雰囲気のある作品です。
ラストの踏切のシーンは、ベタな感じですがとても好きです。

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Don-chan

4.0男と女の温度差

2024年4月24日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

2024年劇場鑑賞91本目。
パンフレットないのでマイナス0.5。最近はリバイバルでもパンフレット作るところは作るからそこは容赦しません。
この日前に観た映画が三本とも半分以上寝落ちという異常事態だったので、おみやげポップコーンを2つ買って1時間食べ続ける作戦(笑)
さすがに全部起きて観られました。

これ、1、2週間前に観た映画そっくりですね。もちろんこっちがずっと先に作られているのでこちらを先に観ていた人はあっちをそう思ったのかな?なんの映画かはネタバレになるので書きませんが。

自分新海誠作品を初めて見たのが君の名はからなので、それ以降の作品の男女は同じくらいの好意をお互い抱いていると思うのですがこれは完全に片方に寄ってますね・・・。切ない。

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ガゾーサ

4.5ミミはどうしたの?ひとりじゃ寂しいでしょ?

2024年4月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

この作品に出逢ってから数十年、やっとスクリーンに映され、劇場音響で体験できた。
何十回と観てきて今更だけど、良かったー。やっぱり好きです。
号泣はしないけど、目頭が熱くなるのは止められない。
いろんなところで、いろんな批評されてる通り、タカキは異常ですね。
出逢いがあって、ソレはいつか必ず別れることになって、それを乗り越えてこそ人は成長するものなんだ、と今では感じている。
初めて観た頃とは受け止め方も感じる想いも違うけど、それでもやっぱりタカキの事を応援したくなる。
小さくて弱くて間違いかもしれないけど、絶対に否定はしたくない。

おそらく、生涯でイチバン好きな作品かも。
劇場で体験出来た事に、深い感謝。

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奇妙鳥

3.5青春の誰でもあるあるが良く出てていい!3話あるけど2話目がお勧め!

2024年4月18日
Androidアプリから投稿

久し振りにこの映画を観ました。すっかり忘れてたけど、やっぱり好きだなあと思って観てたら、最後になって、えっ?!ってなった。

そうだった。前もここでえっ?!ってなって終わったんだった。(笑)

2話目の話が好き!何か青春の思いってこんなだよね。お互いすごく好きなのに言い出せなかったりずっと思ってたり。はっきり伝えないからすれ違ってしまって終わってしまったり。本当は両想いなのに…。

ラスト、電車が過ぎたら彼女が居てほしかったなあ。彼女は気付かなかったのか?私なら振り向くなあ、絶対。

山崎まさよしの曲がぴったりだった。監督は10年前に流行ったこの曲を山崎まさよしに頼んで使わせて貰ったとか。

曲から着想を得て物語を紡いだとしか思えない程のシンクロ率ですごく効いていた。

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snowwhite

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