秒速5センチメートルのレビュー・感想・評価

秒速5センチメートル

劇場公開日 2007年3月3日
104件中、1~20件目を表示 映画レビューを書く

これを見ると心がギシギシします、そのギシギシ感が病みつきで何度か見...

これを見ると心がギシギシします、そのギシギシ感が病みつきで何度か見てしまいます。

大学生
大学生さん / 2019年1月11日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

切ない話

君の名はを監督された新海誠さんの作品ということもあり、背景や空、街の風景はとても細かく綺麗な描写で感動しました。ラスト5分は切なかったですね。

じゅん
じゅんさん / 2019年1月6日 / スマートフォンから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  泣ける 悲しい
  • 鑑賞方法:VOD
  • コメントする
  • 共感した! (共感した人 0 件)

短編集

絵や背景はとてもきれいで、空などは、ポスターにしたいほどきれいだった!ストーリーは、短編なのでどちらかと言うと見ている人の感性にゆだねる感じであつのかなーと、思った!

キャンディちゃん☆
キャンディちゃん☆さん / 2019年1月6日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:TV地上波
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

私はこの作品とても好きです

新海監督の作品はやっぱりタッチが素敵。

過去の感情が乗り移ってしまう時もあるし、途絶えてしまった人間関係を寂しく思う時もある。そんな感情の揺れを等身大で描いている。

過去にネット上で親しくしていた人や、学生時代のクラスメイト。疎遠になってしまった祖父母。昔少しだけ好きだった人。ふと過去を顧みてあの瞬間はとても距離が近かったのに、今は何も知らないし、きっとこの先もお互いの人生が交わることは無い。そう思うと勿体ないような寂しいような気持ちになってしまうが、今会える、会いたいと思える人だけで充分なんだろうなと私は思っています。そんな自分の考え方がやっぱりそういうものなんだろうなって、この作品は思わせてくれました。

思い当たる節がある人は凄く共感出来ると思うし、そうじゃない人には鬱に見えるのかもしれない。けど私は前者だから、いい作品だったなって感じています。

枝豆みり
枝豆みりさん / 2019年1月4日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

秒速5センチメートルは時速になおすと0.18km/hだ。

 『雲のむこう、約束の場所』でも透明感のあるアニメーションを楽しませてくれた新海誠監督作品。小学校の卒業と同時に転校によって離ればなれになった遠野貴樹と篠原明里が中学生となり、今度は貴樹が鹿児島に転校することになり、その前に再会しておこうという第1話「桜花抄」。種子島で高校生活を送る貴樹に憧れるサーファー少女の視点から描いた第2話「コスモナウト」。そして、大人になった2人を描いた第3話「秒速5センチメートル」という三部構成となっている。

 第1話は携帯電話がない時代。東京から栃木までという距離感も中学生にとってはかなりの冒険なのだろうか、ケータイさえあれば大雪による電車の遅れも問題がないのに・・・などと感じながらも焦燥感高まる貴樹の心が伝わってきて、電車に閉じ込められる閉塞感や不安感よりも駅で待つ明里の心配をする優しさに男を感じた。駅構内、電車内の描き方が妙にリアルだったので、台風によって足止めを食ったことを思い出してしまうほどでした。

 情熱的だった第1話から一転して、第2話では弓道に打ち込む純情そうな高校生になった貴樹。その貴樹に恋焦がれる同級生の女子高生花苗の視点で描かれてますが、こちらも告白すらできない純情サーファー少女。卒業後の進路も決まらず、種子島でのロケット発射を描きながらも、ロケットのように未来に向かって飛び立つことすらできない内気な心が対照的。彼女の将来が気になりつつも第3話へ・・・

 ゆっくりと落ちてゆく桜の花びら。手を伸ばせば届きそうなところにある愛であっても、なかなか思うようにいかない。誤解だとかすれ違いだとか、せつない失恋の思い出が走馬灯のようによみがえってくるような過去映像のカットイン。そして、山崎まさよしのプロモーションビデオでもあるかのように「One more time,One more chance」が効果的に使われ、その歌詞をしみじみと味わい、聴き入ってしまう。急行待ち踏切あたりではいつでも思い出しそうです・・・一旦停止違反で反則キップを切られたことを・・・

kossykossy
kossykossyさん / 2018年12月4日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

何とも言えない ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

自己解釈ですけど初恋は叶わないってこういうことを言うんですかね、、、
1話目はただただ一生懸命お互いを好きで思いやってて、ずっと一緒にいられると心から信じていたはずなのに、だんだん気付かぬうちに離れてしまっていって切なくなりました

花苗はもどかしいですね、貴樹くんは優しすぎる。あんなふうにされたら誰だって勘違いしちゃうんじゃないかって思いました(笑)天然たらしやな!

子供のとき信じていたものは必ずしもずっと信じ続けられるものでもないし、夢だって必ず叶うとは限らないので
今大切だと思えるものを大切に、今したいことをして生きていこうと思いました。
そして映像も音楽もきれいで、山崎まさよしさんの曲染みました。とっても心が満たされるような幸せで切なくて、素晴らしい1時間を過ごせましたありがとうございました

ながねぎ
ながねぎさん / 2018年12月4日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  悲しい 幸せ
  • 鑑賞方法:TV地上波
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

この映画を面白いと思った方は読まないでください。 ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

友人がこの作品を大好きだというので観てみたんですが、なんだこのうんこみたいな映画は、というのが最初の印象でした。とにかく主人公が苛つく。てゆうか登場人物みんなむかつく。映像の綺麗さを凌駕して不快感しか抱かせないストーリー。えー。友人はものすごく高評価してたのに。世間的にも評判は良いし。おそらく今の自分にはこの映画の良さが理解できていないに違いない、と思いこの作品は寝かせておくことにしました。

それが8年ほど前で、5年ほど前に2回目の鑑賞に挑みました。うんこを顔面に投げつけられたような気持ちでした。数年の時を経ても色褪せることのないうんこ感に心が折れそうになりました。そんなはずはないんだけどな、たぶん、今の自分には知りえない深みがこの映画にはあるのだろう。そう思い、また寝かせておくことにしました。

そして君の名は。が空前絶後の、超絶怒涛の大ヒットとなり、DVD化されてから君の名は。を観ました。なるほどー、前前前世だなー、と思いました。君の名は。に対しては別に文句を言うつもりもないので、感想としては、なんでもないや、って感じです。

その後、3度目の秒速五センチメートルへの挑戦。観終わった直後、自分は確信しました。

なるほど、この監督には才能がない、って。

映画監督としての演出の腕とか見せ方の技術とかではありません。ただ、センスがない。おもしろくない。おもしろいことを考える才能が欠如している。この人は、自分がおもしろいと思うストーリーを書かないほうがいい、自分の主張なんかせず、みんながおもしろいと思うストーリーを書くべきだ、と思いました。

まあ、本人もそれをわかっているから君の名は。のような万人受けストーリーで勝負したんでしょうけれど。そしてそれが大ヒットしたんですから、やっぱり監督としてはすごく優秀なんだと思います。

makurano_twi
makurano_twiさん / 2018年9月14日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 1.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 1 件)

タイトルなし

『雲のむこう...』に比べたら格段によくなった。背景、小物のディテールへのこだわりがすごいし、とくに光線が織りなす色彩や陰影の妙は特筆に値する。

肉ネ~ム
肉ネ~ムさん / 2018年9月8日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

秒速5センチメートル:いつかまた一緒に桜を見ることができると【邦画名言名セリフ】

【秒速5センチメートル:個人評価=★★★★】
★★★★★:今すぐ観るべき‥人生を生きる為の何かを教えてくれる貴重な映画
★★★★:早めに観るべき‥観る人だれにでも何かを与えてくれる大事な映画
★★★:まあ観ても良し‥観る人によっては全く意味を持たない普通の映画
★★:観なくても良し‥単に時間だけを浪費してしまう可能性が高い映画
★:観てはいけない‥観た後に非常に残念な気持ちを感じてしまう映画

【秒速5センチメートル:おすすめポイント(個人評価理由)】
1.とにかく繊細で綺麗な映像に感動&感銘!!!電車や駅名の部分は凄すぎる!!!
2.ありそうでなさそうなラストシーンが考えさせられる!!
3.「One more time, One more chance」(山崎まさよし)の曲とのマッチングがいいなあ!

【秒速5センチメートル:名言名セリフとその場面】
・「いつかまた一緒に桜を見ることができると」
→ラストシーン手前のお互いを回想するシーンで、水橋研二が尾上綾華に発する名言名セリフ。

【喜伝会】会長
【喜伝会】会長さん / 2018年8月6日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  泣ける 悲しい 興奮
  • 鑑賞方法:VOD
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

絵のタッチが素敵

悲しすぎる。
所々共感できるところがあって
涙が出そうだった。

너구리
너구리さん / 2018年7月23日 / PCから投稿
  • 評価: 2.5
  • 印象:  泣ける 悲しい 知的
  • 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

初恋は実らない

幼少~成人までの3部作になっております。

大人になっても彼女の事を想い続けているのなら・・
なんとか頑張れば彼女に会うことも可能だったと思うんだけど。。。
手紙のやり取り、どうして途絶えたんだろうか・・?
でも思春期あるあるですよね。自然消滅って。

とにかく彼の引きずり具合が・・切ないです(TдT)
淡く切ない青春って感じですね。

3話に出た眼鏡女子がなんか可愛そうだったなぁ・・。
遠野クンの心ここにあらず・・で3年も都合の良い女になってたのか。
ある意味リアルです。

何年引きずってんだよ!って思ったし
精神的に未熟であることを、まるで綺麗事のように仕上げているので
遠野クンがナルシストに見える。

女性目線からすると・・ちょっとしんどいなぁ~って思う内容でしたが
昔の純粋に恋愛してた懐かしい気持ちを思い出して
誰もが胸が締め付けられるような感覚になるのではないでしょうか。
人間って勝手な生き物だからさ・・
本当に好きだった人との思い出は美しいままにしておきたいんだよね。

山崎まさよしの挿入歌に流されて、ちょっと涙が出ましたw

▼・ᴥ・▼ marron
▼・ᴥ・▼ marronさん / 2018年6月29日 / PCから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  泣ける
  • 鑑賞方法:VOD
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 1 件)

一言で「切ない」

三話構成。桜の花びらが落ちる速度が秒速5センチメートル、物理的な距離とこころの距離。台詞回しが自然で生っぽさを感じた失恋の淡い風景やセンチメンタルさがつまった作品、こういうのはあまりキャラクターに入り込まずに雰囲気を楽しめば良い。雪の電車、夕焼け、踏み切り、桜の木、手紙、電話機。90年代初頭の空気感スーファミ、ラッキーマン、公衆電話、マイラバ、リンドバーグ。ラストの山崎まさよしの歌に合わせてフラッシュバック。

mimiccu
mimiccuさん / 2018年6月13日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  悲しい
  • 鑑賞方法:VOD
  • コメントする
  • 共感した! (共感した人 0 件)

儚さを形に

思春期から青年期までの淡い気持ちを表現した本作
思春期に経験した淡い気持ちを持ち続け
儚い思いに身を震わせる
そこに後悔は無く、口惜しさがあるのみ

間違いなく綺麗なアニメですが、儚さの美学を追及しているだけです。
そこにメッセージは感じ取れなかった

T O
T Oさん / 2018年6月7日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

儚い恋

儚い恋を美しい映像美で魅せられた。それぞれの想いやすれ違いなどが胸を締め付ける。面白い。

クロロ
クロロさん / 2018年3月9日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

酷い内容でした

酷い内容でした。 基本的には [現実の写真をアニメ風にした映像] を延々と垂れ流しているだけで、 そこに [小学生が書いたような退屈なストーリー] が付与されていました。

Check-inや、レビュー投稿には、ニックネームが必要です
Check-inや、レビュー投稿には、ニックネームが必要ですさん / 2018年2月8日 / PCから投稿
  • 評価: 0.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
  • コメントする
  • 共感した! (共感した人 0 件)

出逢えないのが良い

結局、出逢えないのがリアリティがあって共感が持てます!

おちとしひろ
おちとしひろさん / 2018年1月21日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

東京の小学校6年生タカキとアカリはともに病気がちだったことから親し... ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

東京の小学校6年生タカキとアカリはともに病気がちだったことから親しくなったが進学を前にアカリは栃木に引っ越してしまう。その後も文通を交わしていた2人だったが今度はタカキが鹿児島に転校することになり、タカキは意を決して放課後アカリに会いに行く『桜花抄』。種子島の高校3年生のサーファー、カナエはスランプ中。同学年のタカキに淡い恋心を寄せていて、弓道部の練習帰りのタカキを校舎の陰を待つ毎日。いつも自分に優しいタカキだが彼はここではないどこかを見つめている。自分の進路も決められないカナエといつも通りに優しいタカキの背後にある夕暮れの空高く一筋の光が飛んで行く『コスモナウト』。そしてそんな小さな物語を運命の組紐で一つにまとめる『秒速5センチメートル』。
全2作と違ってSF的設定を隠し味程度にとどめて、胸の内で次第に大きくなる漠然とした想いとどう向き合っていいか判らない登場人物達を優しく見つめる物語を覆うどこまでも広い空。タカキとアカリの間を疾り抜ける東横線・・・ではなくて小田急線。『秒速5センチメートル』とタイトルが出た瞬間に大雪の中をゆっくり走り出す両毛線のように両頬を涙が伝いました。

よね
よねさん / 2018年1月15日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:VOD
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

濃厚でした ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

なんとなく噂に聞いてましたが勝手に大人の恋物語かと思っていたので、冒頭で小学生が現れたのは驚きでした。

もう10年前の作品だけど光や色彩の使い方が素敵でとても綺麗なアニメーションでした。

子供から大人への成長を短編三部作した構成も面白かったですね。

第一話は、幼さと少し成長した淡い恋心のまどろっこしさと、それでもこの荒さがいいんだよねってまさに青春って感じでした。

これはいつの時代なんだろう?
スマフォの便利さが再確認できると共に、便利になった世の中ではこういう情緒は薄れていくんだろうなとも思いました。

遠い未来ではこんな時代だった頃も忘れられて
「なんでこの人達スマフォ使ってないの?」
なんてやりとりがされるんだろうな、、、
自分の青春時代に情緒を感じるとは歳をとったものだ。

第二話。
女の子の切ない片想いがいいですね、これまた青春って感じです。
メールの宛先は明里かと思ってたけど宛先のないメールとは、、、一話で一緒に居られないと言ってたけどそういう事なんだろうか?

この島は原付通学が普通なのかな?

第三話。
ほぼ歌だけだったけど伝わるものはあった、泣けてきました。

全編通しても短い作品でしたが中身は濃くいい物語でした。

ガブ
ガブさん / 2018年1月14日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  泣ける 悲しい 幸せ
  • 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

リアリティのあるストーリー、ただそれだけ ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

良し悪しは置いといて、とてもリアルな映画だと思います。

主人公とヒロインふたりの恋心はとてもリアル。
両思いなんだけど、小学生じゃそれを伝えて結ばれるなんてできませんものね(現代の子供は知りません)
結局結ばれずに離れ離れになるのがリアル。互いに想ってはいるのに気持ちを伝えることもできず、時とともにふたりの関係も流れてしまう点もリアル。
思春期の男の子がちょっとしたことをさも深いことのように大げさに哲学する様子もリアル。
主人公がふたりの恋が終わったことを悟りながらも、新しい恋に目を向けることもできずに童貞をこじらせ、ズルズルといつまでも引きずっていることもリアル(実際主人公の彼のような男性、結構いると思います。)
そして結局は最後もすれ違い、再会すらできなかったとこもリアル。

でもリアルであることが即ち良い作品であるのか?
この作品は非常にリアルな展開になっていますが、それだけ。
山なし、谷なし、落ちなしです。
監督はこの作品で一体なにがしたかったのでしょうか?
主人公の彼に倣って哲学してみますが、そもそも映画というコンテンツは何かを表現したり伝えたりするためのものです。
それはエンターテイメントなのか、何かの宣伝なのか、何かの歴史やドキュメンタリーなのか、自然の美しさなのか。
そういったものがこの映画からは伝わってきませんでした。

この監督は一体何をしたかったのか
定評のある美しい風景が描きたかった?
舞台装置としてのストーリーならもっと内容のない、個性的で美しい風景を引き立たせることのできるものがあったはずです。
人物の絵の拙さもマイナスですね。

恋愛映画にしたかった?
だとすれば落第点です。たしかに非常にリアルにできているとは思いますが、それだけでなんの面白みもない展開。
結局主人公がブツブツと独白してるだけで終わっている映画ですから。こういう経験してる男性、山ほどいると思いますよ。
それをきいて面白いですかって話です。この映画の内容を身近な男性から自身の経験談としてくどくど1時間も聞かされたら「で?」と言ってしまいたくなるでしょう。

男女のリアルな恋模様を描きたかった?
だとすればまぁ成功してますね。面白いかどうかは別にして。
ただ非現実的な、輝く風景は不自然ですけどね。
ピンポイントの演出だけならともかく、背景は全編通してこだわりのある部分のようでしたから表現としては不適切かと。

何度も繰り返しますが、ふたりの関係や感情の機微などはリアルで、昔を思い出して共感できた方も多いのではないでしょうか。
たしかにリアルな描写は物語に深みを与えますが、それだけでは物語として成立しません。
料理に例えますと、リアリティだけを追求した物語は調理されていない食材のようなものです。この映画は「男女のリアルな関係」という食材をぶつ切りにして皿に盛っただけ。料理になっていないのです。
一見魚を切っただけに見えるお刺身さえ、魚を捌き、魚ごとに適した切り方をして、薬味で臭いを消したりしてようやく料理として成立しているのです。この作品はそういったことを怠った作品だと思います。
いくらこだわり抜いた食材でも、そのまま食べても美味しいとはかぎりません。

監督のやりたいことと、演出方法、ストーリーと全てがチグハグな為、作品の方向性が見えないのです。
同じ食材でも、通常作る料理によって調理方法は変わってきますが、その使い分けができなかったのですね。自分のできるやり方で皮をむき、自分のできるやり方で切っただけ。作ろうとしている料理に適しているかどうかなどはお構いなし。
だから好評価のレビューですら、「共感した」「切ない」「背景が綺麗」などの感想ばかりになるのだと思います。作品全体のレビューなのに「男女のリアルな関係」という物語の一要素のみに終始してしまっているのです。
カレーライスを食べて「お肉が美味しかった」と言っているようなものです。お肉を美味しく食べさせる為のカレーなら良いのですがね。

長くなりましたが、私としては「リアルなだけでは一本の映画作品としては成立しない」と結論付ました(それがわかっただけでも価値があるとは思いますが)
よってこの映画の評価もバットです。
光るものはあったが、それらをまとめることができていないって感じですかね。

kou
kouさん / 2018年1月8日 / PCから投稿
  • 評価: 2.0
  • 印象:  悲しい
  • 鑑賞方法:DVD/BD
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 1 件)

一歩を踏み出すまでの物語 ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

イラスト、音楽、セリフ、そして作品タイトルまで
なにからなにまで切なさで溢れている作品だなと思います。

この映画が公開された当初鬱映画だなんだと言われていたそうですが、私は全くそうは思いませんでした。

ずっと綺麗で大切で拠り所としていた明里との思い出が大人になるにつれて次第に貴樹の心を固くしてしまう。
映画ではほんの数十分で大人になるまでの時間が流れていきますが、実際はとてつもなく長い時間重く苦しい思いをしてきたんだと思います。

最終的に二人は踏切ですれ違いお互いを認識するも踏切が閉まってしまう。
しかし電車が通り再び踏切が開いたときにはもう明里はいなかった。
その二人が結ばれなかったというラストでおそらく鬱映画と言われているのでしょう。

だけど、最後の貴樹の表情を見るかぎり鬱エンドには思えませんでした。
あそこで明里とすれ違ったことで、振り返ったときに明里がいなかったことで、やっと貴樹は前に進める。

栃木まで会いに行ったときの別れ際に明里は「貴樹くんなら大丈夫」と声をかけていましたが、その言葉の通り貴樹を「大丈夫」にしたのは明里だった。
だから明里との思い出は美しいままで、すがりつくだけの過去ではなくなった。

あの踏切のシーンで、過去に執着する貴樹ではなく未来を期待する貴樹を見れてようで、すごく温かい気持ちになれました。

過去に囚われていた少年が一歩踏み出すまでの切なく優しい物語でした。

夏蜜柑
夏蜜柑さん / 2018年1月8日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

104件中、1~20件目を表示

映画レビューを書く
このページの先頭へ

最近チェックした履歴

映画の検索履歴

他の映画を探す

映画館の検索履歴

他の映画館を探す

特別企画

Jobnavi