ダークナイト ライジングのレビュー・感想・評価
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まさしく、エンターテイメント。ラストを飾る秀作!
クリストファー・ノーラン監督、「ダークナイト3部作」
最終作品は素晴らしい出来でした。もう何にも言えない。
ああ、なぜ映画館で見なかったんだろう、過去の2作品も
見直しして準備していなかったんだろう。
今年一番の失敗だ!
特に映像と音楽、さらに脚本、ああなんてすごい映画だったんだ!
オマージュあふれ尚且つ次世代へ紡ぐ、素晴らしい脚本。
ブルースのみならず、フォックス、ベイン、またロビンへの
細かい設定も見事でした。
新型のギミック(バットモービル他)もすごい。
まあ、くだらないレビューなんか吹き飛ばす素晴らしさです。
ぜひ、観る事をお薦めします。
ああ、すごすぎて何にも言えない・・。
エキサイティング!!
まず見てからの感想は「素晴らしい」しかないと思った。2作目のダークナイトに出てきたジョーカーにひけをとらないベイン。アン・アサウェイ扮するキャットウーマンの軽やかさ、すべてにおいて2012年最高のヒーロー映画だった。最後のシーン、ダークナイトとベインが戦う場面はすごく迫力があった。あと、CGと実写の組み合わせのうまさ は、さすがノーラン監督。これで最後とは寂しいですがダークナイトは永久不滅です!!
バットマンのラストにふさわしい映画。
一昨日、ダークナイトライジングを見るために
バットマンビギンズ/ダークナイトを復習をこめて鑑賞し、いよいよダークナイトライジングを鑑賞した。
見たくて見たくて、昨日は仕事手につかなかったもんね。
帰り道にマックに寄り道して、ポテトとコーラを購入し帰宅。
エアコンつけたら、さっそくBlu-ray DISCをPS3にぶちこむ。
もちろん音はドデカイ音量にセット。
昨日ほど5.1サラウンドシステム買っといて良かったと思うことはなかったなー。
家にいながらも大迫力で鑑賞スタート。
偉大なる3部作の最終章
「伝説は壮絶に終わる」
始まりは前回から7年(だったっけ?)経ったゴッサムシティだから
絶対に、前2作は見たほうが楽しめる。
未だ見てない人、
ネタバレは書かないからご安心。
映画が終わったときには
涙で溢れていました。
見所はね、まず ノーラン監督の前作 インセプションにも出演した
ジョセフゴードンレビット、マリオンコティヤール、トムハーディが出演していること。それだけでもうワクワク?しない?インセプションで深く演者を知って、己の超大作の最終章に3人ももってくるなんてさ。意味があったんだろうし、作品を深くいいものに出来る確信があったんだろうな、と。
しかもバッチリ、はまっていて。完璧すぎました。マリオンコティヤールはタクシーの時から個人的にすきなんだけど次の見所に持っていかれちゃってたな。
いやいや、全然悪くないんだけど、
アン・ハサウェイ演じるキャットウーマンが格好良すぎてやばかったんだ。
第二の見所はアン・ハサウェイが
綺麗過ぎて、男なら誰もが、あ、ヤバイ
って思うと思う所だな。確実、釘付。笑
男性諸君はそこだけでも見る価値はあるかと!声を大にして言います!
第三の見所は
バットマンの新兵器、胸を躍らせてくれる新しい乗り物!
現代技術の発達は凄いの一言。デザインも格好いくて本当に乗ってみたくなったよ!たまらんかった。バイクも小型飛行機?も格好良いんだもの。
他に音も映像も、アクションも全部見所って言えるほど程凄くよかった。
さて、
映画に欠かせないストーリーなんだけれども、
上手く言葉には出来ないな。安っぽくなりそうでこの映画に関しては内容がとても書きづらい。
バットマンはもちろん正義なんだけどさ
悪には悪の正義があったりして...前回のダークナイトは敵は悪の一言なんだけれど
最終章は、悪も正義も全員が信念を持って闘っている。
バットマンが守りたいと願った、なんとなく生きているゴッサムの市民が一番悪なんじゃないかって考えたりもして。
バットマンだって誰かを裁く権利を持っていない。現に泥棒を捕まえなかったりだってしているし。人間って言うのは、単純に善悪で分けられないものなんだと考えさせられた。まあバットマンの場合、元々はゴッサム警察が諸悪の根源だったんだけどさ。
様々なメッセージをこの映画はくれました。でも戦いをやめなかったのは自分が子供の頃に味わった痛みを次世代の子供に与えたくない想いや、その子らが作る、未来を信じてバットマンは次世代の子供ために闘ったんだと思う。
大切な人を失ったバットマンが最後に咲かせた正義の花はとても輝いて見えました。
総評としてはとにもかくも最高でした。
あんまり詳しくはかけないけど執事の気持ちを考えると涙しか出ない。泣けたのは全部アルフレッドのシーンだったかも。たくさんの感情を湧かせてくれたダークナイトライジングには感謝です。
突っ込みどころはたくさんあるけど、そういうんはもうどうでもよくなるくらいよかったな。
もちろん、最後ロビンのくだりは気になって仕方ないし、続き見たいんだけどね!
このメンツでのバットマンがもう見れなくなるのは凄く悲しいです。とにもかくにもこれからはもっとノーラン監督の作品が楽しみになったのは間違いないし
出演していた演者がこれからどんな演技していくのかもどきどきする。またノーラン作品に出ることになったら興奮しちゃうんだろうし。
最後に一個だけ!
ダークナイトでジョーカーを演じたヒースが亡くなってしまったのは、本当に残念でならなかったな。ビギンズで悪役検事を演じたキリアン・マーフィが出てたってことは本来ならジョーカーも出れたのか!ってこと。多分出演予定だったのかな。ってことを考えるととても悲しいですね。だからジョーカーが出ていたダークナイトライジングも欲を言えば見たかったです。
まあ無理なものは無理なので仕方ないですけどね(;;)
ビギンズ・ダークナイト・ライジング
恐怖・混沌・苦痛 か、
本当に素晴らしい3部作でした。ありがとうございました
Twitter→yoshiki_810
クリストファー・ノーラン監督に拍手!!
クリストファ-・ノーラン氏が、この『新バットマン』シリーズの監督に抜擢されたとき、
これほどまでの3部作を誰が予想しただろうか。
いろいろな監督やキャストの名前が浮上しては消えるのを繰り返した。
クリストファ-・ノーラン監督の名が浮上したとき(当時は代表作品がメメントぐらいしかなかった。)
はっきり言って、みんな心配した。
時間が逆さまに流れないことを祈る。とかね(笑)
今では、それが笑い話にしか聞こえない。
僕たちは、すぐに『バットマン ビギンズ』により、その心配は無用だったと思い知らされる。
彼が構築したバットマン&ブルース・ウェインの物語は、
誰にとっても共感できるものだった。
真のヒーロー像を、えぐり出す。
その深さや重厚感は、そのままに、わかりやすい一貫したテーマを描きだした。
ただ、ただ、難しくなりすぎずに、エンターテイメント性も持ち合わせていることが
誰にでも響きやすいシリーズになっている重要な部分だろう。
もちろん、クリスチャン・ベイル無しでは無理であっただろう。
彼は、複雑なこの主人公ブルースウェインの正義に似た怒りや陰を見事に演じている。
その奇才と呼ばれる才能を存分に押し出し、観てすぐに、それとわかるティム・バートン版の2作品。
エンターテイメント性を全面に押し出すことで、娯楽作品となったジョエル・シュ-マッカー版の2作品。
そして、ダニー・エルフマン氏が作りだした有名すぎるテーマ曲。
これを超えることは、かなりの難しさだった。
チャレンジだっただろう。
しかし、今やバットマンと言ったら、
このノーラン版の3部作を指す言葉になっている。
あらゆる登場人物が登場する中、ぜったいにブレない。
どんな怪人や、どんな悪党が出てきても、これは孤児となった億万長者ブルース・ウェインの物語だということ。
確かに、前作で故ヒース・レジャーが怪演したジョーカーや
今作でもトム・ハーディが演じたベインは
これまでのアメコミ、いや映画にはないほど、強烈な悪役キャラであるに違いない。
しかし、それに惑わされず、それを糧とし、ブルース・ウェイン(バットマン)の闘いと苦悩、絶望、そして新たなる希望を描いている。
ここまで打ちのめされるヒーローも、なかなかいないだろう(笑)
物事は、なかなかうまくはいかないものだ。
何度チャレンジしても、決して報われることなどない。
だからこそ、人は、チャレンジしなくなり、あきらめることを知る。
それが幸せなのか。不幸せなのか。
それは、誰にもわからない。
自分が決めることなのだから。
正義感、価値観、善と悪、信頼、人間性…
このシリーズによって、打ちくだかれた人も多いはず。
それでも、人ははい上がる。
何十年後…
またクリストファー・ノーラン監督には、この伝説のシリーズを超える、新たなるバットマンシリーズを作りあげてほしいものだ。
素晴らしいシリーズをありがとう。
このシリーズに出会えたことを誇りに思う。
面白かった!
めちゃめちゃ面白かったです。
役者、演出、音楽が見事に調和して昇華し、素晴らしい作品として完成された映画だと思います。
たしかに、ツッコミたくなるようなストーリー展開は無きにしも非ずですし、悪役ベインの迫力は前作ジョーカーよりも遥かに劣りますが、それでも、映画を見終わった時、久し振りに「映画を映画館で観ることは、とても楽しめることだ」と気分良くさせてもらえました。
監督と役者の実力は、映画にとって本当に大切な要素ですね。
映像、内容ともに暗すぎて
暗い!重い!
ストーリーの深さはどうだろう?という映画。
映像は素晴らしい。
キャットウーマンの役、彼女はどうだろう?なんか違和感。
もっといたずらっぽくてセクシーな女優いなかったのかな。
・・・長かった。
前作をこえた!?
前作、ダークナイトをこえたのか?
自分が思う限りそれはNoだ✋
今作が悪い出来だったとは決して思わないが、前作ダークナイトはジョーカーの映画だったと思うほどの強烈なインパクトを残した適役だっただけに今回のベインは少しキャラが薄かった。
内容的にはダークナイトの方が良かった。
最後の終わり方はノーラン監督らしい締めくくりで面白かった👍
だが、結局前作は越えられず⤵
(最終的な興行は上回ったが…)
面白かった!
同じ時期にアベンジャーズを観たが、あっちの方が笑いの要素があるから評価的には一つ上だが
それ以外は同じくらい面白かった!
ダークナイトはちょっと話が重いし暗いんだよね〜
やっぱり迫力満点の映像とアクションはすごい!
クリスチャン・ベールとゲイリー・オールドマン好き!
インセプションに出てたイケメン君も素敵!
アン・ハサウェイ最高!キャストが良かったな〜
長時間だけど感じさせないくらい惹き付けられるストーリー展開でした
坊っちゃんと執事のやりとりがウルっときます
前作が良すぎただけ。これも最高!
バットマン最高!!!
前作と比べるとっていうのはあるけど
今回のもたまらなく最高だった!!
キャットウーマン役のアン・ハサウェイのセクシーさはいいね!
しかしまさかのあいつが黒幕いうか裏切ってくるとわ!
しかしバットマンかっこよすぎた!!!
「偉大なる3部作」最終章
新バットマン3部作の最終章。アメコミ映画として歴史的な記録を残した前作からどうなったのか。「ダークナイト」を見終わったときから気になっていた。
前作から8年も経っていることに、まず驚かされた。ブルースは完全によぼよぼだし、ゴードンも完全に用無し。セリーナ・カイルが登場するあたり、なんとなく能天気な感じがする。・・・のもつかの間、ベインがゴッサムシティにやってきたことをブルースが察知すると俄然面白くなってくる。序盤から圧倒的なパワーを見せつけるベインに対し、ブルースはほとんど満身創痍。バットマンに対する期待と不安が程よく煽られる。前作よりもより”アメコミ”らしくなったのが個人的には嬉しい。新たな武器が登場するのも見所だ(といっても少しだけだが)。
IMAXで見たのだが、相変わらず映像、音声は素晴らしい。3Dかと見まがうほどの迫力、戦闘シーンの音響、何から何まで最高だ。バットマンが登場するときのテンションの上がりようといったら!!
だが前作に比べて問題点もあった。1つめは登場人物が多すぎること。その全員に焦点を当てようとするから、ブルース/バットマンの登場シーンが少ない。「誰でも英雄になれる」というバットマンの言葉通りかもしれないが、映画はあくまで「”ダークナイト” ライジング」なのだ。主役はいかなる時でもバットマンであるべきだろう。
2つめはストーリーの粗さ。前作から何があったのか知らないが、ブルースの変わりようがあまりにも急激すぎる。なぜベインがゴッサムをすぐに破壊しないのかも「混沌」がどうとか理由づけているが、結局よく分からない。ブルースがあっさりゴッサムに戻ってきたときは思わず吹き出してしまった。
3つめはベインの位置づけ。これはネタバレになるのであえて触れないでおくが、これには心底がっかりした。ベインは今までの敵と比べて、肉体的な強さでは間違いなく群を抜いている。予告編でも(微妙に何を言ってるのか分からないときがあるが)スーパー・ヴィランらしい異常性を見せつけて、バットマンを窮地に陥れていた。なのに、あの展開は無い。本当に無い。「ライジング」が「ダークナイト」を超えられない原因はここにある。ベインが悪いわけではないが、「ダークナイト」ではジョーカーとトゥーフェイスが最後までバットマンと闘った。だからこそ非常に残念だ。
でもバットマンがゴッサムを救うために取る行動はまさにヒーローだ。あのシーンでは思わず涙を流した。自分自身の平穏が見つけられず、マスクを被ることに存在意義を見いだすブルースにアルフレッドは怒る。セリーナでさえブルースに「あなたはすべてを捧げた」と戦いに身を投じるのを止めようとする。だが彼は行った。バットマンのマーク型に火がともされた瞬間、ゴッサムに希望が宿る。ベインは絶望の化身となったが、バットマンはそこから這い上がった。だからこそ最後のシーンは街を救い、彼自身も救われたという意味で素晴らしいのだ。
最後にちょっとしたオチがあるのだが、驚かされると思う。この3部作で”バットマン”は真の英雄となったのだ。
(2012年8月15日鑑賞)
満足な結末と3部作
まず初めにシリーズのファンとして満足な完結編だと思います。
どの3部作映画にも言える事ですが、「前作の方が良かった」、「2が傑作であれば3は駄作」と言う感想に終わるものがあまりにも多い中で、間違いなく傑作である前作「ダークナイト」に全く引けを取らない作品に仕上がっていて前作と同様上映中スクリーンに釘付けでした。さすがはノーランさん!!
まずなんと言ってもマイケル・ケインさんの演技が素晴らしい!!シリーズ通して(中でもライジングは)表情だけで全てを語れてしまうのではないかと思うほどの素晴らしさ!!
個人的に大好きなクリスチャン・ベールも相変わらずカッコイイし素晴らしい!!
インセプション組の方々も良い感じで、中でもやっぱりトム・ハーディが良い!!マスクで目しかまともに見えないにも関わらずしっかり感情が伝わってくるのはさすがでファンになりました!!
最後に個人的な願望になりますが…出来ればベインは最後まで純粋なラスボスであって欲しかったな〜と思います。
待ってました、
前回の終わりが悲しい感じのエンディングだったから、どうなるのか?と最終作楽しみにしていました。
ノーラン監督組全員集合のようなキャスティング。
はまってました。トムの悪役ぶり(あの太った姿)もはまっていました。
ロビンも。
一番はキャットウーマンのアンハサウェイ、かっこ良くて、可愛い憎めない素敵なキャットウーマンでした。
オープニングからラストシーンまで無駄な映像がまったくない!!!
最終作にふさわしいストーリーになっていて、ビギンズからの伏線もありで、またビギンズから見直したくなりました。
バットマンはもうノーラン監督は作らないみたいですが、この監督作品は全部見て行きたいと思います!!!
重厚感たっぷり、でも全編疲れず楽しめます
すごい映画を見た!と言える作品です。
色んな表現がありうるでしょうが、本作のパンフレットに載っていた次の言葉が私の言いたいことを上手に表していました。曰く
「極上のフルボディのワインのよう」
確かに、渋み・旨みが贅沢に絡み合い、ずっしりとしていても最後まで飽きることのない様はこの映画にベストマッチです。
主人公の物語としてみても良し、ヒーロー物としても出色の出来で、メカなどの小技も楽しめます。
見終わったあとは、エンドロールが終わるまで軽く放心状態となれる上物ですよ。
欲を言えば、アン・ハサウェイがせっかくぴったりしたスーツを着ているので、バストショットばかりではなく、もっと色々見せて欲しかったですね。
なぜ
劇場で観れてよかった。大画面も勿論だけど、腹の下に響くような重低音が世界観を盛り上げてくれる。
面白かった。
結構前作を引き合いに出して残念がってる方も多いようですが、
同じこと繰り返しても仕方ないのでは?
今回は今回で十分楽しめましたよ。
ただちょっと気になることが。
今回の黒幕は亡き父の遺志を継いで、という設定になってますが、
あそこまで話が大きくなるなら、なぜ「ビギンズ」で彼はあそこまでゴッサムシティにこだわったのか?という動機がもう少し欲しかった。
あの昔話なら自分の国に復讐するのが普通では?
(描かれなかっただけかもしれませんが)
あと、ジョン・ブレイクの本名がロビンという設定について。
話の盛り上げ方としてはいいんですが、「愛する人を守るために」正体を隠す=マスクを着ける。はずなのに、あの設定だと通り名が本名ってことになっちゃいません?
原作未読なんであんまり突っ込めないんですが、
そこだけ気になってしまいました。
バットポッドのアクション最高!
ライジング!
この映画で感じたこと。(クリストファーノーラン監督ですが)
映画製作技術がすごい!
今どき何でもCGでやることが多いですが、やはり映像の違いに出てきます。
画面に釘付けとなってしまいます。今回では飛行機の宙吊りシーンやスタジアムの爆破
やウォール街での乱闘シーン。3時間近くありますが、見所の連続であっという間です。
前作ダークナイトでハマッてしまい。今回楽しみにしてました。
ほんと作り込みがすごいのでIMAXで鑑賞しなければもったいない!
予想外のストーリや前作との関連など、映画館で『そうきたか・・・』と
楽しんでみることができました。じっくり映画に入り込んでみれる大作です。
初めてレビュー書きますが、印象部分が足りません。
(映像技術や未来観、世界観、などわかる評価を入れて欲しい。)
ノーラン節。
伝説が、壮絶に終わったワケか…。
なるほど…。待ちに待たされて(友人に)ずいぶん遅くなった
レイト鑑賞、まぁ期待通りというか^^;ビックリ感はなかった。
前作のジョーカーの印象が強すぎるのもあるけど、
この監督はそれほどアクションには拘っていないようだ…。
独自のスタイルで見事な映像世界を披露しているけれど、
ドキドキワクワクするような(あるワケないけど)躍動感はない。
暗い・重い・やるせない雰囲気がズドーン!と心まで浸食し、
スッキリ消化させる展開には程遠い。これは好き好きだけど、
そんなわけでいつも私はこの監督作品を、なが~く感じるのだ。
出来が悪いとか飽きがくるとかではなくて、ただただ長い(爆)
決してつまらなくはないんだけどねぇ、何でだろう^^;
今回もバットマンことブルースは、徹底的に傷めつけられて、
苦しみ、耐え忍んで、更に高みへと成長していくんだけど、
もう~カッコいいとかいえないほど痛々しい!(涙)
執事でなくたって、泣きそうになりますわな。
あそこまで自己犠牲を払おうとする暗黒街の精鋭の本分を、
何で街の人は分からないの!分かれよ!いい加減気付けよ!
お前ら、誰のおかげで暮らせていると思ってんだ!(うるさい?)
アメコミ版・宮沢賢治ともいえる、雨・風・そして爆弾にもマケズ。
これだけ壮絶な主人公の世界観を用意したのだから、
そりゃ敵役も壮絶でないと!というわけで、今回のベインも
やりたい放題。あのT・ハーディ?と思うほど、誰だか分からない。
彼の中盤までの勢いが段々減速する後半で、エ?と思うような
オチが用意されているんだけど、これ…よく観ると途中で何か
気付いちゃうんだよねぇ…。あの、岩登り(子供編)のシーンで。
細かいことを言ってもナンですが^^;
やっぱり回想シーンで使われる子供キャストって、一応は(ねぇ)
おそらく似た子を探すと思うんですよねぇ。
あの子、ベイン君に見えました??(爆)いや~私にはとても…。
(T・ハーディの素顔はカッコいいですよ。念のため)
前回の重々しい(誰も盾つけないほどの)場面展開に比べると、
今回は画面は暗くても、けっこうアメコミテイスト。勧善懲悪な
分かり易い展開になっているし、新たなメンバー(可愛いね~)が
参入して色も添えられている。お色気方面にも疎い監督(ワザとか)
と思われるが、なかなか面白味が出ていて良かった。
C・ウーマンって、いわゆる峰不二子系なところが本当に魅力的。
A・ハサウェイがどれくらい?と心配するも、シャープでなかなか。
ロビンに至っては…ファンとしてはとても嬉しいキャスティング。
この監督はキャストを大切にしている?(囲うとはいいませんが)
と思えるような常連組も多い。
双方の信頼関係が映画の完成度を高めるのは言う間でもないけど、
いつも同じメンバーで同じ展開(シリーズものは別として)には
ならないように、とはいえ独自の世界観を大切に頑張ってください。
…なんか続きが観たくなるなぁ~(だってロビンが^^;)
(ヤーレン、ノーラン、ノーラン、ノーラン、ノーラン…バイバイ♪、と)
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