八日目の蝉のレビュー・感想・評価
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重く、暗く、切ない。
数年前にDVDで観たが、先週テレビ放送で再鑑賞。
作品的に間違いなんだが、あまりにテーマが重い。
それはストーリー自体もそうなのだが、出演女優達の演技力に他ならない。
永作博美さん。
昔の話だがとてもアイドル出身とは思えない。
努力してる結果を十二分に発揮してる。
彼女の出るドラマ、映画は大好きだ。
(一部、は?というのもあるがそれは脚本がつまらん)
井上真央さん。
8年前の作品なので、さぁこれから!って時ですね。
NHKの少年寅次郎の母役で新境地。
小池栄子さん。
好きなんよなぁ。ホント上手と言うか器用。
登場からなんだかキョドッてて「なんで?」って思いながら観てるとしっかり回収。
最後に、登場人物の誰一人として救われない。
つらいな〜😖
P.S.吉田羊さんが後半に出演。ちょい役。セリフ一言。
最後のクレジットでもその他大勢の中の一人でしか名前が出てなかった。こういう下積みがあったからこその今なんでしょうね。
BS日テレ。誰も幸せでない恐怖のお話。 檀れい、北乃きい、ドラマ版...
永作博美さんの演技は凄く引き込まれる、物語としては好みではなかった。
子供を誘拐された相手の奥さんは永作博美に暴言をいうなどあえて悪い人に描かれている。もし現実だったら、被害者なんだから、きっと相手の奥さんに同情し、相手の奥さんの肩を持つと思う。誘拐し親子の時間を奪った永作博美さんを許せないと思うと思う。しかしこの物語は、誘拐犯にフォーカスが当たっている。そのため、誘拐犯(永作博美)に感情移入してしまう作品になっている。
演技は圧巻。永作博美がもしかして本当の親なんじゃないのって錯覚する。ちゃんと愛をこめた目をしている。すごい。
感動したという感想もあるが自分は泣けなかった。
長いな〜、まだ終わらないのか〜、からの突然のラストという印象。
そこで終わるんだ…うん。
小池栄子より、もう少し井上真央に年が近く見える子をキャスティングして欲しかったかな。小池栄子だとお姉さん感が強くて年近い設定がぶれて感じる。
劇団ひとりさん、好きなんですけど、真面目に演技うまいんですけど、どうしても、そういう芸に感じちゃう。ごめんなさい。この役もモブになりうる売れてない俳優さんとかで良かったかも。
ラストの歌、震災後のMステで中島美嘉さんが歌っていた記憶がある。自粛ムードの中歌うのは凄く勇気がいっただろうな。いろいろ重なってなんだか寂しいラストだった。
嫌な予感が的中
永作と子供のシーンが素晴し過ぎる
見終わって複雑な気持ちになった。
誘拐と言う行為で人の人生を駄目にしてしまった女に感情移入してしまう。最後逢いに行って欲しいと思ってしまう。
それもこれも永作の子供への愛情が凄く伝わって来たからだ。自分は子供がもう出来ない体になり、いつ警察に見つかり別れがくるか解らないゆえの、本当の親子以上の深い愛情。この親子の関係がないとこの作品は成りたたない。子役も含めてとても良かった。
ただ小池栄子役の女と一緒に子育てすると思うと不幸にしかならん気がしてスッキリしないし、やはり最後は永作と会って欲しかった。
子供を勝手に堕ろそうとすんな!
原作忘れた頃に観ると素晴らしい
公開当時に原作を読んだばかりでみたので、原作との違いがとても気になり今ひとつだったのですが、数年たち、記憶もすでに薄れた状態で改めて見てみました。
原作の映画化は二時間の尺の為に削らなければいけない部分があったり、小説のように主人公の心理描写を映像で表現するしかないハードルを超えられず失敗する映画も多い中、改めて映画を見てなかなかの名作でした。
原作を読んでいると、どうしても頭の中に出来上がったイメージがあるので純粋に受け止めるのって難しいですね。
全ての元凶は
胸糞悪い
正直自分が奥さん側だったら愛人なんか作る旦那が信じられないし自分の旦那のせいで子どもが産めなくなったと思うとショック。
自分が宿した子どもは喜んで誕生を楽しみにしてくれるのに、違う人間には無責任にも堕ろさせるその人間性が恐ろしい。どっちも自分の子どもには変わりないのにそんな風にできるなんて本当に子どもを愛してくれるのか疑問だし離婚しない奥さんの神経がわからない。そして懐かないと発狂することも。
幼少期の愛が与える影響力
誘拐犯なのに次第に感情移入して捕まってほしくないとまで思ってしまう。女優陣みんな良かった。小豆島の夏の祭りで松明を持った行列の望遠ショットが素晴らしい画。田中泯の古い写真館も味があった。港で捕まるシーンはやっぱ泣くよなあ。
母性&母性&母性
ウ〜ン、PVに惹かれて見てみたんだけどやっぱり男性向けじゃないですね~。自分には登場人物の考えることがよく分からなかったかな。子供をさらうなんてそもそも母性のある人間のすることだし、さらわれた子供中心の話にしたらもっと話にのめり込めたかも、、一番理解できなかったのがラストシーンの「お腹の中にいる子、もう好きかも」みたいな台詞。わからんな~。笑
永作博美のお母さん姿!!
ダークな始まり方で内容の割に尺が長くテンポが悪く感じましたが、最後はあたたかい気持ちに持っていくのが上手かったです。誘拐犯が必ずしも悪い人には描かれていないのが印象的で、永作博美のお母さん姿は可愛かったです。悪い意味で女性らしい脚本が、やり取りにいかにも創作っぽい印象を感じる事がありました。宗教施設の下りは取って付けたような感じがしました。象徴的なタイトルですが、内容とリンクしているかは、しっくり来ませんでした。
すごくいい
映画館で見て以来2回目DVDで見た。
永作博美と子供の仲のいい感じが素晴らしい。また小豆島も育児にいい。周りの子供やおじさんおばさんの優しいところもすごくいい。誘拐犯なので当然、母子手帳などはないだろうし、お医者にかかる場面もなかった。5ヶ月くらいの赤ちゃんから4歳までだった。
子供と引き裂かれる場面で「あの子はまだ夕ご飯食べてないんです」とその時その場のことだけを心配していたのが切なかった。
永作の場面をもっと見たかったのだが、物語の本筋は井上真央なのでそこがちょっと残念だった。
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