ハウス・オブ・ザ・デッド
劇場公開日:2005年3月26日
解説
人気シューティング・アクション・ゲームを下敷きに映画化したホラー・アクション。ゾンビが潜む南海の孤島へやってきた若者たちが、決死のサバイバルを繰り広げる。監督は”ゲーム世代のスピルバーグ”と謳われるウーヴェ・ボル。出演は「デッド・コースター」のジョナサン・チェリー、「キャットウーマン」のオナ・グローアー、「Uボート」のユルゲン・プロホノフ。特殊メイクには「フレディVSジェイソン」のビル・テレザキス。
2003年製作/90分/アメリカ・ドイツ・カナダ合作
原題または英題:House of the Dead
配給:日活
劇場公開日:2005年3月26日
ストーリー
ある孤島でパーティがあることを知ったサイモン(タイロン・レイツォ)は、密かに気になっているアリシア(オナ・グローアー)や友人のカップル、グレッグ(ウィル・サンダーソン)とシンシア(ソーニャ・サロマ)、カルマ(エヌーカ・オークマ)を誘って島へ向かおうとする。が、すでに船は出てしまったあとだった。小さな船をチャーターして、島へと渡ろうとするサイモンたち。だが、彼らが目指す島の名前を聞いた瞬間、その場にいた男サリッシュ(クリント・ハワード)の表情が変わった。「その島には決して行ってはならない…」。彼らが目指す孤島は、地元民からは通称”イスラデル・ムエルテ”(=死の島)と呼ばれ、恐れられている場所だったのだ。サイモンたちはサリッシュを雇っているカークと名乗る船長(ユルゲン・プロホノフ)に高い金を払い、島へと渡らせてくれるように頼む。いやがるサリッシュもカークとともに船を出すことにした。島へと到着するサイモンたち。そこは何かがおかしかった…。パーティの飾りつけがされているにもかかわらず、人の気配がまったくなかったのだ。一体、ここで何が起きたのか? サイモンたちは、グレッグ、シンシアのカップルと残り3名とに分れ、島の中を探索し始める。最初に姿を消したのはグレッグだった。不安に陥るシンシア。そして、彼女にも黒い影が襲い掛かった。サイモンたちの3人組は荒れ果てた古い屋敷を発見した。おそるおそる中へと入っていく3人。そこにいたのは…意外にも、アリシアの元彼ルディー(ジョナサン・チェリー)とその友人のヒュー(マイケル・エクランド)だった。ルディーは手にしていたビデオカメラで、パーティ会場で何が起きたのかをアリシアたちに見せる。そこに映し出されたのは目を覆う惨劇だった。パーティに集まった若者たちに、この世のモノとは思えぬほどおぞましい姿となったゾンビたちが襲い掛かっていたのだ。一人また一人とゾンビによって殺戮される若者たち。凄惨な場面が繰り広げられていた。映像を見てしまっては、信じないわけにはいかなかった。ルディーたちは、残してきたグレッグやシンシアたちのもとへ戻る。姿を消したグレッグはトイレの中に身を潜めて生きていた。ルディーたちがグレッグを助け出した時、彼らにゾンビとなったシンシアが襲い掛かってきた! 変わり果てた姿に呆然とする一同。その時、銃声が響き渡った。彼女を仕留めたのは沿岸保安官のキャスパー(エリー・コーネル)だった。彼女は制止を聞かずに船を出したカークを追って、この島へやって来ていたのだった。その頃、入り江にいたカークたちもゾンビの襲撃を受けていた。銃を手に応戦するカーク。やがて、ルディーたちもカークと合流する。獲物の匂いを嗅ぎ付け、集まってくるゾンビたち。生き残るにはゾンビを倒すしかない。サバイバルのための長い夜が始まった。果たして、誰が生き残るのか。生きて島を出ることのできる者はいるのか?
スタッフ・キャスト
- 監督
- ウーベ・ボル
- 脚本
- マーク・A・アルトマン
- デイブ・パーカー
- 原案
- マーク・A・アルトマン
- ダン・ベイツ
- 製作総指揮
- マーク・A・アルトマン
- ダン・ベイツ
- プロデューサー
- ウーベ・ボル
- ウォルフガング・ヘロルド
- ショーン・ウィリアムソン
- 撮影
- マティアス・ニューマン
- 音楽
- ラインハルト・ベッサー
- ピーター・リーズ
- 編集
- デヴィッド・エム・リチャードソン