俺たちに明日はない

ALLTIME BEST

劇場公開日:

解説・あらすじ

大恐慌時代のアメリカに実在した強盗カップル、ボニーとクライドの破滅的な青春を描き、アメリカン・ニューシネマの原点となった傑作犯罪映画。1930年代のテキサス。退屈な日常に飽き飽きしていたウェイトレスのボニーは、刑務所帰りの青年クライドに興味を抱き、彼が食品店を強盗する姿にすっかりほれ込んでしまう。それ以来行動をともにするようになった2人は、盗んだ車で各地を移動しながら銀行強盗を繰り返していく。やがてガソリンスタンドの店員C・Wやクライドの兄バックとその妻ブランチも加わり、5人組強盗団として世間から注目を浴びる存在となるが……。壮絶なラストは映画史に残る名シーンとして知られ、主演のウォーレン・ベイティとフェイ・ダナウェイを一躍スターの座に押し上げた。第40回アカデミー賞で助演女優賞(エステル・パーソンズ)と撮影賞を受賞。

1967年製作/112分/アメリカ
原題または英題:Bonnie and Clyde
配給:ワーナー・ブラザース・セブン・アーツ
劇場公開日:1968年2月24日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第25回 ゴールデングローブ賞(1968年)

ノミネート

最優秀作品賞(ドラマ)  
最優秀主演男優賞(ドラマ) ウォーレン・ベイティ
最優秀主演女優賞(ドラマ) フェイ・ダナウェイ
最優秀助演男優賞 マイケル・J・ポラード
最優秀監督賞 アーサー・ペン
最優秀脚本賞 ロバート・ベントン
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写真:Album/アフロ

映画レビュー

4.0逃避行ムービーの元祖

2025年3月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

楽しい

興奮

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ゆい

4.0カッコよくナィーブな彼ら。

2025年1月5日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

この映画を観たのは2回目。こんなにおもしろい映画だったかな、と思った。

このままで終わりたくない、社会のおきまりなんか吹き飛ばしたい、思うように生きてみたい!時代に関わらず誰もが潜在的には持っていそうな心理が、上手に表現されている。それに伴う不安や自信のなさも素直に伝わり、共感はできる。
爆発的に大胆かつ、ごく薄いガラスのように繊細。これ、なかなか表現が難しいように思うが、うまいなぁ。俳優たちもとてもいいのだろうな。主役カップルの2人、そしてその取り巻きも。

よくも悪くも彼らはカッコよくスタイリッシュ。でも可哀想なほどナィーブ。人一倍いろいろなことに敏感すぎるから暴走する。暴走すればするほどそれなりの不安がつきまとう。
大人として上手に生きるということはある意味、敏感さを捨て上手に鈍感になっていく、ということでもあったな。

若い人を描いた映画として印象に残る。

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あま・おと

2.0究極の思い出補正映画

2024年9月15日
iPhoneアプリから投稿

全く共感度の無い動機で銀行強盗グループを結成して、アホ丸出しの逃走劇をロードムービー風に仕上げたドタバタ映画。

大して長い映画でもないのに間延び間延びの連続。実話の良さはまるで無い。傑作と言われているが、今の時代にこれはクソつまらないでしょ。まぁながらで雰囲気で見る映画という印象。

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マルボロマン

4.00012 フェイダナウエイ可愛い!

2024年6月27日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

1968年公開
弾丸がヒトに当たると血が吹き出ます、を
最初に実践した映画。
フェイダナウエイはその後ケバくなっていくが
銀行強盗ではアイドルがはしゃぎまくって構える銃の
しぐさはもう最高。
いわゆるアメリカンニューシネマの先駆けで
ワーナー映画創始者のクツをなめてお金を出さした
ウォーレンビューティーが
エッチな場面なしね、というヘイズコード
アカ狩りで脚本家全滅
70歳以上の演出家が巾をきかす老害
こういった規制だらけで絵空事しか生み出せない
ハリウッドに真っ向から立ち向かった
「若者向き」ムービー。
最後の死のダンスは今までみたことがない暴力の美学で
ついに革命がなされた!
80点

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共感した! 3件)
NWFchamp1973