細雪

劇場公開日:1983年5月21日

解説・あらすじ

名匠・市川崑が谷崎潤一郎の同名小説を映画化。名家に生まれ育った四姉妹の三女の縁談を中心に、姉妹それぞれの1年間を四季折々の風物を織り交ぜながら描く。昭和13年。大阪・船場の蒔岡家では、次女・幸子らが三女・雪子に縁談の世話を続けていた。しかし話は一向にまとまらず、雪子本人はのんびりとお嬢さま暮らしを楽しんでいる。一方、5年前に駆け落ち騒ぎを起こした奔放な四女・妙子は、恋人の急逝をきっかけに酒場へ通うようになる。長女・鶴子役に岸惠子、次女・幸子役に佐久間良子、三女・雪子役に吉永小百合、四女・妙子役に古手川祐子と、当時の日本映画界を代表する豪華な顔ぶれがそろった。

1983年製作/140分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1983年5月21日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第7回 日本アカデミー賞(1984年)

ノミネート

作品賞  
監督賞 市川崑
助演男優賞 伊丹十三
新人俳優賞 仙道敦子
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映画レビュー

4.0 良い作品だった。

2025年9月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

幸せ

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nata

4.0 タイトルなし(ネタバレ)

2025年9月17日
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チネチッタ

2.5 残念だが船場のことが分からない

2025年6月30日
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鑑賞方法:VOD

 現代の南関東に生まれ育ったので、本作の根幹をなす船場商家の気位、世間体、見栄が分かっていないので楽しめませんでした。

 谷崎文学は痴人の愛および春琴抄は読んだことがあり、嫌いではありません。細雪は3回読もうとしてみたのですが、似たような子のつく名の女性が数多く登場するので数日空けて読書再開すると誰だ誰やらわからなくなってしまい恥ずかしながら毎回完読できていませんでした。

 仕方なく映画で見てやろうと考えたのですが、当時の船場商家の家族観が理解不能でした。

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クネーゴ

3.5 繚乱

2025年6月8日
iPhoneアプリから投稿

四姉妹による含みの多い会話劇で始まる訳であるが緊張感ただならない。逃げ出したくなる。リアルなのか劇中の設定なのか石坂浩二のどっちつかずさの説得力高い。特別出演の岸恵子。ちょっと出るわけではなく助演級の出番の多さであるが、助演ではなく特別としなければならんのであろう。吉永小百合は特別がつかないがその辺の折り合いが気になる。話そのものはそっちのけ。佐久間と岸か岸と佐久間というべきか、会話劇が痛快でもある。それと対照的に凛とした吉永小百合。これも磁力高し。最後に選んだ男が江本。経歴を聞く限り詐欺っぽいのであるが。
東宝五十年に花を添える作品。貴重である。

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Kj