ハンニバル・ライジング

劇場公開日:

解説・あらすじ

「羊たちの沈黙」「ハンニバル」などで世界中を震えあがらせた天才シリアルキラー、ハンニバル・レクター誕生の秘密に迫るシリーズ第4弾。原作者のトマス・ハリスが初めて自ら脚本を手掛け、頭脳明晰にして残忍な殺人を繰り返すレクター博士の人格がいかにして形成されたのかを描き出す。レクター博士の青年期を演じるのは「ロング・エンゲージメント」のギャスパー・ウリエル。監督は「真珠の耳飾りの少女」のピーター・ウェーバー。

2007年製作/121分/R15+/アメリカ・フランス・イギリス合作
原題または英題:Hannibal Rising
配給:東宝東和
劇場公開日:2007年4月21日

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映画レビュー

3.0目的と手段

2025年1月29日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

猟奇的な殺人者の考えていることなんて分からん。
それは、いわゆる一般常識という物差しで
相手を見ているから。
「考えてごらんクラリス。殺人が目的ではないよ。」

そういう社会通念上の常識の範疇をはるかに
超えたDr.レクターの根本的な思想が
生まれたきっかけは、確かに戦争という幼少期の体験が
少なからず関わっていたとは思う。
しかし唯一の家族で、守るべき妹を無残にも
スープにして食してしまうような悲惨な体験を
通じたとしても、カニバリズムに駆られるとは
とうてい思えない。

そして「妹の復讐」という目的自体が
後のDr.レクターの思考回路とどうしても
結びつかない。
ハンニバルレクターならこう答えるね。
「本質を探れ。切望は何から始まる?」
ってね。

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にゃろめ

3.5ドラマ版を観始めたので鑑賞。

2023年12月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

ドラマ版を最近観始めたので時系列的に1番最初になる作品だそうで観てみました。
今作は知能犯と言うよりただただリベンジャーと言うキャラクターになっていたので少し毛色が違う気がしました。

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はまぐりの短い感想文

3.5思ったよりアクション映画

2023年8月27日
Androidアプリから投稿

予備知識無く鑑賞してみると、アクション的描写多数でびっくりした。
少し人間味のある若きハンニバル。
剣道を始める所はヒーローものの修行ターンみたいでフフ…となった。
だがあまりにも壮絶な過去が愛よりも復讐へと駆り立ててしまう。ここが人間かモンスターかへの別れ道だったんだなあ…

ギャスパー・ウリエルの怪しい表情は後のハンニバルを思わせる演技力で魅入った。

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やまさ

4.0若き日のハンニバル

2023年7月20日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

怖い

興奮

リトアニアのお城で暮らしていたレクター家はナチスを逃れて、山間の別宅に避難していた。
その後、ソ連兵がやってきて両親は亡くなり、幼い妹も死んでしまう。
なんとか逃れたハンニバル(ギャスパー・ウリエル)は、フランスの親戚を訪ねる。
そこには日本女性(コン・リー)が住んでおり、武道を習い、医科大学へ進学する。
生みの親であるトマス・ハリスが脚本を書いているので、とても面白い。
コン・リーの扱いが中途半端かも。

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いやよセブン

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