ハンニバル・ライジングのレビュー・感想・評価
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ドラマ版を観始めたので鑑賞。
ドラマ版を最近観始めたので時系列的に1番最初になる作品だそうで観てみました。
今作は知能犯と言うよりただただリベンジャーと言うキャラクターになっていたので少し毛色が違う気がしました。
思ったよりアクション映画
予備知識無く鑑賞してみると、アクション的描写多数でびっくりした。
少し人間味のある若きハンニバル。
剣道を始める所はヒーローものの修行ターンみたいでフフ…となった。
だがあまりにも壮絶な過去が愛よりも復讐へと駆り立ててしまう。ここが人間かモンスターかへの別れ道だったんだなあ…
ギャスパー・ウリエルの怪しい表情は後のハンニバルを思わせる演技力で魅入った。
まずまず面白いがシリーズを牽引してきたキャラクターの原点としては意...
まずまず面白いがシリーズを牽引してきたキャラクターの原点としては意外性が乏しいと感じた。この内容なら制作せずレクター博士の事はミステリアスなままにしておいて欲しかった。
オープニングでRISINGと表示されるまで少しダサめなタイトルを邦題だと思っていた。
レクター博士の誕生
『羊たちの沈黙』で、猟奇的な殺人鬼として、クラリスと対峙したハンニバル・レクター。彼が何故、残忍なシリアルキラーとなったのか? 殺人において頬肉に拘るのか? そんなレクター博士に纏わる誕生秘話を、幼少期からの耐え難い体験をもとに描いている。
第2次世界大戦の中、銃撃により両親が殺され、妹と共に、血肉飢えた野獣の様な敵国戦士の捕虜となった幼きレクター。食料も底を尽き、野獣たちの食料として目を付けられた妹は、無残にも彼らの餌食となった。妹への復讐心だけで、生き延びて成長したレクターが行き着いた先は、日本人の美しき未亡人の叔母・レディー・ムラサキの所。
そして、レクターは、叔母の所で暮らしながらも、妹を殺した者達を探し出し、一人また一人と、レクターの残虐な復讐劇を始める。その一方で、レディー・ムラサキへの淡い恋心も芽生えていくが、最後に、「愛するに値しない」と断罪されたのも、その後のレクターの闇の心を増長させる、契機となったのだろう。
戦争は、これほどまでに人を邪鬼とするのか…。妹を食べた戦士も、飢餓の中で生きる為の究極の選択。また、レクター自身も、その時のトラウマと復讐心から残忍な殺人鬼へと落ちていく。こうした国家規模の殺人である戦争が、今も尚、まかり通っている現代。レクターの様な殺人鬼を、今もどこかで生み出しているのかもしれない…。
37歳の若さで亡くなった主役のギヤスパー・ウリエルは、冷徹で、残忍な中に、孤独と哀愁を抱えたレクター役を、見事に演じている。また、レディー・ムラサキ役のコン・リーも、謎めいた魅惑的な東洋人を演じていたが、日本人という設定ならば、日本人の女優を使って欲しかったし、小雪あたりが適役だと思った。
レクター博士の生い立ち
ハンニバルの幼少期からモンスターになるまでを描いている。あんなツラい幼少期経験したら、ああなっても、、、とも思えてしまう。妹ミーシャの事件は本当に残忍だし。幼いハンニバルが助けることなどできるわけもない。
青年になってから当時妹を食べた人物を探し出す執念も凄いが、きちんと復習を果たす。
レディ・ムラサキ、設定が日本人だから出来れば日本人が出演できたらよかったのに、英語が堪能な適任者、当時いなかったんでしょうね、残念。でもコン・リー綺麗でした😊
怖い。悲しい。でも面白い‼️
ギャスパー、スキーの事故で亡くなったんですね。悲しい。まだ37歳。(2022.01.19.)
・・・・・・・・・・・・・
ハンニバル初心者🔰として、頂いたアドバイスに従い時系列に沿ってハンニバル・レクターのお話を辿ることにしました。
この映画でコン・リーに再会できるとは!「覇王別姫」ではレスリー・チャンを悲しませる女めー!でしたが、美しく品がよくゴージャスな日本人女性を演じていました。広島の原爆で家族を全部失い亡き夫の甥であるハンニバルと出会うなんて!ハンニバルは子どもの頃から賢く優しく、妹のミーシャのことは「絶対に忘れない」。医学生になってからの彼は凄みのある表情と黒髪が美しく、左頬の窪みが顔をアシンメトリーにしてる。ギャスパー美しい!
戦後、ナチスの残党や戦犯たちが飽きもせず更にどれだけひどいことを行ってきたことか。「悪い奴ほどよく眠る」、ハンニバルは眠れない。
別物と思った方がいい
レクター博士の誕生物語り。博士が好き過ぎてこの際全部一気見しようと視聴してみたが、観なければ良かった。これは一連のシリーズとは別物と思った方がいい。何度も、何度も寝落ちしてしまった。感想はない。
久々にヒット作
美しすぎる主人公、ヨーロッパの描写も美しく、グロテスクが苦手な私も最後まで見れました。ここでのまずまず酷評の理由はハンニバルはもっと一般人には理解出来ない思想であって欲しいという皆さんの期待の逆を行ったからという訳ですね。
私はそういう意味で、狂気的で理解出来ない殺人鬼を作った原因はいつもどこかに必ず有る物なんだと思いましたが…甘いでしょうか?笑
物語形成が分かりやすかったのと、とにかくどの角度から見ても完璧なギャスパーに惚れ惚れしたのもあり星5つです。
悪くないけどレクターファンには物足りない
何故レクターの様なモンスターが誕生したか?
1番大事な理由と過程の描写が説得力に欠けるので只の復讐劇という印象。
凄惨な戦況下で追い詰められたクズ兵士共に喰われそうになり実際妹が喰われた事から始まったみたいだけどうーん
…( ー̀дー́ )
復讐をおっぱじめたら実はレクターも知らずにとはいえ妹喰ってましたと。
羊たちの沈黙でのレクターのサイコパス性が強烈過ぎてあのモンスターはこの理由と過程で産まれるかなあ?と疑問に思うと同時にどんな凄い過去が有るかと期待した分拍子抜けした。
単なる猟奇殺人系の映画なんだと思えば面白い良作
「あの羊たちの沈黙のレクターの!」となると厳しい、残念
ソーッファミソファミレ♪ソーッファミソファミレ♪ドレミファソーラファ、ミ・レ・ド♪
重い、痛い、悲しい・・・残酷な犯罪者の生い立ちを見せつけられるビギニングモノだとばかり思っていたのに、これほどまで心臓を掴まれるような息苦しい気分にさせられた。サスペンスやサイコ・スリラーなどといったジャンルなどは決して当てはまらない、復讐劇プラス反戦映画だったんじゃないかとも感じられた。しかし、アンチヒーローとしてのハンニバル・レクターを愛してやまない人には受け入れられないだろうし、もちろんどんでん返しを期待するようなミステリーファンには向かない。むしろ三部作を良く知らない人向きの映画かもしれない。
個人的には、人肉を喰うという知的な精神異常者のイメージ(?)があったハンニバルでしたが、リトアニアにおける第二次世界大戦の悲劇や愛する家族を残酷な形で失うという幼少期のトラウマ、冷静沈着な復讐鬼として育つ青年期、恨みを仕事人に依頼することなく自分で決着をつけるというスマートさが印象を変えてしまいました(キアヌ似のためか?)。また、日本刀や拳銃だけでなく、医学の知識による必殺方法などはアンソニー・ホプキンスのような知的な犯罪者の片鱗を見せていたかもしれません。
結果的には彼の手助けをしてしまう叔母のレディ・ムラサキ(コン・リー)や、戦争犯罪人を恨んでいるポピール警視(ドミニク・ウェスト)。共に戦争で家族を失うという二人の境遇も無意識にハンニバル(ギャスパー・ウリエル)が死刑台に送られることを阻止していたようにも思えます。レディ・ムラサキなどというヘンテコな名前でしたが、男だったら思わずコン・リーに惚れてしまいそうになるほど良かったです。
反戦映画として観るならば、一方的なハリウッド的ナチ批判でもないし、原爆の批判だってしているように思えるし、戦争そのものが人間を残酷な動物にしてしまう諸悪の根源であるような描き方でした(この辺りはアメリカでは評価されないと思う)。人肉を喰うなんてのは『ゆきゆきて、神軍』まで思い出しちゃいました。もちろんグロ映像もあるR15作品なので、鑑賞時には注意しなければなりません。また、人間ハンニバルに注目するならば、愛とは無縁の残忍な男になったことの悲しみがムラサキの目を通してズシリと伝わってきます。泣けた・・・ですよ。
残忍な逃亡兵たちが口ずさんでいた曲。ハンニバルが彼らと対峙するたびに口ずさんでいた曲。映画ではタイトルが「森の中に独りぼっち」と紹介されていましたが、あるところでは「池の雨」と説明されています。このメロディだけは一生忘れませんよ・・・ヤマ○音楽教室のTVコマーシャルを見るたびに思い出したりして・・・
私は好き
アンソニーホプキンスのレクター様が好きすぎて、正直別な人が演じるなんて!
って思ってましたが、ギャスパーウリエルがきっっちり
アンソニーホプキンスのレクター博士を役作りしてくれているおかげで、かなり面白く鑑賞できました!
(レストランで女の子にウインクするところなんか、本当そっくり)
レクター博士の過去がかわいそすぎて、そりゃ精神に異常きたすよなーって。
冒頭から若干泣けました。
この物語はレクター博士の復讐劇なのですが、日本人のレディムラサキが叔母として登場します。
レディムラサキって...
ってすこしツッコミたくなるけど、細かいことは気にせず。
日本の文化を取り入れてくれていることが、素直に嬉しかったです。日本刀とか剣道とか晒し首とか笑
羊たちの沈黙が圧倒的すぎて、あまり評価が高くないようですが、私は大好きです^ ^
こんなイケメンがレクター教授だったのか…。
レクター教授のことが懐かしくなって鑑賞。
これはレクター教授の始まりの物語。
彼はなぜ残虐な殺人者へと変貌したのか?
過去を振り返りながら、彼の異常な人格形成を紐解いていきます。
エピソード1といったところでしょうか?
戦時中の飢餓により、愛する妹の肉体を食べられてしまった兄。
命からがら逃げ出した彼は、妹を殺した犯人に復讐するべく行動を開始します。
悲しき兄妹の別れが、始まりだったとは、なんとも言えない気持ちで一杯です。
このまま遡って観ていくならば、次は『レッドドラゴン』で決まりでしょう。
内容は普通だがハンニバルシリーズとしては残念!
続編は駄作になるというのにふさわしい作品だった気がする。今までの作品を見てきたファンからするとレクターの生い立ちを知るのは非常に興味深い。なのでファンは必ず見るだろうし、どうせなら見たほうがいいがほとんどの人が後悔するかもしれないほどの駄作。単体としてみてもただの普通の復讐劇。シリーズ物としてみてもここからレクターに繋がるとは無理がある。前作までのサスペンス感はなくてアクション映画と言ってもいい。わざわざ見ることをおすすめしないが前作まで見てきたのなら見てもいいかな程度。前半の掴みとかとても良かったのに後半は一気に減速し非常に退屈。特に大きな展開がなく淡々と復讐していく。グロい描写も特になくてこれが本当にハンニバルシリーズなのかと疑うくらいだった。
ミニレビュー
満点度 55点(100点満点中)
ハンニバルの生い立ちとしては興味深いし、作品としては映画をそんなに見てなくて今作を見たら面白いと答えると思う。
でも、ありがちな復讐劇だし、そんなに憎悪感もないし、何よりももうちょっと心理描写がほしいな…グロ描写もエグさはあれどそんなによくは見せないからぶっちゃけ物足りない…
言ってしまえば普通のアクション映画って感じかな。
とりあえず暇つぶしにはなる、そんな作品。
やはり始まりはあの大戦。
猟奇っぽいのはあまり好きではありませんが(じゃあ観るな)なんとなく。
予想外にハマりました。テンポがよくて説明的なシーンも多からず少なからずで観やすかった。
戦争映画の要素もありましたが、片寄った表現はなかったと思う。まさかの東洋風味もコン・リーの妖艶さでうまく調和していました。
かわいいレクターの妹があんな事になってしまって、観るのが少し辛かったですわ。
でも面白かったので、このシリーズに注目するかも(遅ーよ)
レディムラサキ、コンリーが日本人役
少し若いコンリーも綺麗です。
ハンニバルシリーズは面白くてゾクゾク楽しめるから好きです。これは気味悪い感じもちゃんと出ていたけどレクター博士の過去は知らないままでも良かったかな。
この俳優さんと今のレクター博士の雰囲気がかけ離れているのでシリーズ映画という感じはなく全く別のサスペンス映画でした。
駄作
導入部を観て、「お?面白そうだな…」と思ったが、あっさり裏切られる。観終わった感想は、「時間の無駄だった」。 羊シリーズの世界観ぶち壊しているので、コアなファンは観ない方がいい。 原作者が脚本を書いたらしいが、どうしちゃったんだろう? アンソニー・ホプキンスはこれ観て、どう思ったんでしょうか…。観てないか?
ギャスパー・ウリエルが若きレクターを好演
名作「羊たちの沈黙」の殺人鬼ハンニバル・レクターの誕生秘話。
幼いときの体験が元で、心が壊れていく青年期のレクターをじっくりと映像化している。そのレクターをギャスパー・ウリエルが好演。妖しく、危険で、鋭い。
音響が素晴らしい。やや硬めだが、冒頭の戦闘シーンは迫力があり、中盤では日本刀の鋼の鋭さがよく表現できている。
レディ・ムラサキ役のコン・リーがいい。日本女優で誰かって言ってもねー。残念だけどコン・リーに代われる人が思い浮かばない。
ホラーとか猟奇ものは好まないが、この作品はよくできている。
全21件中、1~20件目を表示