コラム:シネマ映画.comコラム - 第26回

2023年1月20日更新

シネマ映画.comコラム

映画スターの魅力溢れる12本をラインナップ「大映映画祭」開催

第26回は、1月20日から角川シネマ有楽町ほかで開催される「大映4K映画祭」と連動し、シネマ映画.comで開催する「大映映画祭」の配信12作品をピックアップして紹介。映画.comの編集部&スタッフの今田カミーユ、岡田寛司、飛松優歩、蛯谷朋実、和田隆がそれぞれの視点から配信作品の見どころやポイントなどをあげましたので、ご鑑賞の参考にしてください。

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「大映4K映画祭」は、1942年の創立から約30年間で1500本もの作品を世に送り出した映画会社大映の創立80周年記念企画。連動開催する「大映映画祭」は、映画.comがセレクトした京マチ子市川雷蔵若尾文子山本富士子勝新太郎という大映スターの主演作と“Road to Master Pieces”の各2本、大映の魅力あふれる旧作12本をラインナップしました。

京マチ子主演作は、大映京都が国家警察大阪管区本部の協力を得て撮影した野心作「地下街の弾痕」と、第13回カンヌ国際映画祭審査員賞受賞作品「鍵(1959)」。市川雷蔵主演作は、剣の魅力を存分に魅せる「剣に賭ける」と、雷蔵の代表作である時代劇シリーズの人気作「眠狂四郎 勝負」。若尾文子主演作は、若い2人の喧嘩から始まる恋を描くラブコメディ「最高殊勲夫人」と、増村保造監督と若尾のゴールデンコンビの代表作の一つ「卍(まんじ)(1964)」。山本富士子主演作は、豪華女優陣が共演したミステリー「黒い十人の女」と、同じ市川崑監督、和田夏十脚本による「私は二歳」。そして勝新太郎主演作は、大映の任侠時代劇の豊かさが存分に味わえる「森の石松(1957)」と、勝の代表作である時代劇シリーズの5作目「座頭市喧嘩旅」。

そして、“Road to Master Pieces”作品として、極限状態に置かれた人間の真の姿を描いた戦争映画「野火(1959)」と、岡本太郎が宇宙人をデザインしたSF特撮映画「宇宙人東京に現わる」。鑑賞料金は1本330円ですが、それぞれまとめ購入がお得で、2本で660円のところ550円で購入視聴できます。「地下街の弾痕」と「剣に賭ける」はオンライン初配信です。

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「地下街の弾痕」
「地下街の弾痕」

■「地下街の弾痕」 ※オンライン初配信

1949年製作/85分

【作品概要】
 京マチ子の大映出演作3作目。大映京都が国家警察大阪管区本部の指導をうけて製作し、密輸団検挙に活躍する警官隊の労苦を描いた。監督は森一生、脚本は柳川真一。撮影は石本秀雄。出演者は二本柳寛志村喬伊達三郎高田稔菅井一郎大友柳太朗阿部九洲男ら。あらゆる犯罪を秘めて暗黒のそこに眠る大大阪(だいおおさか)の午前一時。梅田地下街の通路に二発の銃声が鳴り響く―。

▼見どころ 飛松優歩

日本映画界の名優たちが共演し、ひとつの殺人から、列車強盗、密輸団の暗躍、甘く切ない恋模様などがてんこ盛りでつながっていきます。ひとつひとつの証拠品を吟味する「科捜研の女」的な捜査や、志村喬さん演じる藤本主任が、足で捜査することの重要性を説く「はぐれ刑事純情派」的な熱いドラマ、意外なところに共犯者がいる驚きの展開に、最後まで目が離せません。刑事物でありながら、京マチ子さんの艶やかなダンスシーンもたっぷり収録されており、一見の価値ありです。

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「鍵」
「鍵」

■「鍵」

1959年製作/107分

【作品概要】
 谷崎潤一郎の同名小説を映画化。初老を迎えた古美術鑑定家とその妻、娘と恋人の倒錯した関係を官能的な映像美で描き、第13回カンヌ国際映画祭審査員賞受賞。和田夏十長谷部慶次市川崑が加わって脚色し、市川崑が監督した。撮影は宮川一夫

▼見どころ 飛松優歩

谷崎潤一郎による原作は、夫婦が互いに盗み読まれる前提で書いた日記形式で、物語が進んでいきます。市川崑監督による映画版では、日記の要素は終盤に出てくるだけで、原作を大胆に脚色。滅びゆく肉体とは裏腹に、高まっていく性への欲望を見つめる谷崎の耽美的な世界が、よりミステリアスなタッチで描かれ、衝撃の結末へと突き進んでいきます。

自らの欲望のため、周囲の人間を操っているつもりの夫。美しく、底知れない妻。立身出世のためうまく立ち回ろうとする、空虚な娘の恋人。全てを見つめ、憎しみを燻ぶらせる娘。登場人物は皆、メークの効果でどこか無表情です。だからこそ、妻を演じた京マチ子さんが終盤で見せる笑みに戦慄します。胸をざわつかせる音楽とともに、じっとりとしたカメラワークがとらえる、薄汚れた人々が住まう厭な日本家屋をのぞいてみてください。

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「剣に賭ける」
「剣に賭ける」

■「剣に賭ける」 ※オンライン初配信

1962年製作/71分

【作品概要】
 市川雷蔵が青年剣士・千葉周作を演じ、青春を剣一筋に賭けた男の野望と情熱、真剣勝負に他流試合と多様なシチュエーションで”剣の魅力”を存分に魅せる。八尋不二浅井昭三郎が共同で脚本を執筆し、田中徳三が監督した剣豪もの。撮影は武田千吉郎

▼見どころ 和田隆

市川雷蔵の顔、立ち居振る舞い、台詞回し、剣術、殺陣とすべてが美しく、大映の二枚看板スター、カツライス(勝新太郎市川雷蔵)と称されたことが製作から60年経ってもよくわかります。雷蔵演じる千葉周作は、江戸時代後期の武士で剣術家であり、漫画「赤胴鈴ノ助」のモデルにもなった人物。剣一筋のため、非情さと冷たい印象を与えながら、人を惹きつける魅力があり、剣を極めるにつれて次第に人間として悟りを開いていく様は雷蔵の美しさがあってこそ説得力を持つ。

また、敵役を演じた天地茂のダークな魅力も物語を引き立て、真剣勝負の試合や果し合いのシーンの張り詰めた緊張感が画面から伝わり、剣豪ものの迫力を堪能できます。総天然色の映像や効果音、セット美術、カメラワークと編集などから、1970年代の香港の功夫映画にも影響を与えているのではないかと思える印象を受け、当時の日本映画、大映映画の豊かさを味わえる作品です。

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「眠狂四郎 勝負」
「眠狂四郎 勝負」

■「眠狂四郎 勝負」

1964年製作/83分

【作品概要】
 市川雷蔵主演による大ヒット時代劇のシリーズ第2作。柴田錬三郎の小説を原作に、「座頭市」シリーズの名匠・三隅研次がメガホンをとり、雷蔵の当たり役として知られる狂四郎のキャラクターとシリーズの方向性を決定付けた作品。共演は藤村志保。撮影は牧浦地志

▼見どころ 和田隆

剣に賭ける」とともに見れば、市川雷蔵にハマること間違いなし。雷蔵の当たり役と言われた眠狂四郎のキャラクターと同化してみることができるでしょう。ニヒルな剣士の系譜と、原作者である柴田錬三郎の作風を貫くダンディズムが融合。江戸時代に拷問や迫害によって棄教したキリシタン(転びバテレン)と日本人の混血という生い立ちが影を落とす虚無感と、おせっかいな人情がありながら、平気で人を斬り捨てる非情さを併せ持っていることも魅力になっています。剣で円を描く有名な「円月殺法」という剣術は必見。いま見ても色あせることはなく、日本にも映画スターが存在したこと、大映映画の勢いと、当時の人々が熱狂しシリーズ化された理由が良くわかる時代劇の名作の一本です。

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「最高殊勲夫人」
「最高殊勲夫人」

■「最高殊勲夫人」

1959年製作/95分

【作品概要】
 若い二人の喧嘩から始まる恋を描くラブコメディ。増村保造監督、若尾文子主演のゴールデンコンビの初期の人気作。若尾と川口浩のキュートな魅力がふんだんに味わえる。源氏鶏太の同名小説を白坂依志夫が脚色。撮影は村井博

▼見どころ 蛯谷朋実

豪華絢爛なウェディングケーキに、全員総立ちでの結婚式。今ではなかなか受け入れ難い話を繰り出す乾杯の口上から始まり、結婚相手を探すために会社員をする女たち、自分よりも先に親へと結婚の申し込みを入れる男、1950年代のムードが溢れています。しかし、この作品を好きになってしまうのは、主演の若尾文子をはじめとする女性たちの活発な明るさと、そんな女性たちに振り回されるどこか憎めない男性たちの滑稽さがうまく混じり合っているところ。小気味いいテンポゆえ、つい見入ってしまいます。

そして、お互い好きなのが始めから明らかな杏子(若尾)と三郎(川口浩)のやりとりは、時代や世代を超えて、見ているこちらがヤキモキさせられます。可愛らしい二人を応援したくなること間違いなしです。

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「卍」
「卍」

■「卍」

1964年製作/90分

【作品概要】
 増村保造監督、若尾文子主演のゴールデンコンビの代表作の1本。弁護士の妻・園子と、美術学校で出会った若き令嬢・光子の恋愛を描く文芸もの。これぞ大映の真骨頂といえる、女優陣を中心とした緊迫感あふれる演技合戦が見どころ。谷崎潤一郎の同名小説を新藤兼人が脚色。撮影は小林節雄

▼見どころ 今田カミーユ

日本を代表する文豪の同名小説が原作の文芸エロスで、題字も谷崎によるもの。その美貌と、存在だけでひれ伏したくなる途方もない魅力を持つ光子を演じる若尾文子の人間国宝級ファムファタルぶり、本作と同年公開の「砂の女」(勅使河原宏監督)でも妖艶な存在感を見せた岸田今日子が演じる有閑マダム園子の愛と情念、上流階級の大阪弁のセリフが耽美で官能的なドラマです。

正に“痴情”と呼ぶにふさわしい光子をめぐる女と男の愛、激しい嫉妬に狂わされた人々の物語は、真剣すぎるがゆえに滑稽にも見えます。園子がとある小説家に光子の思い出を語りだすファーストカット、そして「今でも光子さんのこと考えたら、恋しいて、恋しいて……」とさめざめ涙を流すラストカットに痺れました。当時タブーとされた愛=心中に繋がる背景や、両性愛、ポリアモリーをジットリとした日本的情緒とともに描いた映画の先駆けとしても興味深い一作です。

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「黒い十人の女」
「黒い十人の女」

■「黒い十人の女」

1961年製作/102分

【作品概要】
 市川崑監督が和田夏十のオリジナル脚本をもとにメガホンをとり、創世記のテレビ業界を舞台に、ひとりの男に思いを寄せる10人の女たちが彼に殺意を抱いたことから巻き起こる騒動を、ブラックユーモアを散りばめながら描いたミステリー。山本富士子岸恵子中村玉緒ほか豪華女優陣の丁々発止の共演が見どころのひとつ。撮影は小林節雄

▼見どころ 今田カミーユ

市川監督公私のパートナー和田夏十脚本、息するように女たちと関係を持つ男、風をめぐるドラマです。その名の通りつかみどころがなく、テレビ局プロデューサーとして難なく仕事をこなす才能はピカ一ですが、気骨もなく時代の空気に流されているだけの虚無な男。しかし女性関係の不誠実さに呆れる妻がタバコを咥えれば、当たり前のように火をつけるような憎めないキャラで、ホストクラブなどない時代の自立した美女たちにモテまくります。

一般的な不倫とは異なり、自分以外の相手が9人となると…妻を中心に、10人の女が合議制の婦人会を結成する様相で、風の人生の行方を勝手に決めていくのが痛快、スタイリッシュな映像と音楽が名女優たちの競演を際立たせます。「誰にも優しいってことは誰にも優しくないってことよ」(by妻)、「生活を腐らせるような愛なら無い方がまし」(by愛人その4)といった名ゼリフは3回くらい声に出して暗記したい。

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「私は二歳」
「私は二歳」

■「私は二歳」

1962年製作/87分

【作品概要】
 松田道雄著「私は二歳」「私は赤ちゃん」を原作に、和田夏十が脚色、市川崑が監督した子供の物語。2歳の坊やとその両親の、あたたかく愉快な日常を描き、「黒い十人の女」と同じ監督・脚本家、主演・相手役で、180度真逆の内容は見比べる価値あり。撮影は小林節雄

▼見どころ 蛯谷朋実

いつの時代も子どもは愛しく、一方で子育ては苦労の連続。育児書が原作という異色の映画で、当時監督市川崑と脚本和田夏十には実際に二歳の娘がいたということもあり、子どもに振り回される親たちのエピソードがとてもリアル。ふと目を離したすきに家から飛び出していたり、出かければ迷子になるし、無邪気に犬と戯れて噛まれてしまったり。そんな子どもに対して、母は不安を抱えながらも強く、父はどこか頼りなくも支え、手を取り合って子育てをしていく姿はいつの時代も変わらない親の姿を見せてくれます。時々聴こえる子どもたちのぼやきも可愛いのでお楽しみに。子どもって素晴らしいと思わせてくれる映画です。

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「森の石松」
「森の石松」

■「森の石松」

1957年製作/87分

【作品概要】
 「赤胴鈴之助(1957)」シリーズの共同脚色者のひとり松村正温のオリジナル脚本を田坂勝彦が監督。清水の次郎長の子分、度胸も愛嬌もあるが恋には不器用な森の石松を勝新太郎が演じた任侠時代劇。立ち回りに祭りに賭場に股旅など、多様なシチュエーションと豊富なロケーションで大映時代劇の豊かさが存分に味わえる。共演は小野道子阿井美千子黒川弥太郎ほか。撮影は武田千吉郎

▼見どころ 和田隆

1962年の「座頭市物語」で勝新太郎が新境地を開拓する前の作品で、愛嬌のある二枚目として、任侠にあつく、恋に不器用な石松を好演。長唄三味線方の家に生まれた勝は、俳優デビュー前の10代の頃は長唄と三味線の師匠をしていたという経歴の持ち主で、「森の石松」のオープニングでは歌を披露し、和製ミュージカルのはじまりかと思わせます。

石松は清水の次郎長の子分として幕末期に活躍したとされる侠客。「座頭市」とは真逆のような作品ですが、人を惹きつける明朗快活な映画スターとしての魅力を勝が存分に発揮しています。豪放磊落な人柄で、数多くの不祥事を起こしながらも多くのファンから愛された理由が確認できる作品です。

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「座頭市喧嘩旅」
「座頭市喧嘩旅」

■「座頭市喧嘩旅」

1963年製作/87分

【作品概要】
 子母沢寛の原作を犬塚稔が脚色、安田公義が監督した仁侠もの。勝新太郎の代表作である時代劇シリーズの5作目で、ダークヒーローに開眼した勝が、藤村志保演じる娘を助けながら旅をする座頭市を好演した。撮影は本多省三

▼見どころ 和田隆

2000年以降の世代は、「座頭市」と言えば北野武監督作品(2003)を思い浮かべるかもしれませんが、「座頭市」と言えば、やはり勝新太郎だということがこの作品を見れば納得できることでしょう。恰幅のいい、髭面の晩年の姿からは想像できないかもしれませんが、1954年に市川雷蔵とともに白塗りの二枚目としてデビュー。しばらく人気が出ずにいましたが、1960年の「不知火検校」のヒットで評価が一新。盲人の按摩、野心的な僧が悪事を重ねて地位をあげてく悪漢物語で、「座頭市」シリーズの先駆けとなりました。

そして、1962年の「座頭市物語」で盲人の居合抜きの達人、ダークヒーローを演じて新境地を開拓。任侠にあつく、愛嬌がありながら、時折見せる恐ろしさと凄みは勝にしか表現できないものと言えるでしょう。原作の時代背景と盲人が主人公という設定から、いまの時代にはNGな差別的な表現が散見しますが、居合抜きの立ち回りは見事で、エンタテインメントな痛快さを味わえ、このダークヒーローにハマること間違いなしです。

>>【「座頭市喧嘩旅」を今すぐ見る!】


「野火」
「野火」

■「野火」

1959年製作/104分

【作品概要】
 大岡昇平の原作を、「鍵(1959)」の和田夏十が脚色し、市川崑が監督。撮影は小林節雄。第二次世界大戦時、敗色の濃いレイテ島を舞台に、飢餓と孤独による極限状態に置かれた人間の真の姿を描き出す戦争映画。魂を失った人間が生き延びるためにとった最後の手段とは―。

▼見どころ 岡田寛司

進めど進めど希望のない行き止まり。引き返そうにも居場所は失われていく。数多くの日本人兵士が犠牲となったフィリピン戦線でのレイテ島。田村一等兵の行脚を通じて「極限の状況下、人間はどこまで振り切れるのか」という点を浮き彫りにしていきます。正気と狂気を行きつ戻りつ……田村役・船越英二の演技は、まさに名演の領域。受け継がれる靴、生者と死者(&境界にいる者)の表現等々、市川崑流の“見せ方”にも唸るはず。

同様の原作を基にした塚本晋也監督版(2015年)と比較しながら鑑賞するのもありだと思います。語りで見せているのか、映像で見せているのか。俯瞰的なのか、没入的なのか――両監督が何を重視したのかがきっとわかるはず(ちなみにラストも少々異なっているんです)。ひとつだけ断言できるのは、両バージョンともに反戦映画の傑作であるということ。相当ヘビーですが、目を背けてはならない光景が広がっています。

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「宇宙人東京に現わる」
「宇宙人東京に現わる」

■「宇宙人東京に現わる」

1956年製作/87分

【作品概要】
 岡本太郎がデザインした星形の宇宙人のインパクトあるビジュアルで知られるSF特撮映画。世界中にUFOが到来し、東京にもその姿をあらわした宇宙人・パイラ人の真の目的とは―。小国英雄が脚本、島耕二が監督。撮影は渡辺公夫

▼見どころ 岡田寛司

まずは、とにもかくにも岡本太郎デザインの「パイラ星人」を愛でて頂きたい……! ヒトデ形&胴部分に大きな一つ目。「侵略か?」と思いきや、地球の危機を察知してやって来てくれた友好的な宇宙人なのです。特殊な装置を使って地球人に変身することも可能。この“変身シーン”が創意工夫を凝らされていて良いんです。変身後は、人間ではあり得ない能力を発揮。めちゃくちゃ跳躍して、瞬間移動なんかもしちゃいます。

根底にあるテーマは、被爆国・日本による核兵器廃絶への思いと未来への期待というもの。そこに新天体“R”の地球接近によるディザスター映画的な要素が加わっていきます。「地球最後の日」「ディープ・インパクト」なんて作品を思い浮かべましたが、実は「ドント・ルック・アップ」っぽさもあるんです。天変地異の描写はスペクタクル感満載なので、そこだけでも十分楽しめると思います。

>>【「宇宙人東京に現わる」を今すぐ見る!】


なお購入者の中から抽選で、市川雷蔵主演「大菩薩峠」復刻版ポスター(半裁サイズ/非売品)が30名、若尾文子主演「赤い天使」4Kデジタル修復版ブルーレイが3名の合計33名にプレゼントが当たる。詳細はシネマ映画.com特設ページにて。
※作品を視聴するには「シネマ映画.com」の会員登録が必要です。

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