国内映画ランキング : 2019年6月29日~2019年6月30日
映画ランキング : 2019年7月1日発表(毎週火曜更新)
全国週末興行成績:2019年6月29日~2019年6月30日 (全国動員集計)興行通信社提供
順位 | 先週 | 作品 | 公開館数※ | 上映週 | |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 370 | 4 | ||
2 | 初 | 352 | 1 | ||
3 | 2 | 327 | 2 | ||
4 | 初 | 233 | 1 | ||
5 | 5 | 362 | 5 | ||
6 | 7 | 126 | 3 | ||
7 | 4 | 349 | 3 | ||
8 | 初 | 244 | 1 | ||
9 | 6 | 323 | 7 | ||
10 | 初 | 143 | 1 |
※ファーストラン時点、映画.com調べ
「アラジン」V4、2位「スパイダーマン」、4位「アンパンマン」は前作上回る好スタート
6月29日~30日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。6月最後の週末は4本の新作がランクインしたが、首位はディズニー「アラジン」が4週連続でキープ。週末2日間で動員61万1000人、興収8億7900万円を稼ぎ、前週末比88%と驚異的な興行を展開している。累計動員は504万8500人、興収は72億1720円を突破。2017年に公開され、最終興収124億円を記録したディズニーの実写映画「美女と野獣」の4週目週末を大きく上回っている。IMAXや4D上映も人気で、最終興収100億円も現実味を帯びてきた。
新作「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」は初登場2位。同作はトム・ホランド主演「スパイダーマン ホームカミング」の続編で、「アベンジャーズ エンドゲーム」後の世界を舞台に、高校生のピーター・パーカーが真のヒーロー、スパイダーマンとして成長していく姿を描く。28日より全国818スクリーンで公開され、土日2日間で動員46万0340人、興収6億9856万1400円をあげた。これは17年7月に公開され、最終興収28億円を記録した「スパイダーマン ホームカミング」の興収比156%の成績。公開3日間では動員66万9304人、興収10億0994万9700円を記録し、最終興収40億円超えが見込める好スタートを切った。
3位は「ザ・ファブル」。週末2日間で動員16万4000人、興収2億2700万円をあげ、累計動員は70万人、興収は9億円を超えた。
新作では他に、「それいけ!アンパンマン きらめけ!アイスの国のバニラ姫」が4位にランクイン。やなせたかしが生み出した国民的キャラクター、アンパンマンの活躍を描くアニメの劇場版31作目で、やなせたかし生誕100周年記念作品となる。28日より全国233スクリーンで公開され、土日2日間で動員10万4826人、興収1億2551万2500円をあげた。この成績は、昨年6月に公開され、歴代最高の最終興収6.5億円を記録した前作「それいけ!アンパンマン かがやけ!クルンといのちの星」の興収比104%。6月30日は全国的な悪天候にも関わらず、一日で興収7000万円を突破し、映画「アンパンマン」の興収日計の歴代最高記録を樹立した。公開3日間では動員11万4901人、興収1億3706万7500円を記録しており、前作超えが期待できる出足となっている。
「今日も嫌がらせ弁当」は8位に初登場。ブログから書籍化もされて人気を集めた同名エッセイを、篠原涼子と芳根京子の共演で映画化したもの。28日より全国244スクリーンで公開された。韓国のシム・ウンギョンと松坂桃李が主演した社会派サスペンス「新聞記者」は、全国143スクリーンで公開され、10位スタートとなっている。
2019年7月1日更新 和田隆