国内映画ランキング : 2018年2月3日~2018年2月4日
映画ランキング : 2018年2月5日発表(毎週火曜更新)
全国週末興行成績:2018年2月3日~2018年2月4日 (全国動員集計)興行通信社提供
順位 | 先週 | 作品 | 公開館数※ | 上映週 | |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 334 | 2 | ||
2 | 初 | 213 | 1 | ||
3 | 初 | 296 | 1 | ||
4 | 2 | 348 | 3 | ||
5 | 4 | 317 | 3 | ||
6 | 5 | 377 | 8 | ||
7 | 3 | 284 | 3 | ||
8 | 初 | 127 | 1 | ||
9 | 6 | 369 | 5 | ||
10 | 7 | 320 | 8 |
※ファーストラン時点、映画.com調べ
「祈りの幕が下りる時」V2、「羊の木」は2位、「不能犯」3位スタート
2月3日~4日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。2月最初の週末は3本の新作がランクインしたが、「祈りの幕が下りる時」が2週連続で首位を獲得。土日2日間で動員13万6000人、興収1億7700万円をあげた。平日の稼動もよく、累計動員は58万人、興収は7億2200万円を突破している。
「紙の月」の吉田大八監督の最新作「羊の木」は2位に初登場。作品は、錦戸亮を主演に迎え、同名コミックを実写映画化したヒューマンミステリーだ。全国213スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員9万5000人、興収1億2900万円を記録。これは2014年に公開され、最終興収15.1億円を記録した錦戸主演「抱きしめたい 真実の物語」の興収比46.7%の成績で、まずは興収10億円が当面の目標となりそうなスタートとなった。
3位には「不能犯」が初登場。人気コミックを松坂桃李主演で実写映画化したサスペンススリラーだ。2月1日のサービスデーから全国269スクリーンで公開され、土日2日間で動員9万3000人、興収1億2800万円と「羊の木」と僅差の成績。これは昨年公開され、最終興収14.8億円を記録した松坂主演「キセキ あの日のソビト」の興収比55%だが、公開4日間の累計動員は15万7000人、興収2億0400万円を記録。興収10億円が見込める出足となっている。
第90回アカデミー賞の6部門で7ノミネートされた話題作「スリー・ビルボード」は、全国127サイトという公開規模ながら8位スタートを切った。3月4日(現地時間)開催の同賞授賞式で作品賞ほか主要賞を獲得できれば、息の長い興行になる可能性はある。
なお、4位「ジオストーム」は累計興収が9億円、6位「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」は72億円、9位「キングスマン ゴールデン・サークル」は15億円、10位「8年越しの花嫁 奇跡の実話」は26億円をそれぞれ突破した。
2018年2月5日更新 和田隆